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おでん種(揚げ物)


 月曜日のランチという感じはなく、いつもの空気で終わったように見えたランチだと勝手に思っていたのですが、微妙にいつもと違う空気を女性陣が感じたみたいで食後のお茶というか一服のタイミングで声を掛けられることに。


「週末に何かあった?」

「いえ、まあしいて言うとすればがーさんが来て一緒にゆっくりした程度ですね」

「……あら?その程度?……予測が外れたかしら?」


 女性のカンというのは何ともすごい気がしますが、自分に権限はないまま。


 話す判断は自分で下せないので曖昧な形で答えておくことにしたのですが、全員帰った後にがーさんが一人ひょいっと戻って来て今後の方針を決めないといけなかった事を思い出したと言ってきます。


「どうしよう?」

「いや、どうしようと言われても……別に土の精霊付きさんの事、何か知ったからといって喋る事もないですし、言っていいのか悪いのかも分かっていないので……」

「だよねー!って事で、今日の夜はみんなでどうするか、会議をしよう。で、会議には食べ物が必要だよね?ってことで、なにかこうあったまるやつ、頼める?」


 すらすらっとがーさんが言ってくるので、分かりましたと返事をするのは簡単ですが、ランチの片付けなどが終わってみると、夕飯を催促されただけだったとも気が付くわけで。


「がーさん、流石ですね。今日の夜もおかげさまで美味しい夕飯ですね?」

「一から作る……感じです?」

「一から作るって、何を?」

「いえ、ですからあったまるお夕飯を作るのですよね?」

「あー、うん。っていうか、二人の予定は?」

「私はお手伝いも出来ますし、何も無ければいつも通りふらっと何処かへ行こうかと」

「あ、先輩と一緒で私も適当ですー」


 という事なので、二人には申し訳ありませんが時間もあるのでアレもコレもと作りたいものが浮かんだので、手伝って貰う事に。


「あんまり、大変なのは嫌ですよ?」

「大丈夫、そこまで大変ではないと思うよ?」


 温まる夕飯でぱっとおもいついたのはおでん。

 そして、時期が微妙に違うけど具として入れたいと思ったのは夏野菜。

 その為、もし今日の料理に名前を付けるとすれば夏野菜のおでんとなるわけですが、食べる時期を考えると……今?ってタイトルになりそうなものに。

 まあ、食べるときに違和感などはなく、普通に美味しいと食べてしまうと思われるのでそれは問題ないのですが、おでんを作るとなるとやはりほしいのはおでん種。

 ちくわやさつま揚げなどの練り物から出る旨味が色々と混ぜ合わさって、おでんは更に美味しくなるので、練り物を少々作りましょうか。


 使うのは白身魚と山芋、あとは卵白などを合わせてベースを作るわけですが、白身魚はそのままだと若干臭みが出やすいので、冷水に身を入れて残っている血や臭みを冷水に出してあげる作業を二回ぐらい、五分程浸けるだけでも違うので、下処理としてやりましょう。


 フードプロセッサーなどに冷水に浸した白身魚は水を拭きとってから入れてあげて、一緒に山芋をすりおろしたもの、塩、卵白とツナギがたりない場合に備えて、片栗粉少々と砂糖も隠し味程度に入れて、後はしっかりと混ぜ合わせてあげましょう。

 人力でやるのは……かなり根気がいりますが、すり鉢とすりこぎでひたすらもちっとするまで混ぜてあげればいい感じ。


 これで練り物のベースができあがるので、足したい物を後は足して、揚げるだけ。

 個人的にオススメというか、色合いもいいのは枝豆を剥いたもの。

 他にも、紅ショウガを細かくして小さめに切ったタコと一緒に揚げてみたり、若干加減が難しいのですが、七味を身に足してレンコンも細かくしたものともやしを一緒に入れて混ぜ合わせると、このまま食べても美味しいおでん種が出来たりもしますが……、あくまでも今回はおでんが主役なので、出来立ては作った人の特権として味見をしますが、おでんで食べる人には出さない方向で。


「なんというか、おでんと聞いてかなりうれしくなったのですが……」

「地味な作業というか、美味しいモノを作るってやっぱり大変ですね?」

「まあね。あ、カレーボールもありだったねぇ。もうちょっと追加で練り物作ろうか」

「……また、あの作業を?」

「だね。ま、裏技はあるっちゃあるけど……」

「裏技?」

「冷蔵庫さんに……おでん種を頼めばね?でも、自分で作る美味しさって言うのが……」

「「頼みましょう!!」」


 あれぇ?おでん種の試食の話はしたのに、試食よりもやってもやっても終わらない作業の方が嫌になったのか、おでん種作りはある程度で終わり。


「これで、おでんが?」

「いや、出汁を用意して……」

「具材が出来ただけ?という事ですか?」

「そうだよ。いつもと一緒で昆布を拭いて水に入れ、かつお節やサバ節などで出汁を取って、塩、醤油、酒で味を調えて、おでん種を色々と入れて三十分以上煮だすと、やっとおでんの輪郭が出てくる感じだよ」


 二人的にはもう少し簡単なイメージがあったみたいですが、それは色々と揃った状態からのスタート。

 一から作るおでんって面倒というか、大変なんですけど、すこしは分かってくれましたかね??


ここの所、寒い気がします。……寒い気がしません??私だけかしら??


いや、一応気温的な数字はちゃんと平年より暖かいハズなのですが、足が冷える……。

お風呂が滅茶苦茶幸せ時間なのですが、五分が十分になって、十五分が二十分に。

……長風呂の人達の事何も言えないかも(笑)


元々温泉などの時は一時間でも二時間でも大丈夫でしたが、家風呂でも……長くなっちゃったかー。。。


いや、多分この寒い時期だけだろう……、そうに違いない……。(希望的観測)



なぜこんな話に??ああ、寒いから……おでんだよね!!って事ですね(笑)


おでんって食べるだけの人は軽く言うけど、作る側は大変なのよって……。。。


食べる側の意見もそうですけど、作る側の気持ちも配慮してね!!(誰への言葉だよ(笑)!!)



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
そうそう。だからコンビニのおでんでキット的なのを売ってるのを見た時は…! アレはおでん種均一フェアのとき、、 本来なら店頭で煮たのをバラ売りのはずなのに、 開ける前のガチ業務用のを、袋ごと販売していた…
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