★ダンジョン95
という事で、本日二話目
ジャ〇プとマガジ〇を作者はかれこれ二十年以上(笑)買い続けているのですが
良い所での来週に続くは心惹かれるもので
いつかやってみたかった……ので、少しだけ叶った様な気がするのですが、ちゃんと出来ていたでしょうか?
自分の文章なので判断が難しい所
変だったら気軽にどうぞ言いつけて下さいな
「雅っ!!!」
精霊の声が耳にしっかりと聞こえて。
自分の行動は勿論生きるための行動。
走馬燈のようなゆっくりの時間だったので頭の中で想像するのは意外と難しい事ではなく。
生きるためにも必要だったのは魔法。
「炎刀っ!」
魔法は言葉で確定させれば即座に出来あがるもので。
痺れてしまった右手ではなく左手に。
赤く燃える一振りの魔法の刀が自分の目の前に左手の持ち手の部分からどんどん伸びる様に出来上がります。
同じ瞬間にロップイヤーラビットがこちらの胸に向かって勢いよく飛んできます。
左手をそのままグッ押し込んでいくと炎刀はロップイヤーラビットの頭へ抵抗を感じることなく進みます。
ロップイヤーラビットの鈍く光る鋭い耳も同じくこちらの胸にしっかりと突き刺さっていきます。
どちらも一歩も引かない状態ですが、運はこちらに向いていた様。
胸にしっかりと刺さる痛みはかなりのモノでしたが、殆どなかった左手への抵抗がすっと無くなる瞬間が。
物理的なモンスターではありますが、魔力で出来ていることもあって倒した瞬間に煙になって魔石を落とすのはいつもの事。
「雅っ!大丈夫ですか!?」
「ギリッギリ大丈夫」
思っていたよりも危ないかなと思ったのは二か所突き刺さっているのを自分の目で見てしまった事。
かなりの痛みがあるのですが、ちらっと見えたのは真っ赤な自分の胸。胸と言うより心臓が見えてしまっているように見えます。
「すぐに回復薬をっ!」
武器を持たない状態が危ない事は分かっているのですが、とりあえず魔法を解除して、急いでサイドポケットから一本持って来たラベル付きの緑のビンを飲みます。
すぐに胸にあった傷は綺麗に。元の様になにも無かった状態に見えるのですが、チクチクとした痛みが残ります。
「回復薬飲んだけど、まだ痛いな」
「それでしたらピーチボーイを倒した時のものも飲んでください」
「あー、回復薬だって言ってたね?」
「ええ。そんな事はいいから、早くっ!」
精霊が結構焦っているのは少しだけ新鮮で。
すぐにもう一本を開けて飲むと、全ての痛みも無くなってしっかりと回復しきった様子。
「ふぅ。コレ美味しいね。桃の味だ」
「味はいいので、痛みは?」
「大丈夫。ふぅぅ。危なかったねぇ」
「危なかったねぇじゃありませんよっ!」
かなり怒っている事が凄くわかります。
「油断しましたね?」
「そんなつもりはあまりなかったんだけど、まさかカウンターが来るとは思っていなくて」
「かなり、かなり焦ったんですからね」
「うんうん。分かったから」
精霊がものすごく心配してくれているのはよくわかっているのですが、それは精霊を見ても分かるほど。というのも精霊が涙を流しているのを見た事が無いのですが、今の精霊はぽたぽたと涙をこぼしているから。
「うぅぅぅ、よがったぁぁ」
「うんうん、ありがとうね」
指令を胸に抱いて赤ちゃんをあやす様に抱いてあげると涙はより一層流れている様子。
泣き止むまでそれほど時間がかかることなく。
精霊も泣き止んだのでとりあえず行動再開。落ちたままの魔石を拾って、リュックに仕舞いながら落ちた木刀も拾います。
「いやぁ、本当に危なかったね」
「そもそもあの魔法は何ですか?」
「アレ?この前精霊が一人で練習していたからこっちも一人で練習していた魔法だよ?」
そう。練習していた魔法。
まあ成功したことが今までは無かったのでぶっつけ本番のような状態だったのですが、成功したし心配させる必要も無いのでこれ以上は言えないところ。
「元々は木刀に属性を纏わせる練習をしていたんだけど、前にも言った通り木刀に火を纏わせるのは難しいでしょ?で、色々と考えた結果纏わせるのが無理ならそれごと作ればいいかなって?」
「そういうことですか。まあ、とりあえず話をしたいので先に階段を探しましょう?」
「そうだね」
という事で休憩終了。
まあ、精霊が泣いていたので逆にこっちがどんどん冷静になってしまっていたので今はまだ少し恐怖が近くない感じ。
通路の中での戦闘だったのでそのまま抜けると次の部屋。
階段は見当たらず。代わりに使ったばかりの緑のビンのアイテムを見つけたのでサイドポケットへ入れます。
「そういえばさっきのロップイヤーラビットなんで攻撃して来たんだろうね?」
「絶対ではないですけど予想は立てられましたよ」
「教えてくれる?」
「ええと、スライムが見つからなかったので水滴を攻撃としてロップイヤーラビットが反応していた可能性がありますね」
「あー、そう言えば通路で音はしたのにいなかったね」
「ええ、多分ソレが原因かと」
もしその通りだとしたらかなり厄介な事。
見た目は可愛くてもやっぱりモンスターだと分からされる出来事になりましたが、とりあえず無事に先に進める事に。
新しい部屋には他に敵もおらずアイテムも無かったのでまた通路へ。
通路にはいると今までとは少し違う感じ。
「通路が狭い?」
「いえ、そんな事は無いと思いますけど?」
「気のせいか」
とりあえず早く階段を見つけてゆっくりしたい所です。
今回も読んでいただきありがとうございます
目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです
誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません
改めてありがとうございます
毎日投稿頑張ります




