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★ダンジョン38

 アントイーターを無事に倒せて、アントが襲ってきますがアントイーターよりも弱いので怖さも無く軽く一撃で。

 敵を倒せて丁度いいので一回身体強化を解くことに。

 その時に何かが一瞬横切った様な気がしましたが、キョロキョロと見回してもなにもおらず。


「どうかしましたか?」

「いや、何かが通った様な気がしたから」

「別に何もいませんけどね」

「だよね」


 気にしても仕方がないので倒したアントの魔石を拾って、軽く部屋を見回しますがなにも落ちているものは無く。


「この部屋もハズレみたいだね」

「ですね」


 運がいいのか悪いのか。この部屋は今来た通路ともう一本だけなので通っていない方の通路に行くことに。

 通路には相変わらずアントが居ますが、木刀で振り払えばいいので怖い事も無く。

 三つめの部屋に入ってさてそろそろお目当てが居たらいいなと思ったのですが、そこに居たのはウォーキングパームぐらい。

 身体強化を解いたままだったので木刀を引き抜いて居合の構えをして風の刃で横薙ぎ一閃。強化されていなかったようで防御されることも無くウォーキングパームも簡単に倒せます。


「おっ、あれは」

「腕輪ですね」


 落ちていたのは腕輪だったので拾って後ろのリュックへ。今までだと少し手間だった作業がサクサクできるのでかなりいい感じと嬉しい限りですが、お目当てのモンスターにはここでも遭えず。


「もしかして、言っていたレイディビートルってレアなモンスター?」

「レアという程ではないと思うのですが、ココまで見当たらないとその可能性もありますね」

「この部屋の形状からして、こっちの道は階段のある部屋だと思うから、そっちの道に行こうと思うけど」

「方角的にあっていると思いますから、ソレで行きましょう」

「で、一応そのモンスターを見てから階段を下りるでいい?」

「勿論です。出来れば雅に倒して貰いたいのですから」

「そうね。キラキラのエフェクトと同様に頭の上にレベルアップ!とか出ればもっとわかりやすくていいけど、まあゲームじゃないからそれもないからレベルが上がるかは分からないけど、経験値が多いだけで倒してみたいよ」


 最初の部屋から見えた通路は西、東、北の三本で最初に右要は東に進んで次の部屋は通路が北しかなかったので北へ向かってさらに次の部屋は西にしか通路が無いので今は降りた地点の北の通路を通った場所のハズ。となれば選択はこのままもう一度西の通路。

 ちょこちょこといるアントは倒してすぐにその魔石を拾ってウォーキングパームやアントイーターに食べられないように気をつけているのですが、やはりレイディビートルを見つけることは出来ず。

 五つ目の部屋に入ると先に見つかったのは階段。


「階段が見つかったね」

「あそこに青と紫のビンもありますよ」

「罠もあるね。気をつけないと」


 この部屋は階段もあるのですがその周りには結構な数の罠。なかなか底意地の悪いダンジョンの様相ですが、どれもこれも転移系ではなくダメージや状態異常の罠程度の薄い赤色なので少し安心。


「この部屋にもいないねぇ」

「居るはずなのですが、おかしいですね。ここから南へもう一部屋道は続いていますが……」

「とりあえず階段の位置は分かったという事で南の部屋にいってみよう」

「ええ!」


 今回は分かりやすい長方形の形だったようで、通路を抜けた部屋に到着。予想通りで東の方への通路があるだけなのでこれで二十階は全て見たことに。


「ゲームだとね」

「ん?」

「ゲームだと経験値の高いモンスターって凄く逃げ足が速かったり、倒しにくかったりするんだよ。だから、レイディビートルもそういう性質を持っている可能性があるんだけど、どう思う?」

「その可能性は否定できませんね」

「となると、モンスターがもう一度湧くのを待てば何とかなるかな」

「え?何とかなりるのです?」

「うん。ただ、いつも通り危ないから色々と注意はしないといけないと思うけど」

「その辺りは仕方ないでしょうね」

「だよね」


 精霊にコレからやろうとしている事話して、多分大丈夫だろうというお墨付きをもらったらすぐに行動に移します。


「一番良さそうなのはこの部屋か隣の最初に降りた部屋かな」

「ですね罠も少ないですし、階段から近いのでここが本当は一番良さそうですけど」

「本当はね。でも、何処で湧くか分からないからまあ狙っているモンスターが居た所でやってみよう」


 通路と部屋を何度か行き来するとモンスターがリポップする(再度湧く)ので見つけたアントをどんどん倒していきます。

 勿論危ないので魔石は即回収。

 二度目のアントイーターも近くにアントが居ればやはり怖い事なく。

 二度目のアントイーターは威嚇行動をさせる前にとっとととどめを刺して魔石に。

 そんな感じでぐるりと二十階をもう一周していると、お目当てのモンスターがリポップした様子。


「これで準備が整ったね」

「身体強化を忘れずにですよ」

「分かっているって。とりあえず周りにアントはいないのをもう一度確認して」


 そこに居るのはウォーキングパーム。

 レイディビートルと遭うためにも一肌脱いでもらうとしましょう。


 ウォーキングパームはリポップしてすぐなのでまだこちらを見つけられていない様子。

 そして幸いにも敵もある程度蹴散らしてからだったのでヤルことをするには最適な状態。


「早速やってみよう」

「ええ」


 リュックから取り出すのはいつも通りに魔石。記憶通りであれば一つ目で蕾が出来て二つ目で花が咲くはず。

 あまり近づいて二本の蔦で攻撃されるのも嫌なので少し離れた今の場所から魔石を一つ相手の方に投げてみます。

 蔦を使ってウォーキングパームが魔石を掴み口に運ぶと頭のてっぺんがムクムクとなってから蕾が出来ます。ここまでは予想通りで、次も多分予想と一緒のハズ。

 二個目の魔石を投げたらすかさず身体強化。

 魔石をウォーキングパームは先程同様に器用に掴むと口に運んで喜んでいるのかはしゃぐような声と動き。少し遅れて頭の上の花が咲き、近くにいる自分にも分かるほどの少し甘い匂いが。


「花が咲いたね」

「咲きましたね。これでイケるという事ですね」

「多分ね」


 そう、考え着いたという程の事ではありませんがもしこの階にレイディビートルが居るのであればこの花の匂いに釣られてくるはずという事でウォーキングパームを探してみたのですが、さてどうなるか。





今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
[一言] 策士! さてさて、楽しみ!
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