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もやしのチンジャオロース


 もやし炒めからパッとズレて思い浮かんだのはチンジャオロース。

 ちょっとだけ手間はかかりそうですが、それでも自分が食べたいと思えたので、二人にも少し手伝いをお願いしつつ、作る事に。


「チンジャオロースでしたら……アレもコレも切らないとダメですよね?」

「あー、手抜きにするから、切るものはかなり少なめ……かな?」

「そうなんですか?」


 二人が首を傾げますが、言われてみるとチンジャオロースはアレもコレも切るイメージがあってもおかしくありません。


「ピーマンだけ縦に細く、切るだけでオッケーかな?」

「ほうほう?」


 通常のチンジャオロースだとピーマン、そしてタケノコ、人によってはタマネギやシイタケなども入れるかもしれませんが、一般的だとピーマンとタケノコが想像しやすいと思いますが、今回は出来るだけ手抜き。

 お肉も牛肉ではなく、豚バラ肉で、細く切るのも面倒だったら、適当に一口大程度の雑な切り方でヨシとしちゃいましょう。


 ピーマンは中のワタと種を取り除いて、縦に細切り。

 できるだけ、細くできると後で食べる時にいい感じに。


「チンジャオロースなんですよね?」

「そうだけど?」

「……お肉は豚肉で?」

「あー、うん。バラ肉で今日はやろうかな?」

「雑に切ってもいい代わりに、下味はちゃんと……ですか」

「そうだね」


 お肉は切るのが面倒であれば、そのまま食べやすい一口ぐらいに切ればいいのですが、やる気がある場合は通常通り細切りにしてあげるといい感じ。

 ボウルなどに切ったお肉をまとめ、お酒と醤油で下味をつけてあげたいので、最低でも五分。出来れば十分ぐらいお肉に下味をなじませてあげましょう。


 ピーマンの細切り、そして豚肉の下味がいい感じについてきたら、後は一纏めにしていく作業。


 先に火を入れていくのはお肉から。

 ただ、ここで好みが多少出て来て、下味をつけた豚肉に小麦粉や片栗粉を多少振って、それを油で炒めるパターンと、そのまま普通に炒めるパターンが。

 粉を振ると、サラッとせず後程味付けをした時のタレにとろみがつきやすくなるので、汁の一滴まで美味しくいけるのでご飯の時にはあると嬉しくて。

 逆に粉が無いと、サラッとしているのでおつまみ的にはいい感じ。


「今日はおつまみ的なシメに使いたいから、粉は無しで、炒めるよ」


 油を少々敷いたフライパンなどで炒めますが、風味をよくしたい場合はゴマ油で。

 お肉の色がしっかりと変わり、火が通ったことを確認したら一度お皿などにあげましょう。

 同じフライパンに入れるのはピーマンともやし。

 どちらかと言えば、先に入れた方がいいのはもやしで、少し後からピーマンも。

 油を全体に馴染ませるような形で、塩コショウや味付けをしようとすると野菜から水分が出てしまうので、ここでやるのは野菜にも軽く火を通す事だけ。

 もやしとピーマンにいい感じに火が通ってきたら、取り出した肉を一緒に入れて、全体をなじませながら、味付けをしましょう。


 酒、醤油、オイスターソース、砂糖、鶏ガラスープを混ぜて、それを鍋肌から注ぎ、全体を煽る形で味付けをしてあげます。


 気持ち的な話で言うと、少々塩コショウで野菜にも味をつけたいところですが、塩を振ると野菜の水分がドバっと出てきてしまいやすいので、水分を出さない為にも、今日は塩コショウなし。


「もやしのチンジャオロース出来上がりっと」


 精霊もタマエも、なるほどって感じの顔。


「タケノコが無い代わりに、もやしですか」

「塩コショウを振らないから、水分も殆ど出ていないので、コレはまた美味しそうですね」


 お肉には下味がしっかりとついているので、お肉と一緒に食べれば味は結構強く感じるのですが、食べてみるとわかるシャキシャキという口の中ではじける野菜の美味しさ。


「お肉が美味しいのは分かっていましたが、もやしが……ピーマンが美味しいですね」


 精霊が少し悔しそうに言いますが、別に野菜は食べられない訳じゃないでしょうに。


「最近、野菜が特に美味しく感じるようになってきたのですが……、成長ですかね?」


 タマエも似たような顔で聞いてきます。


「まあ、成長……かな。もしくは、老化??」

「「老化!?!?!」」


 子供の頃は苦い野菜などが嫌いで、あれは防衛反応などが強めに出ているから、苦い、酸っぱいなどは特に敏感に反応をするので、子供の好き嫌いが始まる……みたいなことを聞いた記憶がどこかにあって。

 ただ、それは年齢によっていろいろな経験をしてきた末に克服が出来る訳で。

 それを成長というのか、老化というのかはなかなか判断が難しくもあって。


「成長も老化も別に悪い事じゃないんだけどね?なんとなく老化って聞くといいイメージないかな?」

「そうですね。がーさんなんて、老化の権化みたいな感じじゃないですか」

「ですです。体が重たいとか、聞く単語聞く単語、どれもあまりいい事はない感じです」


 別に老化は老化で……うーん、成長って言葉だけで止めておいた方がいいのかな?

 あ、でも、お酒飲むなら子供ではいられないし……。


 もやしのチンジャオロースをおつまみに、もうちょっとだけ今日は飲みましょうか。


タケノコなくても美味しいぞー(笑)


すごい手抜き……じゃなくて、少しだけ手抜き??いや、作っている時点で手抜きじゃない気もしますが。


この間、どうしてももやし炒めが食べたくて。


シャキシャキのもやし炒めの作り方を確認してみた所……おおぅ、私のいつものやり方大間違いじゃん!?

って、なりました(笑)


塩コショウは最後。ちょっと火が通ったか怪しいぐらいでもシャキシャキらしい……。


いつもベチャベチャだったので、滅茶苦茶美味しくて。

中華屋さんの火力が無くても美味しくできてうれしかったので、もやしのチンジャオロースに変身させてみた次第。


千切りが面倒と言われてしまうと、何も言えないのですが、美味しいには手間がかかっているんですよねぇ。



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
わー。原価がガッツリ低下(ᕑᗢूᓫ∗) いや、庭から掘ってくればたけのこの方が安…(まだ時期ではない) 野菜炒めをパリッと作るのってなかなか難しいのですよね…
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