★ダンジョン61
早いもので?七か月
いつも読んでいただきありがとうございますm<__>m
日常(料理パート)とダンジョン探索のおかげで作者も楽しく書いています
どうぞこれからもよろしくお願いします
精霊が選んだ道は斜めの道。
通路にリンゴも落ちていなければ、モンスターの音も聞こえず。
進んでいくとこの道もそれほど長くなかったのかすぐに部屋へ。
「この部屋も結構罠があるね」
「そうなのです?パッと見た感じアイテムはなさそうですね。うーん、階段があるような気配がしたと思ったのですけどねー」
「外れちゃったね」
「ですねー」
すぐに見つかるとは思っていなかったので想定内。
アイテムも無いので先に進むことに。
そして道はまた三本分かれています。
「こっちの方から歩いているから……戻らない方向だとこっちかな?」
今来た道から真っすぐにまた斜めに進める道があるのでそれを選ぶことに。
通路に進んですぐ、リンゴが生っている木があったのですが勿論スルー。
そしてそのまま進んだ先の部屋には待望のアレ。
「階段ですね」
「あったね」
「やっとご飯ですー」
「いや、戻ってもすぐにご飯じゃないけど?」
「では、屋台で何か買ってください。お腹がペコペコです」
「とりあえず階段に入ってからね」
通路を抜けた部屋には階段があったのですが、さっと見回してアイテムはなさそうなのですが、モンスターは居た模様。
「最後の最後にビートルですか」
「どうしよう?魔力もあるし戦う事も出来るけど」
「魔力があるのでしたら、魔法でドーンとやっちゃってください」
「ドーンとはならないかもしれないけど、やってみようか」
ビートルはこちらを認識してすでにやる気の様子。
スタッグビートル同様、羽を出してバサバサと勢いをつけた突進をしてきます。
ただ、魔力が残っていて使い切っていい状態なので焦らずにすぐに自分自身に「身体強化」を掛けて、横へ避けます。
ただのステップで今まで避けていたのとは違って、身体強化中のステップは鋭さが違います。シュッと避けたのをビートルは視認できなかったようで空中でピタリと止まってキョロキョロとこちらを探している様子。
勿論こちらもただ避けるだけのつもりは無かったので避けてすぐにビートルの間後ろへもう一度ステップ。
しっかりと背中を取れた状態になったので「身体強化」を解いて木刀に手を伸ばそうとしたのですが、途中で止めて魔法で倒す事に。
想像するのは土の槍。
右手を地面について、言葉で確定をさせます。
「アースランスッ!」
言葉の確定と同時に魔力が消費されるのが分かります。
地面からは六本の土で出来た槍が一気にビートルへ。多少の硬さはあったようですが三発目が当たったと同時に貫き始めて、四本目以降はしっかりと貫きます。
魔法が終ると、ビートルはやられたようで煙になって魔石を落とします。
その魔石を拾って、リュックへ入れたら今回のダンジョン探索は終わり。
「じゃあ、階段に入ろうか」
「ええ。お夕飯が楽しみです」
「その前にギルドに行くんだよ?」
「わかっていますよっ!」
階段に入ると白いいつもの場所。
少しだけ階段を降りると横道が出て来たのでそっちへ移動します。
「ご飯以外で何か言っておくことはある?」
「ご飯以外ですと……ないですね」
「じゃあもどってすぐにギルドへ行って鑑定と換金かな?」
「その後にご飯ですね?」
「そんな感じかな」
「何かあればこちらからは声を掛けますので、遠慮なく言ってくださいね?」
「分かっているって」
横道に入って魔法陣に乗ってクリスタルに触れるといつも通りに凄く眩しく光ります。
ギュッと目をつぶって、目が開けられるようになって目を開けるとそこはもう地上。
出口を出たらすぐにところに居るギルド職員さんがこちらへ来てくれます。
「お疲れ様です。ギルドカードを」
「はい。お願いします」
いつもの様に何をしているのかは分かりませんが、すぐにカードを返してくれます。
「お疲れ様でした」
「ありがとうございます」
挨拶を済ませたらそのままの足でギルドへ行って鑑定や換金を行う予定だったのですが、ギルドの周りには屋台が結構ありまして。そのお店達からのいい香りが食欲を刺激します。
精霊に言った手前、あまりお腹が減ったとは言いづらい所でしたが串焼きのいい香りに抗う事が出来ず。
「すいません、串焼き二本お願いします」
「はいよっ」
紙袋に串焼きを二本入れてもらってお会計をしてそれを持ったままギルドから少しずれた位置の建物の陰に。
「食べるよね?」
小さな声で言うと、精霊が勿論と耳元で。
串を手でもって精霊が先に一本食べたので次は自分。
甘辛のタレで焼かれた串焼きのお肉はバーベキュー味が近いのでしょうか?
食べ終わったのでこれで食欲も落ち着くかと思っていたのですが、思っていた通りにはならず、逆にお腹が更になる事態。
建物の陰から出て屋台のゴミ捨て場へ食べ終わった串と袋を捨てて隣のスープの屋台へ。
「麺入りのスープを大盛で」
「あいよっ」
スープのお店なのですが、フォーの様なうどんほどコシは無いのですが食べごたえのある細麺入りの野菜とお肉がぽつぽつと入ったスープを持ってもう一度建物の陰へ。
「半分こね?」
「ええ。こういうのも悪くないですね」
「だね。食べ終ったらギルドへ行こうね」
「ですね」
麺入りスープを堪能すると汁物だったのか結構胃に入った感じがしっかりとしたので食欲も一段落。
ギルドへ行って換金をしましょう。
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