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肉いなり


 タマネギとニンニクの鍋というメインが決まったので、次はメインに添えるモノを考えたいわけですが、どうせ一も二もなくお肉という事は決まっているので、お肉のあるナニカを考えないといけない状態。

 ただ、今のあの鍋にお肉を普通に入れたところでちょっとそれは違う気も。


「無水調理の野菜の甘さがいいわけだから……流石にここにお肉は無粋だよね」


 まあ、そんな事を真面目に気にしてくれるようなウチの二人ではありませんが、食べればわかる通り、やはり一つぐらいはガツンに近いモノが欲しくなるというのはあり得る話。


「だったら、逆に考えればいいわけだよね……」


 お肉が欲しいと言われないぐらいお肉が前面に出てくる料理を作れば文句は出ない事になるわけですが、だからといって焼肉のようなお肉お肉しているものも変な感じ。

 そんな思考に昨日の夜がぶち当たってくれると、閃けるものもあるわけで。


「隠せば、分からないし、更に具につかっても一応オッケーになるかな?」


 後は肉の種類を考えればいいわけですが、折角まだ残っているアースドラゴンの肉があるわけで。

 あの肉はかなり鳥肉に近い風味。

 ちょっとだけ物足りなさを感じる可能性はあるものの、鳥肉と仮定して作ってみれば多分中々いいモノが出来そう。


「さてと、二人が起きる前に……やりますか」


 アースドラゴンの肉である鳥肉っぽいドラゴン肉はミンサーにかかけて、ひき肉にする事に。

 かなりの量のひき肉がこれで出来上がるわけですが、流石にお肉だけというのは……ウチの二人は喜びそうですが、栄養的にも食べた時の見ため的にも若干心許ないので足していくのはタマネギとニンジンのみじん切り。


「タイミング的にはバッチリなんだよなぁ……今回のダンジョン」


 まあ、お芋がたっぷり残っているのでそこも後でどうにかしないといけない訳ですが、かなりダンジョンの食材は使い切れているイメージ。

 タマネギは皮を剥いて、賽の目状にみじん切り。

 ニンジンも同じように皮を剥いて棒状に切ってからそれをみじん切り。

 後はハンバーグと一緒で、ボウルの中で鳥のひき肉、タマネギのみじん切り、ニンジンのみじん切りを合わせて混ぜ合わせます。

 割合としてはお肉を六とすれば、タマネギが二、ニンジン一ぐらいの感じでお肉は多め。タマネギとニンジンはグッと少なくなりすぎない程度にちゃんと居る事を証明できるぐらいがいい感じ。

 片栗粉や小麦粉、卵などの繋ぎは無くて大丈夫なのでしっかりと粘り気を出せるぐらいまで混ぜてあげる形で肉種をつくったら、後は昨日とおんなじ作業。


 油揚げをお湯にくぐらせる感じで油抜きをしつつ、箸などでぐいぐいと押してくっつきを剥がし、中に作った肉種を入れられる状態にして、しっかりと口を爪楊枝でとめてあげて、後はこれを煮るだけ。


 今回は鍋もあるので、鍋に入れて煮るなんて言うのもアリなのですが、一応どういう感じにしてもいいのであれば、薄めの出汁に生姜のすりおろし、塩、みりんと優しい味付けで煮てあげると、かなり汎用性の高い「肉いなり」の出来上がり。


 薄めの味で煮る理由としては、元々これは金沢おでんの具材の一つだから。

 おでんの具材なので、鍋に勿論合いますし、これとお酒もかなりのマッチング。


「一つ食べてみますか」


 ぱくりと口に入れると、かなりじゅわっといい味があって、口いっぱいに入るお肉の旨味がなんとも言えないいい感じ。

 昨日の味であるいつものような強めの照り焼き風な味で食べてももちろんよくて、その場合はかなりすき焼きを思い出す形になるので、味付けを変える場合は溶き卵の一つでも用意してみると、かなりこれもまたいい感じのおかずになること間違いなしなわけですが、鍋があるのにおでんような肉いなりを作ってしまったので、どうしようかと考えているとウチの二人がタイミングよく戻ってきます。


「朝食のパンもよかったですけど……、鍋に、いなりですか?」

「なんというか、お肉っぽさが無いのはダメですよ?あ、畑の肉っていってお稲荷さんで誤魔化す予定でしたか?」


 精霊だけでなく、タマエもそんな事を言ってきますが、とりあえず出来立ての肉いなりを二人の前に置くと、何も言わずにパクリ。


「おお?」

「お肉っ!」


 見た目通りではないものの、お肉たっぷりを感じた二人はすぐに笑顔に。


「コレはアリですね」

「いいチョイスですよ。ご主人」


 ただ、汁物と汁物なランチになりそうなので、肉いなりの方にはんぺんとただ出汁で煮ただけのジャガイモを足してみて、おでん感をちょっと演出してみようかと思うわけですが……時計を見れば時間は足りない気が。

 雑炊とかうどんで何とか誤魔化して……どうにかなる気もしますが、ちょっとだけ悪あがきが必要な気も。


「鍋と肉いなりで、足りないかな?」

「多分、しめは欲しいですよね?」

「ご飯、炊いておきましょう?」


 それで終わってくれるといいのですが……、あとは蓋を開けて考えましょうか。

 時計を見れば、もうあと十分もしないうちにランチの時間。

 どうなりますかね?



お餅とか、お稲荷さんの気分が続いています。


昨日の読みづらい部分、ある程度読みやすくなる様に訂正させていただきました。


ご指摘いただいた通り、かなり雑な読みづらい文章でした。

申し訳ありません。


とても珍しい事ではあるのですが、今回のバタバタは少々長引きそうな予感が(笑)


ちょっと、いつも以上に「なんか変」とか「読みづらい」とかが続く可能性があるので、そういう時は作者の事は気にせずに、オカシイといって下さると助かります。


言い訳をしてしまいすみませんが、出来れば今後もよろしくお願いします<__>



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
わーい!つみれ巾着♪ 巾着ってなんでこんなに心躍るんでしょうかね? 隠れているって特別感がマシマシなんでしょうか? コチラこそ、原形を崩さずに…上手い具合にはできず。 本職の校正さんはすごいんだろう…
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