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★ダンジョン32

 一週間ぶりのダンジョン。

 背中には昨日買ったばかりのバックがあって、中身も見た目以上にギッシリ。いつもの木刀も腰に三本程準備をしてサイドポケットに回復薬や紫色の毒や麻痺ビン、そして青のステータス系のビンを入れて真ん中の大きなところに干し肉やいつも通りの水筒に今回はおにぎりを持参。味は鮭と梅干しで更に少し楽しむためにそれ用の道具も一緒に。

 それを用意している時に精霊に何をしているのかと聞いてきましたが、あとでのお楽しみとこちらとしても一点張り。

 最終的には諦めてくれたようなので後で楽しませてあげるつもりです。


「はい、ギルドカードです」

「少々お待ち下さいね」


 慣れた感じで北のソロダンジョンの入り口でギルド職員さんにギルドカードを渡して、返してもらうといざダンジョンへ。

 中に入ればいつも通りに少し右の看板の方へ行ってダンジョン探索用に装備を確認。

 両腕に罠見えの腕輪と木漏れ日の腕輪をつけて、ドラゴンローブは家から着ているので一応触って確認を。腰の木刀をちらりと触って感触を確かめたら、殆どオッケー。

 っと、サイドポケットに入れたままだったのですぐに使うつもりはありませんが、ポケットにビンを移動することに。今回は二本ありますが、毒よりも麻痺も気になるところ。


「よっし、準備オッケーかな」

「ではいきましょう」

「「おー」」


 子供みたいな掛け声を二人で出して、いざ出発。

 と、意気揚々いつもの様に看板で階数を指定しようと思ったのですが、思っていたのと違う事が起こります。


「あれ?確か前回十九階位まで行ったよね?」

「ええ。石を使って帰りましたよね」

「指定できる階数が十六階なんだけど?」

「あー、言っていませんでしたっけ?帰還用の石が飛ばすのは最寄りではなく、自分の到達した最寄りの階数なのですよ。なので、今回は十六階からですね」

「……そうなの?てっきり十九階から行けると思って色々と用意したんだけど」

「もう一度楽しめると思えばいいので、まあ頑張りましょう?」


 そう言われてはそうするほかないので、また十六階から楽しむとしましょう。

 頭の中では十九階からスタートの予定で二十一階前にちょっとお楽しみの披露予定でしたがコレは色々と狂いそう。でもまあ焦っていない攻略も楽しいハズなので、再攻略と行きましょう。


「よし、じゃあ十六階から今回もスタートだね」

「ですね」


 そんな感じで階数を指定して、十六階へ。

 光が消えるといつものダンジョンに戻って来た感じがしっかり。


 遠くでカラスの声が聞こえます。


「えーっと、十六階はスクワラルとクロウだっけ?」

「ですね。罠に気をつけて下さいね?」

「そうだね。前回大変だったもんね」

「ですよ?で、今回はどういう感じでいくつもりですか?」

「ん?どういう感じってどういう事?」

「一度来ている階はどんどん階段だけ探してサクサク行くのもありかと思いまして。そういう攻略方法があるというの知りまして」


 なるほど。スキップは出来ないまでも罠にだけ気をつけてサクサクと階段だけを探していくのも別に悪い方法ではありません。落ちているアイテムは拾えそうなら拾って離れていればさっさと次へ。


「とりあえず十九階までそんな感じでいってみる?」

「足元には気をつけて下さいよ?」

「わかってるって」


 いつの間にか遠くで聞こえていたカラスの声はかなり近くになってきていましたが、そのままカラスと反対方向へ。

 通路を抜けて二つ目の部屋は結構罠が多い感じですが、見えているので怖さも無く。

 しっかり避けていると視界の端にスクワラルが見えてきます。


「とりあえず無視して次の部屋行けるかな?」

「相手もこちらが近づかなければ離れる場合もあるので一応気をつけて下さいね」

「わかった」


 スクワラルがこっちに寄ってきている気もしますが、そのまま背中を向けて通路の方へ。そして通路を抜けると次の部屋。

 ここの部屋も多少の罠はありますが、同じようにアイテムもある様子。


「階段無いねー」

「ですね」


 すぐに見つかるときもあれば、今回の様に全然見つからないときもあるようで見つけられたアイテムは青のビン。早速拾ってラベルの付いている方とは反対側のサイドバックに入れます。


「どうやら追ってきてはいないみたいだね」

「ですね。ささっと動けば大丈夫みたいですね」


 敵の索敵範囲も何となく分かるのでこういう攻略方法もアリなのだと思いながら次の通路へ。しかし運もそこまでだった様子。


「通路の敵は仕方ないか……」

「ですね。今日初戦闘ですね」

「だね。速攻でいけるといいな」


 木刀を腰から一本引き抜いて前に構えます。目の前に現れたのはスクワラル。手には何も持っていない様なので投げてくる心配がないのはありがたい所。前歯か尻尾でどちらかと予想を立てようとすると動きは尻尾の攻撃。武器を縦に構えて一撃目をそのまま無効にして弱点の前歯を狙って一突き。しっかりと攻撃がヒットしたようで煙となって魔石を落とします。その小さな魔石を回収してリュックに入れて通路を抜けると目当ての階段が。


「お、階段にアイテムも」

「先に進めそうですね」

「次の階はなんだっけ?」

「ウォーキングパームとタートルが居ますね」

「ああ、動く木と亀さんねぇ」


 そんな話をしながら、落ちていたアイテムは緑のビン。それを拾ってすぐに階段の方へ移動します。というのもクロウの声が二つほど近づいてきていたので。

 階段に入ればいつもの安全地帯。

 今回のダンジョン探索も何か楽しいことがあるといいのですが。さてはてどうなる事やら。






今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります


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