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★ダンジョン51

 通路を進んだ先は部屋だったのですが、どうにも様子がいつもと違います。


「この部屋、アイテムが沢山あるな……」


 部屋にはアイテムがかなり一杯落ちています。

 ビンも色々な色が落ちていて、腕輪に鎧、剣もあって更に魔石も落ちていてそれはちょっと覚えのあるものに似ています。


「この乱雑な感じは……クロウの巣?」


 あっちは積み重なる様に置かれていますが、モンスターが集めたと言われれば何となく頷ける感じ。

 ですが、集めたモンスターがここにはいない模様。

 居ないのであれば安全という事で、さっさとアイテムを拾うとしましょう。

 ビンは緑が三つに青が二つそして紫が四つ。紫はすぐに投げられるようにサイドポケットで青と緑はいつもの取り出しやすい所へ。

 剣や軽鎧そして腕輪も二つあったので、リュックへ仕舞って。

 ついでに魔石も小が七つも。

 この部屋だけで一回分の取得アイテムと同じものが取れた感じです。


「ラッキーだったなぁ」


 全部拾って仕舞い終えたら、部屋を後にするのですが生憎とこの部屋は行き止まり。

 元に戻るしかありません。

 と、思っていたのですが、


「もしかして?」


 部屋はそれほど広くないので、木刀を腰から出して壁に当てながら通路が無いか確認をしてみます。

 ぐるっと一周等間隔で壁に木刀をコンコンと当てるだけの簡単な作業を繰り返してみると、音が変わる壁を発見。


「当たりだ」


 その壁はウォールゴーレムが作っているので、魔法で倒します。

 魔石を落とすのでそれを拾ったら、先に進みましょう。

 こっちの道もかなり長い道で、すぐに部屋に着く事は無く。

 通路は長いのでさてどうしたモノかと思っていると、前からモンスターが来た様子。

 というのも一本道なので先から音がしてくるのはモンスターが居るという事。

 嬉しくない事にこちらへ向かってきているので、木刀を構えて先に臨戦態勢に。


「音があるってことはスネークだよな?いや、ウォールゴーレムも動くのか?」


 居るはずのモンスターで音を出してこちらへ来ると考えると今の二択。バタフライの可能性も否定は出来ませんが、そう言う音ではなく明らかに歩いているような擦っているような音なので構えも中途半端な感じ。

 そして通路上でモンスターと遭遇したのですが、そこには見たことのないモンスターが。


「スケスケルトン?」


 骨系モンスターがそこに居ます。

 ただ、微妙に違うのは頭にバンダナを巻いて、片手に短剣を持っているという風貌。


 カタカタカタカタ


 骨を鳴らしたかと思うと、短剣でいきなり切りつけてきます。

 狭い通路なのでとりあえずバックステップでその一撃を避けます。

 すると、当たらなかったことにイラついてか追撃を仕掛けてきます。

 雑な切りつけだったので木刀で下から上へ切り払いを当てると、短剣は吹き飛んでスケルトン系モンスターがニヤリと笑います。


「気持ち悪いな……」


 武器が手元からなくなったのにニヤリと笑う素顔は骨で出来ているのですが、気持ち悪くスクワラルがしているようないやらしい笑み。

 いきなり抱きつくような動きでガバッと来たので下がりながら縦切りで距離を置きます。

 今度はそれでショボンとして、何とも表情豊かなモンスターなのですが後ろを向いて短剣を回収している様子。

 いい感じに出来た隙を逃す手も無いので前に出て頭へ追撃。

 スケスケルトンの時と一緒でいい太鼓をたたいたようなコーンと叩きがいのある音が。

 そのいい音と同時に骨は一気にバラバラになって地面へ崩れます。


「ふぅ、とりあえず一段落か」


 木刀でバラバラの骨をつつきますが何もなく。

 少し安心してしまったのが良くなかったのでしょう。

 いきなり手の形の骨だけが動くとリュックから緑のビンを抜き取ってそのまま本体にビンを使用。キラキラとエフェクトが発生すると一気に骨の形に戻ります。


「油断したつもりはないつもりだったけど、隙があったかぁ……」


 通路には回復した骨のモンスターがもう一度立ちはだかります。


「煙になって魔石を落とさないと倒せてないよなぁ」


 言いながら気を引き締めて、もう一度モンスターとしっかり戦うとしましょう。

 相手も馬鹿ではないのか、今度は短剣を構えてコッチをしっかり見てきます。


シュッ


 と切る様な動作から突く攻撃へ変わって来たのでバックステップで避けます。

 避けるのを見て嬉しそうにニヤァっと笑って更に突きを繰り返してくるので木刀の先の方ではたく様に攻撃を阻止しながらそれでも突きを止めないのでこちらも突きのお返しを。

 頭蓋に向けての一撃は中々いい感じでヒットした感触が。

 しかし、頭蓋が吹き飛んでも攻撃を緩めることが無かったのでこちらとしてはそれは誤算。

 突きの一撃が腕を掠ります。


「つぅ」


 吹き飛んだ頭蓋がふわりと浮きながら頭に戻るといやらしい笑み。

 何がそこまで面白いのかと思っていたら、突きをしていたのと反対の手には青いビンが。

 そのビンを頭のバンダナの所へ入れるとまた笑ってこちらを攻撃してきます。

 攻撃を避けるのでバックステップを繰り返していたようで、気が付けば後ろには壁が。


「え?あ、くそ倒したのに復活したのか」


 ウォールゴーレムが復活して部屋の入り口の壁に戻っている状態でバックステップはこれで出来ない状態に。

 諦めてやられるつもりもないので、攻撃に転じます。

 突きを避けて横払いで胴を薙ぎ、緩い切りおろしにカウンターを当てる様に切り上げを。

 胴と短剣を落としたので今度は油断なく頭蓋を滅多打ち。

 最初はバラバラになっただけでしたがそれでも止めることなく攻撃を続けると煙になって魔石を落とします。そして盗られた青いビンも落としました。


「ふぅ、こんなモンスターいるって聞いてなかったけど、もしかしたらあの部屋の主だったのかな?」


 後ろの壁の先にあったアイテムは今の敵が集めていたモノかもしれないと思いながらちょっと休憩を取るとしましょう。





今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります


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