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★ダンジョン527


「とりあえず、一匹倒してみて考えません?名前もそれで確定しますし」

「ですね。私がシュパパパっとやります?それとも先輩がサクサクっと行きます?」


 あれ?今回もサクサクと二人がやるような口ぶりですが……。


「雅?やります?」

「あー、どっちでもいいよ?」

「えー?ご主人はさっきガーリックボムをやったじゃないですかー。順番でいえば、私か先輩……いえ、先輩では?」


 あー、そういうカウントだったんだ?という気持ちでちらっと精霊を見ると、少しだけ考えているみたいで、首を傾げます。


「剣でスパッとだったら、多分すぐに終わりそうですが……魔法にかなり弱そうに見えるんですよね」

「まあ、うん」

「でしたら、ここは後輩に譲りますかね。さっきと同じ要領でもって、氷で作った矢じりを飛ばせば倒せそうですよね?」

「まあ、多分。もしかしたら少しぐらい腕や足は他の根っこより硬い可能性もありますけど」


 やれない事はありませんと言わんばかりで、タマエが頷くと肩の上でピンと尻尾を立てて、ガーリックボムの時と同じ矢じりを一つつくってすぐに飛ばします。


 氷の矢じりは真っすぐに進み、どうやらタマエは怪しいといっていた下の方の根っこを狙ったみたいで、野球のフォークボールのような軌道で矢じりがグンッと下がる動き。


「いけっ」


 タマエの小さな掛け声にちょっとだけフフッと自分や精霊がなっているのを知っているのか、分かっていないのか。

 言葉通りに狙いをつけた場所へ向けて矢じりが動くと同時にオニオンナイトが盾を下げ、矢じりの目の前に盾を構える。


 どうなる?という目で自分達が見ていると、結果がすぐに分かる形に。


「うそっ!?」


 その状況に驚いたのはタマエですが、自分と精霊は驚くことなくそのまま成り行きを見守る事に。


 オニオンナイトが盾でタマエの氷で出来た矢じりを防御したように見えたのですが、あくまでそれはそういうふうに見えただけ。

 何であの盾が出来ているのか分かりませんが、盾をそのまま貫通した魔法がスパスパと数本の根っこを落とします。


 タマエとしては盾で防がれた時点で、次を考えようとしていたみたいですが三本の根っこを切り落とされたオニオンナイトはヘロヘロの状態に。


「一応残り一本なので、そこまでうまく動かしなさいっ」

「はいいっ!」


 精霊の厳しめの一言に返事をしたタマエがコントロールを失いかけていた矢じりにもう一度魔力線を繋いだみたいで、通常ではありえないような軌道を描きながら矢じりは戻りつつも残り一本の根っこを切り落とします。


 最後の一本として残っていた根っこが地面に落ちると、両足も両手も何故かストンと綺麗に切ったように落ち、空中にタマネギが残るようになったかと思ったのですが、自重に負けてストンと通常の数十倍ぐらいのタマネギが地面に落ちます。そして、少しだけ面白かったのは落ちた根っこと地面に落ちてから。

 地面に落ちた後、通常の数倍ぐらいの大きさまでタマネギは収縮していき、その過程で周りに落ちていた根っこや手足は地面に引っ張られるように土の中へ。


「土の中に根っこが戻るって事は……」

「その内、復活するようになった感じですかね?」

「タマネギの大きさもバカみたいな大きさのままだったらどうしようかと思っていましたが……これぐらいであれば普通に調理できる大きさですね?」


 普通よりかなりデカい大きさではあるものの、精霊の言う通り範囲内に収まった感じと言われてみればその通りぐらい。

 さっきのにんにくがペットボトル大なので、そう考えればかなり小さめに収まってくれたような気はしていたのですが、二人にはこの野菜もかなり美味しいモノに見えているのでしょう。


「美味しそう?」

「ええ、かなり。魔力の匂い?香り?ですかね?こう、タマネギの周りにオーラのようなものが見えませんかね?」


 言われてジッと見ても、何も変わりはない……と言いそうだったのですが、魔力レンズを通して見ろという意味だと思い、ハッとしてから目に魔力を通して見ると、タマネギからはとてつもないオーラが。


「スーパー野菜?」

「ん?」

「いや、ごめん。何でもない。大猿に変身するとか、黄色のオーラが立ち上っているとか、そういうのが見えた訳じゃないから」

「そうですかね?かなり強めのオーラが……」


 それ以上は言ってはいけない何かだと思い、首を強めに左右に振って、更に両手で言葉を静止させます。


「とりあえず、これで倒したことになるというか、触れるから名前も分かるし……」

「ええ。まあ、弱点はさっき見た通り根っこで間違いはなさそうですから、確認する必要はなさそうですね」


 ぱっと、普通に持ち上げてみるとズシリと重さがあるタマネギというのが分かりますが、身がぎゅっと詰まっているのがよく分かります。


「うん、やっぱり予想通りのオニオンナイトで間違いないみたいだね」

「情報を確認しましたが、弱点は根っこ。後、一応普通の剣術とか盾術はそれなりらしいですよ?……魔法にはめっぽう弱いってなっていますけど」


 情報はこれで分かったので……、後はこの後。

 どうしましょうかね?








この三人が強すぎて、通常の人がこの階層に来た場合を想定してみたのですが、あまり強さを感じにくそう……。


一応根っこ大の手と足、それなりの剣術、それなりの盾術が使えるはずなのに……。

こればっかりは作者の想定が悪すぎたかもしれませんね……、ごめんね?オニオンナイトも。


という事は……えー、こんなのが続いちゃいそうなので今必死で(笑)テコ入れを図っているのですが……間に合うかどうか。。。


いや、ストック的に数話先を書いてはいますが、強く出来るイメージが……ないっ!!!(笑)

どーしよー???



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
精霊の武器攻撃は物理なのか魔法なのか… もう、トラップ部屋というか特定の部屋で魔力が使えないとか そんな感じで強制デバフをかけるしかないかも!? 魔力が使えない=獣魔さんはほぼ動けない。精霊さんもしか…
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