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いなり揚げ餅


 なかなかいい感じなパスタのランチ。

 週の初めからピリリといつもより刺激的なランチを提供できてよかったと思っていたわけですが、何故か予想と違って料理を褒められることは殆どなく、食後のコーヒーを飲み始めた時にいつもの感じに呼ばれたので、辛さが口に合わなかったのか、それともサラダとの食べ合わせが微妙だったと言われるのかと思ってほんの少しだけ構えた気持ちで伺ったのですが、顔を見る限りそう言ったことを言われそうにないのはすぐに理解できたので、ホッとしていると、呼ばれた意味が分かります。


「あそこまで色々とプロレスも出来るなら、しっかりと興行できるよね?」

「異種格闘技って意味では、かなりあれは楽しめる戦いだったよ」


 男性陣が褒めてくれたのは料理ではなくこの間のプロレス。


「あー、そう言えば……がーさんが見せたって」

「うんうん。技もかっこよかったし、またやらないの?」


 やれるかどうかで言えば、まあ一度やったのだから二度目もと出来そうに思えるかもしれませんが、あくまでも相手が居てこそのプロレス。

 ただ、変な事を言うとがーさんがしっかりと用意しそうな気配を感じたので、こればかりはしっかりといっておくべきでしょう。


「階層をクリアするために一肌脱いだだけなので、プロレスは本業でもないですし、もうしませんよ」

「なんとまあ、残念だね」


 格好が嫌だとか、そういう話じゃなくて、あくまでもあれは今言った通りジャガイモを手に入れる為に頑張っただけで、自分が好んでプロレスをしたというわけじゃないと伝えれば、なんとなく周りの目も熱を下げてくれた模様。


「まあ、かなり楽しめたから、機会があったらまた教えてくれよ?」

「あんまりないとは思いますが……機会があれば、ですね」


 そんな会話でランチは終わったので、午後はちょっとゆっくりとした感じに。


「あ、私はちょっとギルドに顔を出してきますね」


 精霊はいつもの報告だと言って、午後はギルドへ。

 ちらっとタマエを見たのですが、タマエは首を横に振るだけ。


「私は、家でゆっくりです。あ、この間の変身の時間を延ばす為の修行をお風呂でやってきます」


 それはいつもの長湯じゃないの?って思いながらも、行ってらっしゃいと二人を見送ると、静かな午後の始まり。

 昨日は早めに寝たのもあって、疲れもなく。

 だからといって、今から頑張って何かをしたいという気分でもなく。


「さてと、どうしたものかな」


 時間がこういう形で突発的に余ると如何ともしがたい状態になるわけですが、なんとなく今の自分が食べたい物でも今日の夕飯に作ろうかな?という気にはなるもので。


「食べたいものでも……作るか」


 ちょっとばかり麵が続いている気がするので、パンかご飯をそろそろ欲しいという気持ちになってくるわけですが、なんとなくパンは今の気分ではないのでじゃあご飯のナニカを考えてみる事にしたのですが、ご飯はご飯で浮かばない感じ。


「ありゃ、ここの所満足のいくものばっかり食べ過ぎたか」


 イカをあれこれ食べ、味付けなどにも工夫したので種類のちがうあれこれを食べたような感覚だったので飽きることなく昨日は楽しめた訳ですが、飽きないご飯の何かってじゃあ何だろう?なんて考えてみると、一つ思い浮かぶご飯があって。


「ちょっと、作ってみるのもいいか」


 ご飯の中でも特に飽きにくいと思った食材というよりは、ご飯を加工したお餅がパッと頭に浮かんだのですが、折角なのでこれをそのまま使い、でもちょっといい感じに食べられるようになったら嬉しい気がしたので、大した手間はかけないものの、美味しい一品になるように作ってみる事に。


 用意するのは油揚げ。

 お湯をかけて、菜箸などで少し全体を押し付けて油抜きをしつつ、中の空洞を作りやすい状態にして、油揚げの下準備をします。

 大体半分ぐらいのところで油抜きをした油揚げを切ってあげて、中に空洞をつくってあげたら、そこに入れるのは普通にそのまま食べるいつもの切り餅。

 流石にそのままの大きさを入れると溢れるぐらいパンパンになってしまうので、半分に切ってあげて、油揚げの中に入れたら、爪楊枝で口を止めてあげるだけ。


「後は、いつもの味でいいかな」


 出汁、醤油、酒、みりん、砂糖のちょっとだけ醤油が濃い目の強めの味付けでコトコト煮るだけ。

 面倒臭い場合は、めんつゆに少量の酒と砂糖を足してもかなり近い味になるのでその辺りは上手い事家にあるもので味を調整すればオッケー。


「さてと……これだけでもいいけど……うどんか蕎麦かそのあたりのお揚げとして使えばいいかなぁ」


 どうしても麺類から離れたはずなのに麺類に戻ろうという思考にちょっとだけ面白く感じたのですが、麺類が無い状態でまずは味見。


「うっわ。すごい汁気……」


 一口噛むと、じゅわっと味を吸い込んだお揚げからたっぷりの旨味。

 そして、中のお餅はトロトロ気味でご飯とは違う、何とも言えない美味しさが。


「これにご飯……いや、やっぱり蕎麦かうどん辺りの方がいいかぁ」


 麺類から離れるはずが麺類に寄った一品が出来ちゃいました。



なんとなくですが、前にやった気がして一応確認したのですが……みあたらなかったので(笑)


タイトル変えてやっていた場合、タイトルが違うから別メニューと作者の認識です(笑)


お餅が余る……なんて事は昔はあったのですが……最近はパックのお餅だし。(伸し餅一枚を買う事がなくなったため)


でも、風習としてまだまだ買う家も……かなり減ったのかしら??

お餅、余ると意外と使いづらい……ってモノでもないと思うのですが、食べる人間と作る人間の温度差が多分原因。

作る側の面倒くささを食べる人は理解していないからでしょうね。


パパっと使い切って、いい気分になりましょ(結局作らせるんかいっ!!)(笑)



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
巾着餅。お楽しみ袋もいいなー(๑˃́ꇴ˂̀๑) つみれを入れたり、七福とか(面倒なのでじぶんではとんとしない) 市販の稲荷用のあげに生もちつっこんだろか?と思った面倒くさがりはこちらです(๑˃́ꇴ˂̀…
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