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★ダンジョン526


 二人はおにぎりを食べ、スポーツドリンクを飲み、階段階ならではの休憩をしっかりとして、ある程度満足するとササっと支度を済ませて、行けるように準備を整えます。


「ちょっとゆっくりしすぎましたね」

「にんにくの次、何が出ますかねぇ?」


 二人的にも気にはなっているみたいで、とりあえず忘れ物が無い事を確認して階段を降りて先に進みましょう。



 いつもの様に強い光に包まれ、光が弱くなればそこは次の階である百十六階。


「さて、何が居るのやら」

「何が出たとしても、まあ問題ないでしょう?」

「私がサクッとやっちゃいますよぅ」


 二人共食事を済ませたのもあってか、やる気満々。

 とりあえず降り立った部屋には今回もモンスターの気配はなさそうなのでホッと一安心。


「今回も、北側ですね」

「また?」

「ええ。ただ、さっきよりは遠い感じですね」


 タマエがいつもの様に階段の方向を示してくれるので、とりあえず北側に向かえばいいわけですが、残念ながらこの部屋に北側への通路は無い状態。


「東か西か」


 どっちにいっても大丈夫そうな気配でもあるのか、タマエが何も言わないでいると手を挙げたのは精霊。


「何となく、本当になんとなくですけど敵の気配をビビッと感じたので、西側に行きませんか?」

「何が出るのか気になるって事?」

「ええ。同じだったら楽なのですが……」

「まあ、大体新しい階層だと混ぜて来ること多いからね」

「ですです」


 大体同じようなモンスターを三階層ぐらい混ぜ合わせて行きながら、その中でもちょっとずつ新しいモンスターを足す傾向にあるのは鍵の情報を見ている自分達も分かっているわけで。


「じゃあ、西に進むって事で」

「そうしましょう」


 土の階層の嬉しくて悲しい所は、アイテムが落ちておらず、その代わり罠も地中深いっぽいので踏むことが無い事でもあって。

 普通に掘り返すようなやつがいない限りは基本的には安全で。

 二人を肩に乗せたまま西側の通路へ移動し、そのまま風の道で高速移動。

 二つ目の部屋の手間まで移動すると、精霊の読み通り。


「いますね」

「遠目で見ても何ともな感じだけど」

「一つわかるのは、ガーリックボムではなさそうですね」

「みたいだね」


 地面の上に普通にひょろっと長細い足?でしょうか。かなりの長さの足があって、同じ細さの腕もあって。その両手には剣と盾がしっかりとあるわけですが、後は胴体があるだけという結構アンバランスな恰好。


「名前は、倒してみないと分からないと思う……って言いたいところだけど」

「ご主人は、何か知っているのです?」

「何となく、あの形でさっきのガーリックボムの後っていうのもあって」


 それはゲームで聞いたことある名前。

 ただ、職業だったような気がするのですが、あれ?職業じゃなくて装備だったっけ?と、多少記憶があいまいで。


「まあ、形はそのまんま……ですね」

「いつもお世話になっています」

「本当にね」


 胴体部分はそのまんまなので間違えようのない形。


「たまねぎですね」


 精霊の言葉に頷いて、思い出した名前を伝える事に。


「タマネギ剣士だったっけな?そんな名前があってね」

「ゲームに?」

「うん」


 どちらかと言えば自分がやっていたゲームはドラゴンなクエスト。ファイナルなファンタジーはポリゴンの七からで、五の話は正直さっぱりなのですが、一応各種主人公がメインなゲームでちらっと名前や職として見た記憶ぐらいはあったような気が。


「タマネギ剣士……だとすれば、まあ名前はオニオンナイトですかね?」

「あー、だから剣と盾?」

「ひょろひょろと長い手足……もそうですけど明らかに……」


 怪しい部分が丸見えと言わんばかりに言葉をつづけたのはタマエ。


「全部同じとするなら、手も足も根っこ……ですかね?」

「大きさも長さも似ているから、可能性は高いかな」


 そんな会話をしているうちに、オニオンナイトがこっちを視認したみたいで盾を前にすり足で寄ってくるのですが……。


「まあ、歩幅というか、あの足では……」

「うん、遅いね」


 足の幅としてはそれなりにあるのですが、それ以上に細すぎる足でさらにすり足というのもあって、ほとんど動きが見えない状態。


「やります?」

「まあ、うん」

「ただ、ちゃんと考えないとダメですよね?」


 そんな事を言って来たのはタマエ。


「そうですね。普通に真っ二つに切っても……多分駄目でしょうし」

「まあ、うん。ガーリックボムもそうだったけど、この野菜達は弱点にしっかり攻撃を当ててどうにかしろって感じの空気もあるし」

「そうなると……タマネギの弱点……って何になるんです?」


 わかるでしょう?という感じに精霊が聞いてきますが、タマネギの弱点?と言われてもそんなにピンとこないと言いたいところですが……。


「分からないけど、多分明らかにおかしい部分があるから」

「あー、胴体の下……ですよね?」


 頷きを返すと、苦笑いをするのはタマエ。


「場所があんまりよくないですよね」

「まあ、うん。人間を模しているのも微妙だけどそれで言うと本当に良くないよね」


 根っこがボーボーなのですが……、位置が悪いんですよね。





映画「爆弾」を見てきました。(唐突ぅ(笑))


楽しかったです。(何かを喋ろうとすると、なにかのネタバレになりそうでうまく言語化できそうにありません(笑))


映画は結構好きなのですが、大きな音があまり得意ではないので、映画が終わると少しの間ふわふわというか、ふらふらというか。

まあ、数少ない友達と見に行ったので映画の後は一緒にお酒も飲めて楽しい時間でした。


映画の様に上手くいかない本編(笑)

タマネギですよ。ニンニクの次は(笑)

設定……、大丈夫???(笑)



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
何となくフォルムが似てるおふた方。 盾を持っているなら座り込んで防御に徹すればしばらく持ちそうだけど 勝てる未来が想像できないなぁ。 たまねぎも具材にもなるし出汁にもなる。ないとちょっと物足りない万能…
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