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★ダンジョン69

 敵の残りは四匹とモンスターハウスの殆どを攻略したのですが、油断は出来ません。


「さくっといけるかな?」

「そうもいかないみたいですよ?」


 精霊の言う通りで、二匹のストレイキャットがどうやらやる気を出した様子。

 尻尾をグルグルと一匹が回し始めたので、直線状から逃げるともう一匹がこちらへ爪を立ててきます。

 引っ掻き攻撃はこちらが思っていたよりも爪を伸ばしていたようで、ローブをかすめますがダメージとしては無し。

 木刀でけん制をするように横振りをするとバックステップで綺麗にストレイキャットは避けていきます。


「素早いね」

「当てるには身体強化が必要ですね」

「だね」


 ストレイキャットの一匹が尻尾を回すのを止めると、尻尾の先には火の玉が。

 それを投げつけて来るので横へ避けると、追撃をもう一匹が。

 それも何とかバックステップで避けます。

 相手の攻撃がおわったので次はこちらの番と、木刀を振るとそこに出て来たのはダストボックス。

 ストレイキャットまでもが共生関係とは思っていなかったので、こちらとしては焦るばかり。勿論光を纏っていなかったので一撃で倒せることなく、そこへダストボックスが移動してきます。


「また、厄介な」


 ストレイキャット二匹だけでも面倒なところへ、ダストボックスが参戦してきます。

 となれば、やらなくても分かるのはサインボードもこちらを見ている事でしょう。


「魔法は掻き消すつもりかもしれないけど、身体強化だったら問題ないかな」


 近くにいたストレイキャットは後ろへ飛び下がって、二匹共に尻尾を立てると魔法でけん制してきます。

 どちらもそれほどの速さではないのですが、二匹で四つの火の玉を交互にこちらへ向かって投げて来るので、左右へ避けます。

 連続攻撃を何とか避け切ったと思ったところ、追撃でまた火の玉を投げてきたのですがコレも簡単に避けられると思ったのですが、いきなりそこにはサインボードが居ます。


「えっ!」


 横に避けようとしたところにサインボードが居て当たりそうになるとそれを阻止する様にダストボックスが移動して来て、気が付くと端へ追いやられています。

 流石にこれはもう避けきれないと諦めて右手をあげてローブで火の玉を防御。

 ダメージは受けましたが、ココまで寄って来たので逆にチャンスと木刀を横に薙ぎ払い、それをギリギリサインボードに当る様に調整します。

 それを理解しているのかダストボックスが中身で防御しようとするので、


「光っ!」


 木刀に光を纏って、振りぬくとしっかりとダストボックスの中身へヒット。煙になって魔石を落として、そのままの勢いでサインボードにも一撃が入ります。


「よし、これであとはストレイキャット二匹だけ」


 最初は狭かった部屋も魔石がコロコロ落ちている結構広い部屋の状態に。

 残るはストレイキャット二匹なのですが、微妙に距離があるので相手の魔法が厄介。


「後は一気にやろうか」

「それがいいでしょうね」


 魔法を避けて、言葉で確定させるのは「身体強化」で、その勢いで一気に倒したい所。


「身体強化」


 魔法を唱えたら、ギアが二つ位上がる感じでグッと足を溜めて蹴ると良いスピードで一気にストレイキャットへ。

 それにビックリしてなのか、ピタリとストレイキャットは二匹とも足を止めたので、ココがチャンスと一気に両手で捕まえて尾の付け根をコンと叩いて二匹とも煙に。


「ふぅ、なんとかなったかな?」

「ですね。後は魔石を回収してこの部屋を抜ければ二十八階ですね」


 部屋には今までに戦っていたダストボックスとサインボード、そしてストレイキャットの魔石がゴロゴロ落ちています。

 拾ってみると十五個も。

 モンスターハウスだけあって大量に敵も居た様子。


「おっ、あれは?」


 端の方にアイテムが落ちていたので拾ってみると、腕輪が一つとローブが一つ。

 ありがたく拾ってもう一度全体を見回して、なにも落ちていない事を確認。


「次の階に行こうか」

「ですね。っと、その前に回復は大丈夫ですか?」

「あー、火の玉ね見た目と違ってローブがしっかり防御してくれたようで……ホラ」


 防御したところを見せるとすっかり元通りになっていて、自分もダメージを受けていない事を示せます。


「因みに、次の階は何が出るの?確か階段と違ってすぐに落とされるよね?」

「ええ。次の二十八階は二十七階とほとんど変わらずですね。スパイダーにビーそしてスネークとスライムです」

「スネークが居るんだ」

「ええ、スパイダーも居ますし結構厄介です」

「まあ、なんとかなるでしょ」

「ですかね?」


 確認も出来たので先に進むことに。

 部屋の端に青く光る魔法陣があるのでそれを踏めば通常の階層にもどります。


「さて、二十八階。頑張っていこう」


 降りてすぐの部屋は運が悪くビーが居て、スパイダーも見えます。

 ただこちらにはまだ気が付いていない様子なのですぐ近くの通路にすぐに逃げ込みます。


「嬉しくない歓迎だね」

「ですね」


 さて、毒やら麻痺やらを持っているモンスターだらけの二十八階。

 どうやって攻略するか考えながら進むとしましょう。




今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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