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★ダンジョン98

なんとか三日目……

ストック減ったなぁ(笑)


 気合を入れなおしたら後は動くだけ。


「よし、あと少しもうちょっとだけ頑張ろう」

「ええ、がんばりましょう」


 小さく頷いて行く支度をしっかりと。

 サイドポケットの回復薬の確認に紫のビンや青のビンも使えるように取り出しやすい位置に。そして木刀を腰に戻していざ出発。


 三十五階は入り口から歓迎をまた受けることに。

 降りてすぐの部屋はスケルトンの音が聞こえます。


 カタカタカタカタ


 まだ一歩目を踏み出していないので安全なのですが、スケルトンが居ることには変わらず。どうにかならないかと少し待ってみますが、カタカタと音を鳴らしながら部屋の中を徘徊中。多分へ屋を出ることはなさそう。


「待っていても仕方ないし、戦おうか」

「ですかね」


 木刀を腰から抜いて構えて出来るだけ隙を窺う事に。

 今は距離が離れていてこちらを向いているのですが、部屋を徘徊しているのでこちらに背を向ける事も勿論あります。そしてかなり近くを通る事も。

 降りてすぐで勢いをつけたい所でしたがぐっと堪えて隙が出来るのを待ちます。

 少し待っているとその時はすぐにきたみたい。

 結構近くへ来たスケルトンは後ろを向いて完全にこちらが先制攻撃を取れる状態に。


「よしっ」


 今だ!と足に力を入れてグッと駆けてスケルトンとの距離を縮めます。

 後ろを向いていたにもかかわらずスケルトンは反応して来たのですが、いきなりの事でその反応は遅く。ですが、腕の骨を刀の形にして臨戦態勢に。

 今までは弱点の頭ばかりを狙う様に戦っていたのですが、あの腕の刀の切れ味はローブを切られた覚えがあるので危険を忘れる訳も無く。腕の刀は危険という事で狙いはまず腕にします。

 駆けた勢いがあったのでそのままの袈裟切り。腕を狙って勢いよく振り下ろします。

 刀になりかけたような状態の腕にこちらの一撃がしっかりと当たって骨をバラバラにしながら腕と肋骨などを地面に転がします。

 すると頭だけがしっかりと浮いている状態に。

 カタカタカタカタと音を鳴らすと結構な速さで骨は頭蓋骨に集まる様に動いてきます。


「させないっ」


 浮いている頭に追撃を。

 横薙ぎを加えると集まっていた骨がピタリと止まって倒せた様にも見えますが、こちらに油断は無く。

 吹き飛んだ頭蓋骨を追いかけて更に追撃。

 突きの一撃を頭に叩き込むとバラバラだった骨も煙になって消えていきます。


「ふぅ、とりあえず倒せたかな」

「ですね」


 落ちた魔石を拾って回収すると、部屋はとりあえず安全に。

 三十五階のスタートはいい感じにスタートを切れた気がします。


「さて、どっちに行こうかね?」

「どうしましょうかね?」


 精霊と話しながら方向を決めるととりあえず手近な通路に入る事に。

 運よく通路内で敵と合う事も無くサクサクと進めます。


「木刀は出したままなのですか?」


 通路を進んでいると精霊が聞いてきたので、


「あー、一応ね。ほら、油断しない為にもね」

「なるほど?」


 木刀片手に通路を越えると新しい部屋。

 部屋の広さは今までとあまり変わらないのですが、中々草が多く見えます。


「ウィードばっかり?」

「ですね。ある意味モンスターハウスの様なモノですね」


 部屋の中にアイテムも見当たらず。等間隔とまではいかないのですがあちらこちらに草が生えている状態。

 そしてそれに釣られるように別の通路から来るのはロップイヤーラビットとスリーピングシープ。

 ただまだ攻撃を受けていないのかこちらに敵意を示す感じにも見えません。


「中々厄介だからさっさと抜けたいね」

「それがいいでしょうね」


 歩いているとウィードが足元を攻撃してくるので戻るのも選択肢にあったのですが、そのまま進むことに。

 通路は二本あるのですが、こんな状態というのもあってさっきと同様に近くの通路に向かう事に。

 幸いなことにロップイヤーラビットとスリーピングシープはもう一本の通路の方から来ているので距離は離れています。足早に近くの通路へ向かったのですが、やはりウィードが邪魔をしてきます。


「足元を狙ってくるね」

「気をつけて下さいね」


 出したままの木刀を使って何かできればいいのですが、魔法しか効かない事を理解しているので風を纏わせて切る事に。

 いつも通りに風を想像してすぐにそれを確定させます。


「風っ」


 木刀にビュオォと風が纏わりついて木刀はこれで魔法と同等に。

 木刀で撫でる様にウィードを払うとそれだけでウィードがある程度こちらに近づいてこなくなります。


「微妙に倒せないね」


 ある程度撫でるような攻撃を受けるとスッと引いて行くので止めが刺せない感じ。

 多少のイラつきを覚えながらも進んで行くので後少しと通路が見えて安心してしまったのが良くなかった模様。

 いきなり横から草がわっと来て足が取られます。

 ただ取られたのは片足だったので何とか逆の足で踏ん張れたと思ったのですが、そこにあったのは罠。


「え?」


 強い光が足元からでて目を開けたらそこはモンスターハウス。


「雅っ、気をつけて下さい。反省は後ですっ!」


 精霊が語気を強めて言ってきたのですが本当にいいタイミング。

 反省や後悔を感じていたのですが後にして欲しいと言われたのですぐに気持ちを切り替えられます。

 目の前にあるモンスターハウスは色々と違いだらけ。

 さて、何とかしないといけません。






いつも通りの時間にもう一本

読んでいただきありがとうございます

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