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★ダンジョン555


 若干、記憶の曖昧さはあるもののタマエが階段を認識できなかった事は前にもあって。

 その時は確か階段の周りを敵が囲ってしまい、反応があったりなかったりという事があった事を話している最中に思い出します。


「ベルが階段を囲ってる可能性があるね?」

「ええ。さらに言えば、今さっきの個体みたいに遠距離攻撃を主体としていた場合は……」

「階段に近づくこと自体が面倒になるって事か」

「ですです」


 前の時は階段の反応があったりなかったりでしたが、今回はずっとないまま。

 という事は全く階段から敵が動いていない事の証明でもあるわけで。


「……厄介かもね?」

「ええ」


 色付きのベルを倒したばかりなのにまた面倒事が増えたような気になりますが、こればっかりは仕方ないので先へ進むことに。


 二つ目の部屋は横長タイプなので北側や南側に通路があればすぐに見つかるはずなのですが、通路らしいものはなくひたすら西へ西へと道があるだけ。


「横長……だと、このまままた通路がある感じかな?」

「最初の部屋にも通路は一本でしたし、ココで枝分かれしないとなれば、可能性は高そうですね」


 精霊の言葉に頷き、周りを警戒しながらもそのまま歩みを進めていくと、やっと通路を発見。すぐに通路の中へ入ると、腕に魔力を流して風の道で一気に通路を駆けるわけですが、道は真っすぐではない感じ。


「通路の方がグネグネと……」

「えーっと、いま入ったときは西側で、南にズレて東に向けられて……長―く東に戻ったかと思ったらまた南にズレて、これまた西に向いたわけだから次の部屋の東側に出る感じ?」

「ですね」


 通路がグネグネとしているわけですが、よく言えば一本道なので間違える事もなく。

 ただ、二つ目の部屋と同じぐらいの量の通路を進んだので、多少大丈夫かな?という気持ちにはなってくるもので。


「とりあえず三つ目の部屋へ進めばいいわけですが……って、雅?大丈夫ですよ?私達も左右は確認していたので、脇道を見逃していたりしていませんから」

「……だよね?」


 どうやら精霊が何となくの自分の気持ちを察してくれたみたいですぐにフォローをしてくれたので、気にし過ぎていたと思う事に。

 そして通路を進み三つ目の部屋が見えるところまで移動したわけですが、部屋に入る手前に居るのに明らかな圧力を感じます。


「コレは、居ますね」

「ですね」

「……」


 タマエだけ返事をしなかったので、アレ?と思って精霊と見てみると、目をギュッと瞑って、アースドラゴンとの戦闘を想定しているみたいで、たまに前足がテシテシと柔らかく動く動きを見て、思わずふふっとなります。


「タマエは集中しているみたいだから、サクッとやる?」

「ですね。まったく、世話の焼ける後輩ですねぇ」


 精霊はそう言いながらもかなり気にはしているみたいで、その目つきは優しさに溢れているように見えたので、精霊と二人で目の前の圧力をどうにかしようという話に。


「どうします?」

「一番楽なのは、遠距離だよね」

「まあ、相手には申し訳ありませんが、その通りですね」

「矢だと、倒しきれないの?」

「ええ。頭をスパッ……頭というか胴体というか切れる必要があるっぽいですね」


 胴体に矢が刺さったり、腕に刺さったりしてもさっきみたいに種をマシンガンの様に飛ばしてくるわけですが、頭も刺さればダメージぐらいはありそう……とは思うものの、何の保証も無い訳で。


「大剣になって貰って、大きな刃……飛ばしてみるとか?」

「構いませんけど、魔力は貰いますよ?」

「それは勿論。じゃあ、ちょっと通路の奥にタマエは置かせてもらって……」


 肩の上に乗っているタマエをそっとおろし、通路の手前に戻って反対側の肩の上に居た精霊にお願いをすると精霊はベル達が持っているものよりさらに一回りぐらい大きい剣に姿を変えます。

 いつも持っている刀とは違い重さもしっかりとあるわけですが、重さがあるお陰で振り抜きやすくなっているので、左斜め下に下ろしたような構えをして息を整えます。

 そして、一度大きく空気を吸った後細く短くフゥーと吹きながら自分の中にある魔力を精霊に流します。


「来ましたね。私の方でちょっとだけサポート……いえ、変換しちゃいますね」

「上手くいく方法で頼むね」

「もちろんです」


 自分と精霊の二人でやろうとしていることは一致しているはずで、ついさっきもやったばっかりの風の刃をいつもよりもかなりの遠距離から放つだけの予定。

 通路を超えない間はこっちを敵が見つける事はなさそうという地の利も生かした戦法なわけですが、若干通路で振るには精霊の大剣は大きい状態。

 それでも一撃をお見舞いしようとすると、通路の手前でしっかりと溜めた後、一歩目を踏み出しながら大きく振り抜けばいいというだけ。


「魔力、たっぷり。オッケーです、いけますよ」

「じゃ、左足を通路に出して踏ん張ったところに、右足を出しながら振り抜くよ」

「らじゃっ!」


 軽い返事が精霊から返ってきましたが、準備オッケー。

 早速精霊と息を合わせた一撃を繰り出してみましょう。




合わせ技。。。

最近、作者が勝手にハマってます(笑)


合体技って……ロマンありません??

戦隊ものが好きだったのが今更浮き出ているのかしら???


ライダーより戦隊……よりも、魔法少女を見ていた可能性が高いナ~……。


子供のころから、セクシャリティーにとらわれていなかったのです(笑)(違うか)



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
まほーしょうじょも昔は一人だったのに 気が付いたら仲間ができて戦隊な感じに…? 複数人よりバディ的な感じで力を合わせるのが好みです(ᕑᗢूᓫ∗) 次回、遠当ての無双って感じですかねぇ?
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