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★換金&焼肉

 そのままの足でギルドへ行っていつもの様に鑑定をお願いすることに。

 慣れてきたもので足はそのまま二階へ向かって、鑑定カウンターへ。


「鑑定物を置いてください」


 いつもの様にトレイを渡されたので、今回の戦利品を置いていきましょう。

 まずはビンで緑と青が二つそして紫と赤は一つ。武器は槍で防具はローブ。そして腕輪が一つ。残りは前の時に鑑定をしてもらっているので鑑定済のビンなので出す必要はなく。


「まずはビンからですね。緑は一つが水で一つが回復薬ですね。青はそれぞれ防御力アップとダウンですね。紫は毒で赤がヨウ素液ですね」


 回復薬は持ち帰りで、青も両方持ち帰り。紫の毒は投げる様で欲しい所ですが赤はいらないかな?

 そんな感じで考えていると、


「武器防具ですが、槍はブロンズランスでローブは厚手のローブですね。ただ、槍は呪われですねぇ」


 おっ、ついに呪われだったのか。装備するつもりはなく拾った時に全く違和感はなかったけど、なるほど呪われの武器も装備をしっかりするつもりじゃない限りは装備したとみなされないのか。よく見るとローブは持って来た時より少し厚さが出ているので鑑定によって正しい形になったのかな?なんというかこの鑑定のシステムはちょっと面白いなと思いながら、次の言葉を待ちます。


「最後に腕輪ですが、防御力ダウンの腕輪ですね」


 今回もダウン系で持っていても仕方なさそう。

 ビン以外は今回もすべて引き取ってもらう形になりそうで、話を進めるとしましょう。


「鑑定ありがとうございます」

「いえいえ」


 鑑定物を持ってそのまま換金をする為に換金カウンターへ移動します。


「換金お願いします」

「魔石は此方へ、他のアイテムはそちらのトレイへお願いします」


 今回は極小の魔石しかありませんが、塵も積もればなんとやら。各階で十数個ずつあるのでそれなりの量。そして自分では使わない赤のビンや武器防具に腕輪を換金してもらう事に。


「極小の魔石が四十五個ですね。ブロンズランスは呪われで、厚手のローブはサイズが合わない感じには見えませんが、結構いいモノですがよろしいのですか?」

「あー、ローブはコレがあるので大丈夫なんです」


 ドラゴンローブを触ると、納得顔で頷いてくれます。


「なるほどですね。あとは腕輪もですね。……魔石は銀貨四枚と銅貨五枚赤のビンが銅貨五枚でブロンズランスは銀貨三枚厚手のローブは銀貨十枚で腕輪は銀貨二枚ですね」


 換金カウンターの職員さんが銀貨二十枚程を準備して渡してくれます。


「あ、金貨の方がよかったですか?」

「いえ、銀貨の方が使いやすいので大丈夫です」


 換金が終ったらギルドに用は無くなるのですが、こういう時に居てほしい人が居ないもので、ギルドマスターに少し話を聞きたい気分でしたがキョロキョロと見回しても居なさそうなので今日は帰るとしましょう。


 そのまま家に帰ったのですが、


「ただいま」

「おかえりなさい」


 と、帰りの挨拶が終ったと思ったら、


「何処かで軽く食べなくてよかったのです?」

「別に構わないよ。さっきダンジョンを出る前に食べたじゃない?」

「アレだけでは足りませんよ」

「とはいってもねぇ?」

「前回のユッケ丼ではないですが、すぐに食べられるものがいいです」


 と、家に帰って来たばかりなのに精霊のお腹はそうではなかったようで夕飯の催促が。

 一応次回のダンジョンに向けての作ろうと思っていたモノがあるのでそれを作りながら夕飯も出来そうなので面倒ですが少しやりますか。


「じゃあ、買い物に行こうか」

「えー、家の食材でいいのでは?」

「別に構わないけど、使う予定はキラキラ肉だよ?」

「キラキラ肉がいいですっ!是非キラキラ肉で!!!」


 物凄い変わり身の早さを見た気がしますが、まあ本人もいいと言っているので買い物へ行きましょう。

 行くのは勿論東の市場。キラキラ肉の塊で少し大きめのモノがあればいいなと思うのですが、さてどうでしょう?


 市場は夕方前の賑わいでかなり人も出ています。精霊はすぐ近くにいるようですが会話は難しそう。

 人を少しかき分けながらダンジョン肉のお店に行きます。


「らっしゃい」

「ダンジョン肉の良い部分あります?」

「どの位だい?」

「そのブロックぐらいで」


 丁度いい位置に丁度いい塊があったのでそれを指さします。


「結構な量だが大丈夫かい?」

「ええ。どの位でしょう?」

「金貨一枚と銀貨二枚ぐらいか」


 結構な量を買うつもりなので仕方ありませんが、やはりいい値段。


「銀貨十二枚でいいですか?」

「あいよ」


 という事でキラキラ肉の塊を買えました。

 買えたらとんぼ返り。家に着いたらすぐに色々とやりましょう。


「お肉っお肉っ」


 かなりご機嫌な精霊は少し放っておくことにして、先に作るのはタレ。

 簡単で美味しくて使い勝手がいいので作り置きをしてもいいのですが、まぁ今回は一回で使い切りの量を作ります。

 使うのは調味料ばかり。

 醤油、砂糖、ゴマ油、酒、そしてリンゴに生姜にニンニクはすりおろして一緒に入れます。

 ついでにさらにおいしくしたいのであれば、ネギのみじん切りと白ゴマはすりおろしたモノを。すべて混ぜて軽く味見。少し濃い味ですがコレが丁度よくなります。


 買ってきたお肉をスライスしてその液につけて後は焼くだけ。

 簡単だけど美味しい焼肉のタレはこれで十分な一品です。


「今日の夕飯は焼肉―。残りのお肉はタレに漬けて乾燥させてジャーキーにするから無理して食べないでいいからね」

「いえ、あるだけ食べます」

「いや、だから次回のダンジョンで食べるジャーキーにするから……」

「食べます」

「ジャーキー無くていいの?」

「……少しだけ、残します」


 ジャーキーも気になるのか少しだけは残すつもりのようですが、とりあえずはこの後焼肉を。

 白いご飯とタレに漬かったお肉は相性抜群。

 ダンジョンの疲れも吹き飛ぶ贅沢な夕食を食べたら、少しだけ延長戦でジャーキーの仕込みもするとしましょう。

 仕込みのやる事は簡単でスライスしたお肉をキッチンペーパーなどでふき取って冷蔵庫などで乾燥させるだけ。あまり脂身が多くない方がいいのですがその足りはキラキラ肉のポテンシャルに期待を込めてみることにしましょう。





今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
[一言] いっぱい稼いで極上肉。凄いぞぉ!
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