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肉団子

大豆料理はやはり今日に持ってこられず


明後日までには……


乾燥大豆だし、大丈夫ですよね?

 今朝はいい感じの寝起きで。

 寝起きがいいと動きやすいもので、朝食までパパッと過ぎていきます。

 そして調子がいいという事はお昼も悩まずに思い浮かびます。


「今日のお昼は肉団子にしよう」

「お昼が決まったのです?」

「うん。ちょっとここ数日ワインを使うモノが多かったから和食や中華にしようかなって思っていたら、すぐに思い浮かんだんだ」

「それはいいですね。あ、少しお手伝いを調理もした方がいいですか?」

「あー、調理はまだ無理しなくてもいいかな」

「こう見えてもいつも見ていたのでそれなりにお手伝いは出来るはずですよ?」

「あ、いや、別に手伝ってくれるのは嬉しいけどお昼のサーブも手伝ってくれているから、一気にあれこれやって疲れちゃうのも問題だしね」

「雅は雅なりに色々と考えてくれているのですね?」

「まぁ、ね」


 実は言えなかったのは精霊の手伝いに上手い指示が出せるか不安だったというのもあって。

 マスターの元で色々な経験を積ませてもらっていた時に、こういう話も勿論していて。一人でやれるようになるのも大事だが人を上手く使う事が出来るようになるのはまた別の感覚が必要と教わっていまして。

 一人で今まで調理をしてきているので、どの位精霊にお願いしていいのか、またどのぐらい自分がやらなければいけないのかという境目が上手く図りきれていないのもあります。

 今週からお水やおしぼりを手伝ってくれているのは調理とは別の範囲なので問題が無いのですが、いざ調理となるとまだどこまで任せていいのか自分でも上手い事で切る気がしません。

 その辺りを説明できなかったので、何とかうやむやに。


 精霊もゆっくり朝食をとっている間にお昼の肉団子の支度とご飯を炊きましょう。

 先にご飯は水に浸して、タイマーをセット。後は時間になってアラームが鳴ったら炊飯を。

 メインの肉団子は野菜の支度は後回しにして、肉団子から作って行きます。

 使う材料は豚のひき肉。

 パン粉、酒、砂糖、醤油、そして生姜のしぼり汁とおろしたものをひき肉に一緒に混ぜ合わせていきます。

 ここで大事なのはしっかりと豚肉を混ぜ込んで、少し粘り気を出す事。

 粘り気が出て来ると形作るのも楽なので、しっかりと練ります。

 しっかりと練ったら、スプーンを使って団子状の大きさに。これを油でしっかりと揚げていきます。

 大体四、五分程度中までしっかりと火が通って揚がったら肉団子は完成。


「コレは味見が必要な奴ですね?」

「いや、味見する必要ないけど?」

「こんなに美味しそうに出来立てがあるのに?」

「……朝ごはん食べたんだよね?」

「食べましたが、出来立ては別腹です」

「そんな言葉きいたことが無いんだけど?」

「私が言っているだけですから。ささ、お一つ下さいな」


 きびだんごを渡すような感じで、精霊に揚げたてを一つ。ついでに自分も口へ一つひょいっと放ります。


「あふい(熱い)」

「ほれは、………おいひいけど…………あふいでふ」


 何となく言いたい事はお互いに伝わるもので。

 美味しいけど熱いと精霊がっているのも分かります。味としてはほのかな醤油の味と生姜の味でちょっと物足りない感じですが、これぐらいが逆に丁度いい。

 揚げたものは油を切ってバットの上で休ませている間にメインの他の具材を準備。

 ニンジン、タマネギ、パプリカは赤と黄色、シイタケ、ブロッコリーと野菜も色々な色を。

 ニンジンは皮を剥いて乱切りに、タマネギも皮を剥いて食感が楽しめる様にこちらも大きくざく切りに。パプリカは中の種を取ってニンジンと同じく大きめに切りそろえて、シイタケは石突を落としてから数枚にそぎ切りに。ブロッコリーは一口大にカットして、塩ゆでをして後は食べられる状態に。

 野菜もすぐに食べられるように一度油通しをしてあげると後が楽。


「雅ぁ、少し作りませんか?」

「どうしたの?」

「見ていたらお腹がグーグーなりまして。食べたくなってきました」

「少な目の一人前でいい?」

「是非っ!」


 という事で、精霊の分を先に一回作ることに。

 白いご飯やスープはまだ作っていないのですが、おかずだけでも十分美味しいハズ。

 フライパンにゴマ油を敷いて、最初に火に入れるのはニンジンから。

 油通ししていても結構硬い事があるので、箸などで触って硬くなっていない事を確認して、他の野菜も入れていきます。

 この時にブロッコリーだけは火を入れすぎると色が悪くなりやすいので最後まで待機。

 パプリカ、シイタケ、タマネギを一緒に炒めて肉団子も一緒に軽く温める様に炒めます。

 そこへ合わせ調味料を。

 合わせ調味料は、水、砂糖、酢に醤油と隠し味のケチャップを混ぜたモノを用意して、炒めている所へ入れます。

 少しばかりツーンと鼻に来る香りを楽しみながら、全体を混ぜ合わせてから水溶き片栗粉でとろみをつけます。

 とろみの強弱はお好みで。

 今日は少し強めに僕としてはとろみをつけたい所なので、いつもよりは気持ち強めにとろみをつけて最後に忘れちゃいけないブロッコリーを入れて数回煽って出来上がり。


「野菜たっぷりの肉団子、出来上がり」

「おおおおおお、思っていた以上に美味しそうです」

「それは良かった。じゃあ、スープを作るから端の方でゆっくりどうぞ」

「ええ、ええ。いただきますー」


 精霊は小さな体のまま自分の分のお皿を持って、端の方へ移動すると箸で器用に食べています。

 その顔はかなり笑顔で。作ったこっちがうれしくなるほどの顔つき。


「さて、スープは何にするかな」


 お昼までもう少し。

 スープは何にしましょうか?





今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります


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