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鳥とカシューナッツの甘酢炒め


 反応は自分の思っていたよりはよく、それなりに皆さんたのしんでくれている様子だったのですが、シチューのおかわりと一緒のタイミングでがーさんがちょいちょいと呼んできたので、確認をしてみる事に。


「いかがでした?」

「美味しいよ。今日も相変わらず最高だよ?なにか心配でもあった?」

「あー、いや、シチューに合わせるんだったら味付けも中華風よりは洋風にした方が統一感があったかなーとも思っていまして」

「あー、言われてみるとなる程とは思うけど、まあコレはこれで美味しく楽しめているからいいんだけど……さ?」


 何か続く言葉があるような歯切れの悪そうな言い回しにほんの少しだけ構えるのですが、その様子を見て苦笑いというかアレ?って顔のがーさん。


「そこまで無茶な注文……いや、うん、しているね」

「あー、いえ、そういうわけでもないんですけど、ちょっとここの所なんともこう……バシッと決まるような料理が出せていなかったような気もしていて」

「そんなことは全くといっていいほど無いんだけど、中華風な口にも今なっている感じがあるから、もし頼めるなら……もう一品、中華って感じの何かを……そうだね、出来るだけさっぱり系の味で作ってくれると嬉しかったりするけど……出来たりする?」


 出来るだけさっぱりで、中華的な感じ、であまり時間はかけないけど味はいい感じで……。


 少し悩みつつも、ぽろっと頭の中からこぼれるように一品が主張をしてきます。


「パッとした思い付きですけど、それでよければ」

「是非、頼むよ?って感じで、みんなもいい?」


 がーさんが他の精霊付きの人達に確認を取ると、頷きが返って来たので全員分で作る形になるわけですが、とっても難しい料理を今から作るというわけでもないのでパパっとやってみましょうか。


 厨房に戻って、すぐに確認するのは冷蔵庫さん。

 何を作るにしても食材が無い事には始められないので、食材がある事を確認しましょう。

 使う食材は鳥肉、パプリカは色々な色があれば色を沢山、そしてカシューナッツ。

 カシューナッツが無い場合はミックスナッツでも問題は無いのですが、個人的にはカシューナッツだけの方が食感に統一感があって、嬉しい所。


「よし、全部あるから……あとは形にすればいいだけだな」


 作り方もそこまで手の込んだものというわけでもなく、鳥肉は一口大に切って、軽く塩を振って下味をつけた後、片栗粉で全体をコーティング。

 色々な色のパプリカはこれまた鳥肉と同じぐらいの一口大にカットしてあげればオッケー。

 カシューナッツは基本的にはそのままでいいのですが、香ばしさを出したい場合のみ、軽く乾煎りしてあげてもいいのですが、時間もあまり今回かけたくないのでとりあえずはこのままで大丈夫。


 片栗粉でコーティングした鳥肉をフライパンでしっかりと中まで火を通すように焼きますが、焼いている間に味付けになる合わせ調味料を作りましょう。


 ベースは黒酢を用意して、そこへ砂糖かハチミツ、醤油、お酒を混ぜ合わせて合わせ調味料は完成。黒酢が無ければ普通のお酢でもちろん大丈夫ですし、砂糖やハチミツを入れてお酒も入っていますが、甘さとコクを出す為にみりんを足してもいい味になるので、味付けはお好みで。


 鳥肉にいい感じの焼き色がつき始めたところでパプリカを足してあげて、パプリカにもしっかりと火を通してあげましょう。

 どちらもそれなりにしっかりと火が通った状態になったことを確認したら、合わせ調味料を投入。

 一瞬、お酢のツンとした香りがジュワっという音と一緒に飛んできますが、ツンが飛んだ後に残るのは美味しさばっかりなので、むせないように気を付けて入れてあげた後、少し経ってからカシューナッツも入れてあげて、後は汁気が多少減って落ち着いて来た辺りで出来上がり。


「鳥肉とパプリカとカシューナッツの黒酢炒めの出来上がりっと」


 あまりこれ以上他の具材をごちゃごちゃと入れてしまうと、まとまりが感じにくくなるのであれやこれやと足すのはお勧めしませんが、タマネギやシイタケ、きくらげ辺りを足す分にはそこまで変な感じにならないので、もしももっとおかずって感じにしたい場合はその辺りを足すぐらいがいい感じ。


「一応、リクエストに答えられたような感じの一品を用意してみたのですが……どうですかね?」

「お?もう出来たの?……って、おお、黒酢炒めねぇ。ヘルシーだし香りもいいし……求めていたやつって感じだねぇ。あ、申し訳ないけどご飯のおかわり貰える?」


 がっつりご飯と合わせたいとがーさんが言うと、周りの皆さんも同じように注文をしてくるので、精霊とタマエにも手伝って貰って用意を始めるわけですが、チラチラと二人もこっちを見て来るので、裏に戻ったら先に二人に味見をさせて、その後にお客さんに配膳をお願いするとしましょうかね。


「中華って感じの空気になっちゃったけど……まあ、コレはこれでいいか」


 サバシチューが悪いわけではないのですが、どうやら今日の皆さんの気分はご飯を食べられるおかずだったみたい。

 とりあえずこれで今日はゆっくりできますかね?


中華風なモノを作ってしまったら、なんとなく中華っぽいモノが食べたくなるもので。


ちょうど良さそうなモノないかなーって、考えた結果こんな感じに落ち着きました。


甘酢。いや、黒酢が欲しかったんです!!

うちにそんな上等なお酢無いんですけど(笑)


勿論普通のお酢で代用できますからね。


ただ、黒酢のほうがまろみ?深み?があるそうです。

旨さの奥が深くなる……。


表面だけで私はいいので、お酢で十分!!!とか、言っちゃいけないんでしょうねぇ(笑)



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
それぞれのお酢の良さがあるんですよねー。 熟成って、ただの菌の働きだけれども。 失敗したら醱酵ではなく腐敗になるけども。 その時間が何よりも美味しくなるために必要な時間に…! 時間をお金で買うから高…
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