表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1747/1825

★ダンジョン541


 二つ目の部屋で二体目のポテトバロンの回収もおわり、弱点も確定したので後は一気に進む流れに。


「道中で出てきたら、赤い芽を狙ってサクッとですね」

「だね」

「私も少し体を動かしますかね……」


 精霊も少し動きたくなったのか、ふわりと肩から浮いてやる気を出し始めます。


 二つ目の部屋でもう一体ぐらい出て来るかと思っていたのですが、どういう出現条件なのかは分からないまま南側に通路が見つかったのでそのまま通路に入って通路の中は今回も短く風の道を使うまでもなく次の部屋が見えたのでそのまま進むと、ついさっきも見たような景色がそこに広がっている状態に。


「広いですねぇ」

「今更、揺らして一気に出しましょうとは言いませんよ?」

「分かっているって」


 今回もまた広い場所に出てしまったわけですが、さっきのキャロットマージと同じことをするつもりはないので、先に確認するべきは階段の有無。


「この部屋にありそう?」

「いえ、なさそうですよ」

「じゃあ、南に進むべきだけど……」

「歩いているとこうやって、ポコポコ地面から出る……んですかね?」


 広さのある場所だったので少し進むと一匹のポテトバロンが出てきたのですが、やる気を出している精霊の妨げになるはずもなく、出てきた瞬間右手を貫手ぬきての状態にすると、赤い芽を狙ってプスッと一撃。

 すぐに肩の上に精霊が戻るわけですが、近づく頃には空気も抜けて回収しやすい状態に。


「剣にならずとも、この状態でイケるのはラクチンですね」

「やっぱり先輩はその状態でも十分強いんですね」

「まあ、武器だと防御の必要性は減りますけどね」


 色々な形になれるというだけでも破格なのに、その種類もいいモノが多いのもあって余裕が見られるわけですが、それだけの強さを目の前で見せてくれるのでそのまま精霊が倒してくれたポテトバロンを回収。


「こう広いと、何かありそうな気がしません?」


 と、フラグっぽい事を言って来たのは余裕綽綽な精霊。


「何かって、罠とか?」

「いえ、そうではなくてボス的な何かがいるとか……」

「もしいるんだったら、さっきのキャロットマージの時にもいたんじゃないの?」

「……言われてみればそうでしたね」


 広いから何か居る可能性というのは今までのパターンから考えれば間違いではなさそうなわけですが、階数的に考えてみるとちょっと微妙。

 そして今言ったように、キャロットマージの時にもそういうのがいるのであれば出てきてもおかしくなかったわけで。


「まあ、あんまりジャガイモは回収できないかもしれないけど、進もう」


 風の道を使えばよかったと今となっては思う訳ですが、歩いているうちに結構進めていて、残り半分ぐらいだったらこのまま歩いていてもいいかなと思っていたところ、今までとは違う感じでゴゴゴと強めの揺れが足元から伝わってきます。


「揺れてる?」

「みたいです?」

「震度でいうと二ぐらいですけどね」


 大きくはないけど、気になる揺れが何故かあって、周りを見回してみても変化はなぜかないままで。


「……変な事言ったから、何か起きた……とかですかね?」

「フラグ回収まで先輩早すぎません?」


 怯えているというよりは、精霊もタマエもかなりワクワクした顔で話していて、少しだけ呆れるような感じを滲みだしながらも、自分もちょっと何が起きたのかワクワクし始めている状態。


「さて、なにか面倒な事が起こるって事だよね?」

「多分……そうだと思いますが」

「ただ、情報が何もないんですよねぇ」

「そうなの?」


 え?って顔をついしてしまいます。


「ポテトバロンは何でもできるとはなっていましたが、あの程度の揺れだったらまあ、範囲内でしょうし、大した事をしそうな雰囲気も無いんですけど……」


 何でもできるって、そう考えてみると結構怖いというか言い方を変えれば可能性は無限大……って、ゲーム機の話をしているわけではないのですが、自分なりの何でもを考えてみると結構色々と出来そうな気はしてくるもので。


「因みにさ、内容として何か書いてなかったりしなかった?」

「ただの一文としてあっただけで、内容までは」


 がーさんを信用していない訳ではないのですが、前回のアースドラゴンも浮かせれば何もできないみたいな、明確な弱点こそあるものの何でもできるというのは誇大広告でもなんでもなく、本当に何でも出来ちゃう可能性が高そうで。

 そうなってくると、この階層を早めに抜けた方が安心かもしれないと思い始めていたのですが、どうやら色々と遅かったみたいで。


「何か始まりましたね?」

「揺れて……います?」


 精霊が言った通りで、何故か地面がぽつぽつと赤い光を放ち始めそれは等間隔で順番に光っている様子。

 そしてタマエの言う通りでもあって、ドンッという感じの強い揺れではなくドクンという感じの心臓の拍動みたいな変な揺れ。

 終いには、赤い光は地面から天井に向けてピカーっと、強めの線になって光るようになってくれた訳ですが、それのお陰で見えるモノが。


「天井画とは言わないけど……形にはなってる?」


 赤い光がどうやら形を描いているように見えます。




あ、珍しく……全く何も浮かばない(笑)


うぅん……。。。


たまにはそういう日もありますという事で。

……今日は早く寝よう(笑)


今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ジャガイモも使い道がたくさんあるのに収穫は少しかぁ… 冷蔵庫さんが出してくれるジャガイモとどっちが美味しいんだろうか。 いや、実は存在を認識して実物をしっかり知っているならば あのジャガイモをって念じ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ