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スパイスナッツ


 出来立てのガラムマサラがあるので、折角なのでこれを使って何かを作ろうと思う訳ですが、まあ今回のダンジョン探索の野菜とガラムマサラを使った何かを作ろうとすれば必然的に代表として出て来るのはやっぱりカレー。

 そして、多少の好みはあったとしてもウチのメンバーにカレー嫌いはいないわけで。


「とりあえずカレーでも作ります?」

「いいねー」

「他にも何か、パパっと……出来ないものですか?」

「パパっと……だと、そうだねぇスパイスナッツ?」

「なんですかそのおいしそうな響きの料理!!!」


 お腹が減っている時に出すものではなく、どちらかといえばお酒のつまみに近いものですが、なかなか悪くないもので。

 ちらっと様子を伺うと、カレーは早く作って欲しいけどそれよりも先に何かすぐ出て来るものも食べたいという感じ。


「じゃあ、とりあえずナッツでやりますか」


 使う材料は至ってシンプル。

 無塩の方が出来上がりの味が分かりやすいのでいいのですが、塩味がついていても大丈夫。

 市販のミックスナッツを加工するだけ。

 ボウルに卵白を入れて、砂糖、ガラムマサラ、クミンパウダー、シナモンパウダー、塩。

 他にもカイエンペッパーやブラックペッパー、チリペッパー、それにそう言うものが無いという場合は色々と混ざっているカレー粉と塩だけなんていうのもアリ。

 計量スプーンでいうと大匙一杯程度の量を混ぜ合わせてあとはミックスナッツに纏わせるだけ。

 接着剤の役割として卵白を一応選びましたが、単純に纏えれば問題はないのでオリーブオイルにしてみたり、風味が面白くなるのはバターだったり、砂糖を抜いてハチミツやメープルシロップなどの粘性のあるものを使っても大丈夫。


 混ぜ合わせたものをミックスナッツに纏わせて、後はオーブンなどでカラッと乾かしてあげてもいいのですが、その為だけにオーブンを使うのは面倒という場合は普通にフライパンで水分が飛ぶぐらいまで炒めてあげる形でも大丈夫。

 今回、カレーを作る片手間で作っているので弱火でたまにくっつかないようにさっさと炒めてあげる形で作ります。


 カレーを作りながらなので、全体的に雑な作り方になりますが、スパイスナッツはこの雑さ加減が丁度良くて。


「こっちはちょっと味が薄いのかとおもったら、濃い味のものもあって、何というか満遍なく出来ていないのが食欲を刺激しますね?」

「ピリッと甘っが絶妙ですね?」

「これは、食欲を増進させるねぇ?」


 三人とも美味しそうに食べてくれているのですが、ついでというわけではないのですががーさんや精霊、タマエは出来るか分からないので何ともですが、三人には前にもやったパリピーの時間経過をお願いすることに。

 ヘタを落として、種を抜いてかなり大きめにカットして後は水に浸けるだけなのですが、がーさんが言うにはそのままだと染み込みにくいから、狐さんに水を作ってもらうよ?との事。

 魔力のある野菜には魔力のある水の方がいいという事らしいのですが、別に普通の水でも問題はないとも言われ、何とも微妙な物言い。


「ほら、出来たばっかりの野菜だからさ。どういう事になるのか、まだ誰も分かっていないって言うか……」

「……それはテイのいい人体実験を私達にしているという事では?」

「いやいや、毒性などは絶対に無いんだけど、魔力ってほら、地球に無いじゃない?だからどういう風に作用するかが……まあ、分かっていない感じではあるけどね?」


 そんな話をされても結構困ってしまいますが、まあ大丈夫と目の前の信用が結構落ちている神様がいうのですから問題はないでしょう。


 ここまでパパっと一品とも言えないお酒のおつまみを先に作ったわけですが、食欲を刺激しやすいモノを作ってしまったので自分も含めて皆そろそろ何かしっかり口に入れたい気分。


「時間はかけないでカレーも食べたいんだけど……サッと、何かいけない?」

「サッと……ですよね?」

「うん」


 頭をまずよぎったのはご飯なのですが、炊いてあるご飯をチンしてなにかにするのも悪くないのですが、なんとなくそれだったらカレーまで待てばいいかな?という気持ちがあって。

 でも、今自分達のこのお腹を満たして欲しい気持ちもあって、そんなどっちにも良さそうなモノはパッと簡単に出て来てくれる……はずもなく。


「時間はかけず、でも美味しいもので、出来れば簡単……」


 ダンジョン探索の疲れも多少あるのか、頭が良い感じに回ってくれている感覚が無いのですが、なんとなく頭の中には食べたい物がもわもわんと変な形で主張してきている状態。


「お?その顔は何となく、いけそう?」

「なんでしょうね?雅のこう、喉の奥に小骨が詰まって出そうで出ない顔……、変ですよね」

「ご主人が悩んでいるという事は、そろそろ何か作ってくれるのでは?」


 三人共言いたい放題なのですが、精霊の言う通り何かポンッと出てきそうな状態に違いはなく。


「お腹は一杯にしないでいいんだよね?」

「ええ、ちょっとこう、食べたって感じが欲しいやつですね」

「ちょっとだけ、満たせる、何か……」


 あと何か一つ閃きが欲しいのですが……何かいい閃き、来ないかな???



柚子胡椒とかもそうなのですが……調味料ってたまーにしか使わないモノがありまして。


ガラムマサラなんて……一度使ったら忘れそうな筆頭(笑)

いくらカレーが美味しくても、毎日食べませんし……手間暇かけるのも面倒ですからね。


でも、買っちゃったし……捨てるのはもったいないし……


そんな時に、こんな一品どうでしょう??って言うのが今回の一品を選んだ理由でしょうか。


本編最初の所にあるようにカレーにしようかとおもったのですが、カレーはもう何度もやってるんですよね(笑)


いつもとちょっと違う、カレーともちょっと違う……スパイスのきいたナッツ。


ちょっとしたおつまみにいかがです???



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
カレーは中身が違えば別の料理なのです(ᕑᗢूᓫ∗) 〇〇肉のかれー。〇〇スパイスのカレー。 〇〇風カレー。〇野菜のカレー。などなど(๑˃́ꇴ˂̀๑)←こじづけ お酒が欲しくなりそうなおつまみ。 それ…
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