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★ダンジョン549


 リュックから取り出すのは、片手春巻きやブリトー。他にもおにぎり等を一気に取り出して、アレもコレもと食べ始めます。


「いつも食べている姿を見ていない訳ではないのですが……」

「こうやって、ご主人がバクバクと食べているのを見るのって……初めてかもしれません」


 あれ?そうだっけ?と思いながら、出したものを口の中へ入れて水分補給も忘れずに済ませると、次の品に手を伸ばし、パクリパクリと結構な勢い。

 無理や無茶をしたつもりはありませんが、慣れない演技やプロレスをしていたのもあって疲れというよりは脳内のリミッターが多少外れた感じも。


「そういえば、プロレスはした事が無いと言っていたいのに……あんなにサラッと出来るモノなのです?」

「あー、格闘術は一応一通りやらされていたから、プロレス自体の経験はなくても簡単な動きぐらいは……ね?」

「……簡単な動きとは?」


 タマエが首をコテンと斜めに、悩み始めますが格闘術はいつもの戦闘でもかなり役立っているので、多少は動けると思われていると思っていたのですが、その辺りの感覚の差というのもあるのかもしれません。


「なんだかんだ言ってもさ、ダンジョンに二年以上来ているわけだから、一般人よりは動けるって思ってくれていてもいいんじゃないの?」

「まあ、下地がしっかりとあると思えばいいわけですね?」

「だねぇ」


 ほら、俳優さんのなかでもこう武闘派な俳優さんが居るのと一緒で、自分もそっちに近い感じって思って貰えればいいんじゃない?という意味で言ったつもりだったのですが、微妙に違う視線がウチの二人から来ている気も。


「ま、もうちょっと食べさせてもらうよ?」

「ええ。何というか、雅が食べているのを見ていたら私もお腹が減ってきたので少しいいですかね?」

「あ、私も食べますよー?」


 結局いつもと同じ感じに食事が始まって、三人が三人共かなりの量をぺろりと平らげ、飲み物をお茶に変えて、少しだけゆっくりな空気にもどってきたところで、疲れもあるので次の階の事を聞きます。


「次の階って何が出るの?」


 聞くとすぐにこた得たのはタマエ。


「次の階はペッパーソルジャーですね」


 ペッパーソルジャー?

 ペッパーって胡椒だっけ?と、思っているとぺチンとタマエの頭を叩く精霊。


「違います。ベルペッパーソルジャーですよ」

「あれ?んー、あ。本当だ。ごめんなさい。ベルペッパーソルジャーでした」


 胡椒じゃなくて、ベルペッパーだと……。


「ピーマンかな?」

「多分、そうだと思われます」


 ふと、今までの流れを思い出してみると、かなり異質な気がしてくるもので。


「にんにくはまあいいとして、ジャガイモ、ニンジン、タマネギって来たのに……ピーマン?」

「ですよね。まあ、雅の言いたいことも分かりますが……」

「そんなに気にするところです?」


 気にした様子の全くないタマエは何が変なの?って感じです。


「意図はないとは思うけど、ここにきてピーマンかーって」

「ここにきてピーマン?何かおかしい……と?」

「もしかしたら、予想よりは強いか……弱いか……」

「流れが変わった……ってところですね?」


 精霊は頷きながらそんな言葉を発します。


「流れが、変わった?」

「そうだね。もしかすると、結構強い可能性が高いかもね」

「そういうものですかね?」

「まあ、強いなら強いで頑張ればいいわけだけどさ、ピーマンって事は……他の色も居るんじゃない?」

「ええ。おっしゃる通り、赤や黄色にオレンジも居るみたいです」

「パプリカとは……言わないんだね?」

「全部まとめてベルペッパーですね。一応」


 後はどういう感じで出て来るのか……を聞けばいい気もしますが、何というかちょっとだけ疲れもあって。


「丁度さっき戦った、デストロイヤーのピーマン版って感じを想像してもらえると分かりやすいかと」

「あー、そういう感じの形なんだね?」

「ええ。なので、根っこがにょろんと生える形ではないみたいですね」


 形状も分かれば、なんとなく頭の中でも想像もつきます。


「もうちょっとだけ座りながら休憩して、行く感じでいい?」

「ええ。まあ、私達はそこまで休憩はいりませんけどね」

「そう?」

「殆どさっきの階層は見ているだけでしたから」


 それでも多少頑張っていたと言わない辺り、自分の疲れを察してくれている気がしたので、何も言わずに頷いて、他にも何かある?と確認してみたのですが……。


「後はまあ、弱点ぐらいですけど……」

「なるほど。聞いちゃうとつまらないでしょう?って事?」

「まあ、別にどっちでもという感じですね」


 折角の初見モンスターなので、気を使ってくれているのが分かります。


「じゃあ、降りて……パパっとやってみますかね」


 やる気を一応見せてみると、少しだけハラハラした顔のタマエ。


「大丈夫だよ?」

「です?」

「うん。ダメだったら、先に言うし」

「ですか」


 いつもと違いすぎる食事風景に若干心配をしているみたいですが、問題はないので忘れ物が無い事をしっかりと確認してから、百十九階へ降りるとしましょう。




なんでピーマン……??なんでしょう???(笑)


作者的には、ジャガイモとかタマネギとかニンジンとかいつも使う食材、あ、にんにく!!って感じだったのですが、多分そこでネタが切れたのでしょう。


本当に、なんでピーマン??(笑)


子供のころからそこまで嫌いじゃなかったんですけどね。


パリピーでハマって、チンジャオロースでも好きで。


意外と私の好きな食材の一つ……なのかもしれませんね???(自分の事だけどよく分かっていません)



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
子どもが覚える野菜の代表格ですね(にんにくを除く) 人参、玉ねぎ、ジャガイモ、ピーマン。 その系統だと次はトマトかナスかキャベツか!?カボチャ? 他の野菜と違って空洞があるタイプのピーマンさんは違う動…
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