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ニンジンとピーマンのしりしり

メリークリスマス(^^♪


いつも読んでいただきありがとうございます

 お客さんが帰ったら、ゆっくりとした時間。

 昨日は魔法を使ってジャーキー造りをしていましたが、今日はいつも通りに木刀作り。

 ついでに夕飯も考えないといけないところですが、まあ今終わったばかりで自分の分をコレから作るので夕飯は後回し。


「うーん、雅がこうやって食べているのを見ているとお腹が減ってきますね。何かありませんか?」

「今さっき食べたばかりでしょう?今は無いよ」

「ですよねぇ。何か飲み物で誤魔化すとします」


 そう言って、牛乳を取り出すとコップに器用に入れて飲んでいるのでそのまま精霊を気にせずに食事を終えたら洗い物。

 量はそれほど多くないのでサクサクと簡単に。

 洗い物が終ったら、いつもの草原へ木を持って行くとしましょう。


 風が今日も優しく迎えてくれて、作業するには丁度いい感じ。

 ここ数日結構な冷え込みを感じていたのですが、お昼過ぎにもなると日差しも柔らかで結構温かかった様子。

 切り株を椅子代わりにして木刀の形を整える作業を一気にやっていきます。

 この作業も慣れも出てきて結構素早く出来ているので今日も三本程形に出来ます。


「雅の魔法もどんどん洗練されていますね」

「どうなんだろう?自分ではあまりよくわからないけど」

「消費魔力が減っているはずですからソレで分かると思いますよ?」

「あー、言われてみると前よりも使えるようになっているのはそのせいなのかな?」

「ですね。それ以外にも息をして取り込んでいたり、レベルが見えないだけで上がっていたり、するのもあると思います」

「レベル上がっている?」

「上がっていると思いますよ。少しずつでしょうけど。出ないとダンジョンのモンスターがいつまでも一撃で倒せているのはおかしいですから」

「まぁ、そうだよね。あー、次の階の話をギルドに今度聞きに行くの忘れてた」

「ん?私が確認しているのにですか?」

「うん。精霊が頼りないのではなくて、自分でも調べないといけないかなーって」


 こればかりは本心で。精霊に頼りすぎるのも良くないというのもあってこの前ギルドマスターに聞こうと思っていたのですが、タイミングが合わずで会えなかったので今度またギルドによって聞いてみるつもりだったことを思い出します。


「中々大変だと思いますよ?」

「どういう事?」

「行けば分かるかと」

「ん、じゃあ行った時の楽しみにするよ」

「今日は木刀作りもサクサクですね。もう終わりそうですけど、この後は?」

「んー、少し魔法の練習というか六属性の玉をもう少ししっかりと維持できるようにしておこうかなって」

「それは良い事ですね。もうすぐ日も傾いてくるので夕飯も考えて欲しい所ですが、どうなっています?」

「夕飯は言われてみればまだ考えていなかったかも」

「それは良くないです。すぐに考えて下さい」

「考えるのはいいけど、リクエストは無いの?」

「リクエストですか?お夕飯で食べたい物?そうですねぇ……」


 そういうと精霊は一気に静かに。

 その間に木屑などを片付けて、木刀を揃えて持ちやすくして帰る支度を。

 慣れた作業なのでそれほど時間がかかる事も無くサクサクと作業は終わって、精霊の方を見てみると、なんというか少し赤い色に変色しているので声を掛けてみます。


「精霊、どうかした?」

「え?なにがですか?」

「いや、なんかいつもと色が違うというか、少し赤っぽいけど大丈夫?」

「いえ、色々と考えているといい案が出なくて。お肉も悪くないのですが、お昼がチキンだったのでお魚の方がいいかなーと考えて、そうなるとパンよりはご飯系?と麺類を省いてみたのですが、そうなると何ともいいモノが思い浮かばず」


 知恵熱?の様なモノなのでしょうか?

 精霊曰く問題ないとの事なので心配は必要なさそうですが、あまり考えすぎて凝ったものを作って欲しいと言われても困るのでパッと思い浮かぶものを作るとするなら、今の精霊の色の通りのモノが浮かびます。


「とりあえず、ニンジンシリシリでも作ろうか」

「ニンジンシリシリですか?」

「そそ。美味しいよ」

「ではそれを楽しみにしますが、お夕飯のおかずですよね?」

「まぁ、他にも何か作るけどね」

「それならば、まぁ」


 そんな感じで話をしていると、色もいつものような普通の色に。

 普通の色といってもスーパボールのような感じでずっと一色に固まっている感じではないのですが、赤い感じからはかわったので安全でしょう。

 優しく風に撫でられながらの扉までの道のりはかなりいい気分で。

 ペーパーカップにコーヒーやココアでも持ちながら飲み歩いたら凄く気分が良さそうな感じを思い浮かべますが、そうなると自分で作らないといけないなと思って意気消沈。

 そう考えてみるとなかなかこちらの世界は不便にも思えますが、魔法という便利なものもあるので、一概に不便ばかりが出るわけではなく。


 思い付くままにちょっと右手を上に向けて、少し小さめの水の魔法を考えて、


「ウォーターボール」


 言葉によって確定をさせて、出来上がったのは名前こそウォーターボールですが、形は円錐状。今さっき考え着いたままの飲み物を飲むような動作に合わせて作ったばかりのお水を飲んでみると、なかなかいい味。


「ん、お水でも十分美味しいな」

「珍しいですね。水分補給とは」

「ん、まぁね。なんか飲みたくなって」

「私も少しいいです?」

「どうぞ」


 周りに人気も無いので精霊とお水を飲んでそのまま扉を抜けて家へ。

 今日は南の扉の所に知り合いはいなかったので、軽い会釈だけで挨拶を済ませて家へ。


「さぁ、雅。ニンジンシリシリをお願いします」

「待って、待って。まずは手洗いうがいだよ?」

「うー、お腹が減っているのですー」

「わかったから。そう急かさない急かさない」


 外出の片づけを終えてから、作るのはニンジンシリシリ。

 ただ、それだけだとちょっと足り無さそうなので、具材は色々増やすつもり。

 シンプルに作るのであれば、他の具材を抜いても問題ないのでその辺りはお好みでどうぞ。

 使う材料はニンジン、卵、ピーマン、ツナ缶。

 もうニンジンシリシリじゃない感じですが、まあ精霊には言わない方向で。

 ニンジンは皮を剥いて千切りに。同じくピーマンもヘタを取って同じぐらいの千切りにします。

 どちらも量がいくらあっても食べられるような味付けにする予定なのでちょっと多いかなぐらいで大丈夫。その代わりしっかりと面倒でも細長い千切りにしましょう。もし包丁が苦手であればスライサーでも問題なし。

 ツナ缶の油を切って、その油でもってニンジンとピーマンを炒めます。

 オイルの香りが得意でない場合は普通にサラダ油やオリーブオイルでニンジンとピーマンをしっかりと炒めましょう。

 しっかりと炒められたら、ココから味付け。

 塩を振って、出汁を少量、醤油も少々と味付けを入れる時に一緒にツナ缶のツナも入れていきます。

 全体をしっかりと混ぜ合わせたら後は一気に仕上げ。

 溶き卵を全体に掛けたら蓋をして数十秒。

 まだ半熟ですが、これで出来上がり。

 もし卵が硬いものがよければしっかりと火を通せばオッケー。


「精霊、出来たよ」

「むぅ?ニンジンシリシリと言うのにこんなにピーマンも入っていていいのですか?」

「え、いや、あはは……」

「雅ぁ?」

「えーっと、ニンジンとツナぐらいでのもニンジンシリシリっていうけど、ついでにやっぱりほら、色合いがいい方がいいかなーって。あと、コレだとしっかりとした一品のおかずにもなるし」

「むぅ、そう言われると美味しそうに見えるので仕方ない所ではありますね」

「まぁ、食べて食べて。今ご飯は温めるから」


 と、何とか誤魔化して今日の夕飯の一品おかずの完成。

 ニンジンシリシリと言うよりはニンジンピーマンシリシリでしょうか?

 ニンジンが甘く、ちょっとだけにがく感じるピーマンとそれを繋ぐ卵の辛さ。そしてツナが旨味とバランスのいい一品。

 お味噌汁があれば完璧だったかな?

 そんな感じの夕食を今日は過ごしました。





祝ブックマーク200名突破

作者にとってとっても嬉しいクリスマスプレゼントになりました

ありがとうございますm(__)m


今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります


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― 新着の感想 ―
[一言] おお、おめでとうございます。 楽しく読んでます!
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