表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1734/1825

★ダンジョン528


 今回も食べてみる?って話になるのは当然の流れではあったのですが、生のタマネギは結構辛いというか、水にさらしてから食べないと辛い場合が多いのでどうしても食べたいなら、休憩を出来る階段についてからの方がいいという事を伝えたのですが、食べてみない事にはいるかいらないか分からないという、ある意味真っ当な事を二人が言ってきます。


「じゃあ、間をとっているのか分からないけど十匹ぐらい……いや、もうちょっと多めにさっきのガーリックボムと同じぐらいだけ確保しておく?」

「それぐらいがちょうど良さそうですけど……ガーリックボムと同じ成長スピードとは……限らないのでは?」

「まあ、距離が今回はあるみたいだから、歩きながら考えるのでいいんじゃない?」


 とりあえず次の階に向けて北側に行けばいいハズなので、今は初めの部屋から西に移動しただけ。そして幸いなことに北側への通路があったので、このまま北へ向けて進めばいいのですが、通路で敵と出会う事はなく三つ目の部屋は空っぽ。


「居ませんね?」

「それに部屋が小さいですね」

「ここの部屋も北側への通路はありませんね」


 ハズレを引いたみたいで、何もない小さな部屋の中でまたも東西二択を選べることになったわけですが、タマエが今回は東と言ってきます。


「美味しそうな匂いが」

「……ガーリックボムじゃないんだから、火はつかないのに?」

「さっきのような、なんでしょう?えーっと、オーラ?タマネギの香り?いえ、アレは多分……魔力の香りですかね?」


 ああ、スーパーな……ね。うん、電気がパリパリしていないからツーではなく、普通のだと思うけど……髪の毛が伸びるスリーの事を考えると……タマネギの頭からビローンって芽でもでちゃうのかな?とか、変な想像をしてしまいますが、多分スーパーなオーラで終わりのハズ。


「じゃあ、東の方へ行く?」

「ええ、お願いします」

「因みに、次に出てきたら、私がスパッとしましょうか?」

「一応、剣術とか盾術が強いってなっていたけど……いけるの?」

「勿論ですよ。いくら凄くても早さがあれば問題ありませんし、仮に速さについてこられたところで……、特大の弱点である魔法に弱いがありますからね」

「あー、うん」


 ウチのパーティー……というか、メンバー全員どっちもある意味強い状態。ただ、どっちが強いかと聞かれると、多分魔法寄りが多い気が。まあ、精霊もタマエも魔力で動く精霊やら従魔やら。名に恥じぬというか、それなりの体術は勿論ですが、それ以上に魔力が強いわけで。


「じゃあ、次出たら……精霊が?」

「ええ。多分ですが、普通にこの状態でパッチやキックをしただけでも勝てる気がしますよ?」

「一応それなりに強いってなっているけど?」

「私達に当てはまるとは書いていませんからね……」


 まあ、この階層まで来ている人も居ない状態になって数か月。

 ギルドとの交渉も精霊が頑張ってくれているものの、かなりあれもこれもと情報を出しているのは確か。そしてその情報をどこまで出すのか、出さないのかを考えながら提出している本人がウチの精霊で、その精霊が言うのですから殆ど間違いはないハズ。


「じゃあ、まあ出来るだけ安全にね?」

「ええ。こんなところでケガをするつもりはありませんからね」


 そんな感じに決定したので小さめの部屋は東側に進むことに。

 通路は今回も真っすぐで、少し歩き始めても先が見えそうになかったので風の道を使って移動すると、かなりの距離が今回はあったみたいで、やっと東の部屋へ着いたのですが、部屋の手前からも分かるぐらいに次の部屋にはオニオンナイトが。


「モンスターハウス……ですかね?」

「狭い部屋で剣と盾でチャンバラごっこをしているようにしか見えませんが?」

「どうするの?」


 タマエは確認してきて、この程度は余裕とばかりの返事を精霊がしてきたので、念の為と確認をとると、精霊はやる気満々みたいで腕をぐるぐる回します。


「折角なので、体術でやってみましょうか?」

「まあ、安全ならそれでもいいけど?」

「あ、先輩。体術はダメです」


 やる気満々の精霊に水を差したのはタマエ。


「ダメですか?」

「ええ。黒にんにくではありませんが、この通り……」


 どうやらオニオンナイトの鍵の情報を確認しているみたいで、指を差しながら二人でふんふんと会話をしていると、両手を軽くあげてお手上げのポーズをする精霊。


「なるほど。野菜だから衝撃を受けるとその分鮮度が落ちる。まあ、言われなくてもそのぐらいは分かりますが……ただ、それは攻撃を体に当てた場合って事ですよね?」

「まあ、そうだと思います」

「だったら、根っこだけを攻撃した場合は?」

「それならば……問題ないと思いますが」


 ニヤリと笑った精霊は何か策でもあるのか、もう一度腕をぐるぐる回します。


「じゃあ、体術でオニオンナイトと遊んで見せましょう」


 自分達の方がかなり今強い状態という事は分かっていますが、あまり慢心はよくない……と、言おうかと思ったのですが、あの状態だったら大丈夫だろうというぐらい自信満々。

 何をするつもり……ですかね?







精霊の強さを明日は久しぶりに……。


魔法になんで弱くしちゃったかなー(笑)

と、聞かれたら「ナイト」だったからとしか答えようがないのですが……魔法剣士タイプでもよかったのでは?と言われると何も言えません(笑)


今回も食材になりそうな空気がヒシヒシ。。。


これだけ色々な食材が手に入ったのであれば……良さそうな料理は?となりそうですが、ガーリックボムはにんにく鍋が浮かび、今回のオニオンナイトはやっぱりスープ(オニオングラタンスープ)が浮かびました。

もしくはそのまま出汁で火を通すまるごとタマネギスープ。


ちょっと大きめのタマネギってそれだけでワクワク。

普通のタマネギよりも美味しそうなのは言うまでもなく。

……後書きを書いているだけなのにお腹減ってきた(笑)




今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ガーリックトーストにオニオングラタンスープかなぁ。 スープに沈めてクタクタなのもいいけど、 薄めでサックリなところにクタクタオニオンと蕩けたチーズを乗せてガブリと(๑˃́ꇴ˂̀๑) あぁ。今さっき朝ご…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ