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ポトフ

 起きてすぐ、寝ぼけ眼で洗面所へ。

 少し冷たい水で顔を洗うと目が覚めます。

 朝食は練習中のコーンフレーク。

火の玉で焼くようになってからある程度安定しているのですが、どうしても焼きムラがあるのでサクッとしている所とそうでないところが。

「味はいいんだけどなぁ」

 味はシンプルなのでそのままでも美味しく、牛乳をかけて少しだけ砂糖もかけるので甘くて美味しいのです。

 食べ終わって食器を片付けたら軽いストレッチをして、お昼の献立を考えましょうか。

「思っていたよりも、きつかったよなぁ」

 昨日のお昼の提供に時間がかかったのは自分的にはマイナス。

 となれば、ある程度作り置く事が出来る方が望ましい。

 ご飯も続いていたので、麺がいいかな?

 思考はアッチへコッチヘと飛びながら、ふと思い出したのは簡単で美味しくて時間もかかりにくい一品。

「よし、今日はパスタにしよう」

 メインは決まったのでまずは準備。

 少しだけ時間のかかる、バターを常温に戻す作業から。

 ボウルにバターを入れてそのまま待つだけ。

 その間にスープでも作りましょうか。


 スープはパスタの具材が少ないので、彩も考えると入れたいモノが沢山。

 ジャガイモにサツマイモ。カブにカボチャ。忘れちゃいけないタマネギにニンジンも。

 野菜に負けないように入れるのはウィンナーにベーコン辺りかな?

「時間もあるし、ストックもいけるかな」

 まずは野菜を綺麗に洗って、大事な出汁づくりから。

 タマネギ、ニンジンは皮を剥いてタマネギは大きめに櫛切り、ニンジンは乱切りに。

 カブは少し厚めに皮を剥いて葉っぱも落としてニンジンと同じぐらいに切りそろえて、カボチャは中のワタと種を取り除いてこちらも食べやすい大きさにカット。

 ジャガイモとサツマイモは綺麗に洗ってジャガイモの皮は綺麗に剥いて、サツマイモはヘタの部分だけは食感が悪い場合があるので落として、こちらも他の野菜と大きさをそろえておきます。

 今、切った野菜の皮やワタ捨ててしまう部分は全て一つの鍋に纏めて入れてそこにたっぷりの水を入れて火にかけます。これが今日の味の決め手にもなるストック。

 大体三十分もすればいい琥珀色のスープが出来上がるのでコレを使ってスープを作るわけです。

 肉類もニンジンぐらいの大きさで切りそろえれば、スープの準備も完了。

 

 先に出しておいたバターがイイ感じに常温によってヘラで簡単にまぜられるような硬さになったら、明太子を取り出して皮に包丁を入れて中身を取り出してバターの上に。

 ここに昆布茶を自分の気持ちより少し多いぐらいかけて一緒に混ぜれば明太バターの出来上がり。

 冷蔵庫で冷やしておいて、後でコレに麺を合わせればメインのパスタはすぐにできます。


 野菜クズを煮たスープはザルを通して一度濾して、スープだけにしたら準備完了。

まずはフライパンでいいのでオリーブオイルを敷いてベーコン、ウィンナーを軽く焼きます。

 いい焼き色が付いたら、白ワインを入れてワインの酒精を飛ばします。

 そこにスープを入れて肉の旨味をスープに移して、鍋に移動。

 切った野菜をすべて入れて、ゆっくり煮込めばポトフの完成です。

 味見をしっかりして、足りなければ少し塩やコショウで味付けを。

「ん。いい感じかな」

 思っていたよりも少し早めに出来上がりました。


 作っているといい香りは常に自分の鼻孔をくすぐります。

 そして、そのいい香りに反応するのは自分ばかりではありません。

「おはようございます。美味しそうな香りですね?」

 いつもの様に精霊が姿を現しました。

「うん、おはよう。一段落ついたところだけど味見でもする?」

「はい。メインが今日はそれですか?」

 野菜を一つずつ、ベーコンに二種類のウィンナーも入れてそのまま食べても十分な一杯をよそって出します。

「いや、メインはパスタだよ」

 いつも通りの不思議な食べ方で精霊がスープを食べます。

「パスタ。麺ですね?」

「そそ。昨日思っていたよりも昨日大変だったから、今日はそうならないようにね」

 みるみるスープが減っていきます。

「少しご飯足す?」

「ご飯ですか?」

 まぁ、あまり行儀のいい食べ方じゃないけどお客さんに出すわけでもないので目をつぶるという事で。

「お願いします」

「はいよ」

 ご飯をレンジで温めて、一食分よりは少し少なめのご飯をスープに入れます。そこに卵を一つ落として、フォークでしっかりと卵を潰してかき混ぜます。

 コレをもう一度レンジに入れて、一分程度温めれば完成。

「はい、ポトフ雑炊」

「一気に朝食な感じが出ましたね。もう少し野菜や肉を取っておけばよかった……」

「いや、具があると温めづらいから、なくてよかったよ?」

「そういうモノですか」

 僕は頷くと、スプーンを出して……。

「スプーンもいらなかったっけ」

「ええ。いただきます」

 ヒュン、と飛びながら少しずつ雑炊が減っていきます。

 それを見ていると自分も少しお腹が減ってきます。

 お昼前ですが、同じモノを作って食べますかね。

 冷凍庫からご飯を出して、レンジで温めて、スープをよそうお皿にご飯を乗せて卵を割って、スープをかけて。

 卵は生ですが、少し冷たいところと熱いスープや野菜のバランスが丁度食べやすい感じ。

「コーヒー淹れるけど、いる?」

「下さい」

 食後のコーヒーもゆっくりと飲んで、お昼に備えます。




今回も読んでいただきありがとうございます

もしよければもう少し下の☆評価もおねがいします

目に見える形の評価、かなり嬉しいです

ブックマーク等をしてくださった方も重ねてありがとうございます

毎日投稿頑張ります


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― 新着の感想 ―
[一言] おお、ポトフ雑炊! やりますなぁ。
[良い点] パスタの前に、ポトフ!!これも割と簡単そうでボリュームも出て美味しそうですが、その前のスープ作りが上手く行きません。何かコツがあるのでしょうか? 相変わらずふわふわの精霊さんに顔は有るので…
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