レンコン蒸し
チーズソースが追加され、自分の夕飯はガーリックポテトからのあれこれで十分となったのですが、うちの二人は案の定満足せず。
一応用意していた野菜類も卵も楽しんでも足りないので、だったらと出したのはただ茹でただけのソーセージ。
そして、念の為で塊の形から食べやすくカットをしたベーコン。少しだけ火を通して油が多少落ちた状態をお皿に出し、そこに作ったばかりのチーズソースをかけて食べてもらう事に。
「うまうまです」
「このソースだけでご飯もイケます」
「もしや、これだけでいいのでは?」
二人的にはこのソースだけで数日はイケそうな空気を出してくれたのですが、お客さんに出すものがこれだけというわけにもいかないので、その辺りは自分達の楽しみという事に。
そんな昨日の夜があって、少しだけ胃の重たい朝をむかえたのですが、いつも通りの軽い朝食を済ませた後はいつもの時間。
「今日、なにつくろう」
いつもの時間にいつもの様に頭を働かせようとしたのですが、若干の胃の重さは変わらないまま。
こういう時の思考はどうしても、自分の体調に引っ張られてしまいがちなのでお客さんには申し訳ない部分もありますが、作る側に引っ張られた料理が今日は出来そうな気がしてきます。
「うーん、胃に優しいモノがどうしても浮かんじゃうんだけど……、昨日の鍋もそこまでガツン……いや、まあニンニクだしガツンといえばガツン?まあ、微妙っちゃ微妙か」
ぱっと頭に浮かんだ料理はやや精進料理寄りのモノなのですが、味付け的にはそこまで薄いとはならない気がする一品で。
「まあ、これに合わせるとなれば……ご飯だよな」
浮かんだ料理的にご飯の方が良さそうではあるものの、若干おかずとしては弱い気も。
「迷うよりは、つくるかな」
迷っている時間の方がもったいない気がしてきたので、ご飯の支度を先に済ませた後に早速作ってみる事に。
作る予定の一品はレンコン蒸し。
レンコンは皮を綺麗に剥いた後、酢水にさらしてアクを抜きつつ色の変色を防ぎます。
そしてレンコンはこの後すりおろして、片栗粉と塩を混ぜて餃子で言う所の皮の役目をさせてあげます。
そうなってくると、必要なものが出てくるわけですがそれは餃子で言う所の中身。
レンコンを蒸すだけで具なしというのも美味しいもので悪くは無いのですが、中に具が入っていれば嬉しくなることは間違いなし。
一応今回は残り少ないアースドラゴンの肉を使う予定ですが、分かりやすく言えば鳥のひき肉とほとんど一緒のお肉なので、現実的には鳥のひき肉を使えばオッケー。
お肉だけでも勿論いいのですが、タマネギのみじん切りも一緒に追加して、塩を振って殆どない臭み飛ばしで生姜のしぼり汁を一緒に足して粘り気が出るまで混ぜ合わせてから、沸騰したお湯の中にぽちゃんと落として、茹で上がったら中の具の出来上がり。
他にも、鯛の切り身やブリの切り身、どちらかといえば白身魚の方が合う気はしますが、サーモンやマグロなどをサッとゆでて同じように真ん中の具材にしてもいい感じ。
この後一度しっかりとレンコンを蒸すので基本的には更に火が入る予定ではありますが、先程茹でた鶏肉団子もそうですが、中の具材は生でも食べられるモノやしっかりと火を一度通した具材の方がよく、中途半端な火の通りだと危ないので、そこだけは注意が必要。
火の通った具材の支度も出来たら、レンコンをすりおろして片栗粉と塩を混ぜたモノをラップなどの上に少し広めに伸ばし、その上に具材を置いてギュッと茶巾絞りの要領で口を絞るような形で具材を包んであげましょう。
ラップから取り出したいところですが、火が入っていないと形が定まらない状態なのでこの状態のまま蒸し器にお皿を置いてそのお皿の上で八分から十分ぐらいしっかりと蒸してあげれば、レンコン蒸しの殆どが出来上がり。
蒸し器で蒸している間に、味が塩ぐらいの状態なので、かける餡をつくりましょう。
出汁をベースに、塩と醤油で色味もつけて、飾り切りのニンジンやシメジなども一緒に一度に立たせてから、水溶き片栗粉で案にちょうどいいとろみをつけてあげれば出来上がり。
あとは、蒸しあがったレンコンをラップから外し器の中に。
その上から餡をやさしくかけてあげれば、今回は肉入りなレンコン蒸しの出来上がり。
「ちょっとだけ、味見っと……」
周りのレンコンは何とも言えない優しい食感。ただ、味は結構しっかりと感じるのは餡がいい形で味を引き出してくれているからでしょう。
ちょっと大きめの一口でないと、中の具まで行かないわけですが、中の具が出て来るとこれまた雰囲気がぐっと変わって、おかずの様相を見せてくれます。
「コレだけだと流石に足りないだろうけど、まあいい一品が出来上がった感じかな?」
椀物になりそうなので、味噌汁等の代わりになりそうですが、そうなってくるとメインが足りない状態。
何かしらメインを考えるわけですが、パッと今思いついたのは何故か治部煮。
「流石にこれに治部煮は……うん、ないな。治部煮は後日にしよう」
もうちょっとガツン……なにかないか考えましょう。
展開予想……しっかりとバレていましたね(笑)
あのソースは魔性やでぇ(笑)
なんて、話は置いておいて。。。
レンコン蒸しですよぅ。
食べるだけでほっとする。でも、中の具で色々な楽しみも。
作る手間はプライスレス。
面倒な工程が……。って、今日みたいな休日……休みたいかー。まあ、休んだ後、ちょっといいモノ食べたいな?みたいな気分になったら……簡単なものがいいかなぁ(笑)
頑張れるときの渾身の一品でどーでしょー?
今回も読んでいただきありがとうございます
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誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません
改めてありがとうございます
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