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★ダンジョン559


 タマエにしっかりと傷を負わせた一撃の後、何故か睨み合いを続けるアースドラゴンとタマエ。


「えーっと、この睨み合いは?」

「お互いに、相手の隙を伺っているのでは?」

「……で、何もできないと?」

「そう言う事もありますよね」


 精霊の解説に何故かアースドラゴンとタマエの二人が頷く……ぐらいには余裕があるみたいですが、アースドラゴンは敵ですよね?……って、まあいいか。


「タマエ?お手伝い、いる?」

「大丈夫です。っていうか、今、一応真剣勝負中ですよっ!!」

「うん。でも、睨み合いって……見ている分にはつまらないんだよね」

「分かりますけどっ!!!」


 と、喋っているのを隙と見たのか、アースドラゴンが大きく口をあけるとその動きに反応したタマエがグッと地面を蹴ります。

 そして、地面を蹴った瞬間開けていた口をパクっと閉じ、そのまま地面を叩きつけます。


「さっきと一緒でしょ!見えていますよっ!!」


 空中でも問題ないと言わんばかりにタマエが言うと、何故か空中なのに別の方向にジャンプ。

 アースドラゴンとしては何それ?って感じみたいで驚いていますが、同じように空中を蹴ったタマエも驚くことに。


「あっれー!?攻撃……こないの!?」


 地面から槍のようなモノが飛んでくると踏んでいたみたいですが、攻撃はなく空中をただ蹴っただけになったタマエはそのまま地面にスタっと降りるわけですが、降りてすぐに違和感を覚えます。


「ま・さ・か!」


 さっきもやっていたいやらしい顔のアースドラゴン。どうやら地面を叩いて今回は土をぬかるみにしていたみたいで、タマエはしっかりと足を取られることに。


「ちょっ、コレは……想定外!!!」


 タマエとしてもまさかの行動に驚いている状態ですが、今度こそ完全な隙。

 アースドラゴンは……ドラゴンらしくなのか、大きな口をガバっと開いて土ごと地面を抉りながらタマエに向かって結構なスピードでもって勢いよく噛みつこうと動きます。


「足がっ、ぬかるみから、取れなければ……」


 地面をぬかるみにしたのはかなり強い攻撃で動けないままのタマエはかなりまずそうと思っていたのですが、


「水気があってぬかるんでいるのであれば、お願いしますっ!精霊さんっ!!!」


 そう言うとタマエの尻尾の一本が赤く色づき、ボッと音が鳴ると同時にパキパキと陶器が割れたような音が鳴り、パリンという音とダッと強く地面を蹴る音が同時に聞こえるとタマエがいた位置をアースドラゴンが通り過ぎます。


「なかなか凶悪なコンボでしたが、私の方が上手ですっ!」


 そう言うと、空中にパキパキと地面の時と似たような音が鳴り、見ているだけの自分達が分かるぐらいに一気に周りの温度がグンと下がるのが分かります。


「似たようなことを考えていたみたいですが、コレはどうですっ!」


 空中にある氷を多分蹴っているみたいで、タマエはパリンという音を次々と鳴らしながらかなり距離の離れた位置にスタっと降りると、真っ赤な尻尾を地面にくっつけます。

 すると、地面から氷の柱が無数に何故か出てきます。

 そして、その無数の柱が次第に形を変えていきみるみるうちに剣山のような状態に。


「浮かせればいいのは分かっていますからね。まあ、私の足元を取って来るのは完全に想定外でしたが、浮いてしまえば……って、真似はズルくないですかっ!!」


 タマエの氷で作る剣山は一方的に勝ち星をえられるかと思っていたのですが、氷を叩くような動きで魔法を発動させたアースドラゴン。

 氷の柱の間に土を入れてきて、普通の地面の状態に無理矢理戻してきます。


「魔法をこうもうまく使うのは完全に想定外……ですが……こうなったら私の方も切り札を切るしかないですね」


 キリッとした顔でタマエが言いますが、見ている自分や精霊としては正直ああそう?って程度の認識。

 それはまあ、よく言えば信頼で何も言わなくても問題なさそうという信用もあるわけですが、タマエ的にはもう少し興味を持ってもらいたかったみたいで、チラッチラッと言葉を待つような感じに。


「切り札切るのはいいですけど、フラグじゃないですからね?」


 精霊がため息をつきながらそう言うと、驚いた目をするタマエ。


「ダメそうだったら、言ってね?」


 多分大丈夫でしょ?って気持ちで応援というよりは、こっちにまで厄介を持ってこないでといわんばかりの感じで言うと、タマエもぷりぷり怒り出します。


「んもー!!何ですか、その応援!!……遊びはここまで、さようならですよ?アースドラゴンさんっ!!」


 そう言うと、何故かタマエは再び尻尾を赤くさせて口から火を噴き始めます。

 相性的な話で言えば、土の弱点は風。火や水はそこまで相性が悪い感じはないハズですが、今更火を噴く意味は分からない訳ですが、何かしら考えはあるはず。


「もう少し見守ります?」

「まあ、うん」


 精霊と見ているのも少し疲れてきたのでどうしようって会話になりそうだったのですが、とりあえず切り札を見せて貰ってから考えるとしましょうか。





どんな切り札……ナンダロウナー(笑)


ヨソウツカナイナー

ワクワクドキドキダー(笑)



まあ、明日には分かるんですけどね。


今回のダンジョン探索は全体的に「作者が混乱中」と書いた方が良さそうです(笑)

いや、落としどころによっては面白くなったと思うのですが、それは作者の私がしていい判断でもなく。

読者の皆さんが決める事。


まあ、どうせいつも通り終わり良ければ総て良し。の一言で括りそうですけどねー。


ドラゴンなクエストでの状態異常のように混乱からの麻痺で動けない……にならなかったのでヨシとして下さい<__>



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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なんだか、カワイソウ? まぁ、どんな結末でも、美味しいご飯を食べれば機嫌がなおるかな? 流石に戦闘中にアレ食べたいコレ食べたいは考えてないでしょうが。 一番美味しくなる倒し方は、本人が気が付かない間…
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