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★ダンジョン557

昨日の★556の最後の方ですが、ご指摘を頂きました通り「精霊はぶつぶつと~」と書いていましたが、ぶつぶつと悩んでいたのは「タマエ」です。


流石に、キャラミスは誤字脱字でも許されない!!!よろしくないですね。


心からお詫びいたします。

申し訳ありませんでした。<__>


 階段を降りて、いつもの様に三段下がったところで腰掛けると、精霊が飲み物を催促してきたので渡しながら、自分も一緒に飲み物を飲んで休憩を取ります。

 飲み物を飲みながら少し休憩をしていると、ハッと何かに気が付いたタマエ。


「あれ?ベルペッパーソルジャー……いえ、階段が見つかりましたか?」

「うん。サクッと精霊と二人で倒したら階段も見つかったよ」

「ですか。って、ああ、いつもの位置で休憩中でしたか」


 やっと現状位置を理解したのか、精霊が左右を確認したら、自分も飲み物を欲しいと言ってきます。

 自分達と一緒のスポーツドリンクを渡し、一緒に水分補給をしながら念の為タマエに確認をする事に。


「アースドラゴン、いけそう?」

「ええ。ばっちりですよ」

「じゃあ、お願いしちゃってもいい?」

「いいんですか?」


 まあ、アレだけこっちがバタバタしているにもかかわらず集中していて戦い方を考えていたわけですから、任せたくもなるもので。


「どうしてもの時は、助太刀していいんだよね?」

「それは勿論ですけど、想定通りにいけば先輩が先程私たちに見せてくれたような感じで……相手に何もさせずに完封勝利できるかと」

「そんなに一方的に行けそうなの?」

「私の思惑通り……行けば、ですけど」


 どうやらタマエが考えた作戦はピタッとハマれば一方的にアースドラゴンをどうにかできるみたいですが、ちらっと同じような事を思ったのでしょう。精霊は心配そうに見ています。


「弱点やその他諸々は前回雅が暴いていますから、そこまで厳しくないとは思っていますが、本当に大丈夫ですか?分かりやすく言えば、浮かせることはアナタでも余裕だと思いますが、その状態を維持するのは大変なはずですよ?」

「もちろんです。この状態だとキツイのでその辺りも含めて良さそうな方法が見つかったので、早速それを試してみようかと思っていまして……」


 その言葉に何故か眉を顰める精霊。

 そして、なにかを察しているのかフワッと浮いてタマエの元へ。

 どうしても自分に聞かせたくないのか、二人はこしょこしょと話をしていて何を話しているのか近くに居ても全く聞こえず、全く気にならないと言えばウソに勿論なりますが、今は聞かせたくないという風に考えればそこまで凄く気になる話でもなく。


「今はまだ、聞かせたくないって感じ?」


 二人の話が終わった頃、精霊に確認を取ると何も言わずに頷きます。

 そして、何故かタマエに頑張りなさいと言って話が終わった模様。


「やったりますよぅ」


 そう言って、人間で言うシャドーボクシングのような動きに近いものを器用に後ろ足二本で立ち上がって前足でシュッシュッと見せてくれます。


「じゃあ、お願いするよ?」

「らじゃ、です!!」


 そう言ってテシと肩の上に前足を乗せると、クイクイっと不思議な動きをします。


「春巻き下さい」

「はいはい」


 器用に二本足で立ちながら肉球なので手は使えないハズと思っていると精霊と一緒で魔力を使って手と同じ形を一時的に作っているみたいで、何の違和感もないままパクパクと食事をします。


「まあ、後輩に任せればいいんですけど……私も少し食べますかね」

「はいはい、一緒でいい?」


 タマエと一緒の春巻きを出してあげると、ぱくりと精霊も一口でそれを食べ、自分も一緒に食べようかと思ったのですが、なんとなく気分は春巻きではなかったのでそのまま水分補給だけにする事に。


「じゃあ、そろそろ行く?」


 休憩時間はそこまで長くとったつもりはなかったのですが、思っていた以上にさっきの一撃に魔力を取られていたみたいで、いつもはあまりない倦怠感を感じつつも、この後はタマエに任せるというのもあって、違う意味で緊張をしているものの、失敗の確率はかなり低いだろうという予想もたっているので、若干変な感じ。


「……雅?なんというか、イベント前のお父さんみたいな不思議な感じになっていますが……大丈夫ですか?」

「そこまで変な感じ?」

「ええ、魔力がとげとげしいというか、落ち着きがないというか」

「自分でやるわけじゃないから、何というか……心配と不安と色々とごちゃまぜでね」

「まあ、言ったところですぐにはいそうですかとはなりませんが、大丈夫ですよ。一応、癪ですけど、私の後輩なのでへまはしないと思いますし」

「信用してるね」

「……癪ですけど」


 言い方はとっても優しく、それを見ていると自分の心配が杞憂だとよく分かります。


「上に立ったわけではないんだけど……、任せるのも一つだよね」

「ええ、まあ何でもかんでも勝手にどうぞって話ではありませんが、静かに見守るのも親や上司の責務ですよ」


 まさか精霊からそんな言葉が出て来るとは思っていなかったので驚きますが、言っていることには間違いなどなく。


「じゃ、タマエ頼むよ?」

「ええ、じゃあ行きます?」

「だね、行こうか」


 どうやらタマエは気負った様子を全く見せず、余裕の表情。

 どういう感じに倒す算段をつけているのか分かりませんが、少しばかりゆっくりさせてもらいましょうか。





作者的には、戦力的に問題はなさそうに見えてます。


単純に雅君が疲れたから……タマエにお鉢が回ってきた感じのつもりなのですが……。

それ以上の意味は何もありません。


予想よりは長くなりそうなのが困りものですが、どうやら年内……いや、クリスマス前にはいつもの日常(食事の話)に戻れそう。


せっかくいただいていたリクエストにやっと応えられるので嬉しいです……が、まだもうちょっとダンジョン続きます(笑)





今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
美味しいお肉(ドラゴン)とお野菜たんまり… そんなの料理が捗るにきまってるじゃないですかー! 主人公が疲れないようにしているのは、その後の調理をご所望だからですね(ᕑᗢूᓫ∗) 美味しい春巻き食べた…
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