★ダンジョン524
キングが居たら、クイーンも居るはずという言葉通り、ある程度時間を待っていたら、同じようにクイーンも。因みにキングとクイーンの違いは名前の通りオスかメスかの違いなのかと思ったのですが、かなりよーく見ないと分からないのですが、小さな違いは出てきた時の足元。キングは王冠をひっくり返したモノで、クイーンはティアラをひっくり返したものがあり、足の周りを保護する形なのですが、だったらソレを頭に乗せて少しでも防御したほうがいいのでは?と思ったのは言うまでもありません。
そんな二匹のうちクイーンはタマエの氷の矢じりでスパッと同じようにやることが出来たのですが、キングとクイーンがいたらジャックは?と思ったのは自分だけではないハズ。
ただ、流石にそれはいなかったみたいで部屋のガーリックボムを一定数倒すとキングやクイーンが出てくる事を確認。
そのどちらも三体分程リュックにしまって、そろそろこの部屋を後にするつもりだったのですが、またも何かに気がついた精霊。
「この文章のこの辺りも何か違和感がありますね?」
「言われてみると。えーっと、文章の内容から察すると……」
なんというか二人だけやっているゲームが違う感じに鳴ってきている感じはあったものの、その文章を解読したみたいで、もう一度辺りにいたガーリックボムを倒し、そして少し待つとガーリックボムクイーンが地面からにょきにょきっと出てきます。
「で、さっきまでは出てきた瞬間にスパッとやっていましたが、ここはじっと我慢です!」
爆発させると危ないというのもあって爆発前にサクサクと頭を切っていたわけですが、キングとクイーンの場合はあえて爆発させた方がいい事があるらしく。
「爆発させるなら距離を取ってだよね?」
「ええ。ですから私が一気に近づいて軽く蹴り飛ばしてすぐに戻ってきますね」
「大丈夫なの?」
「もしどうしてもヤバそうでしたら、パリパリっと電気を纏いますから」
電気を纏うと全体的に動きが素早くなるのは分かっているので、分かったと伝えると人形姿のまま精霊がふわりと出てきたガーリックボムクイーンへ向かっていきます。
そのまま相手の探知範囲に入った瞬間、頭の上がボッとかなりの音を立てて火が付き、まるで花火に火をつけたかのような様子。
火が付いたことを確認した精霊はそのまま更に進み、浮いている力をそのまま伝えるようなドロップキックをガーリックボムクイーンへ当てると、反動を使いながら一気にこっちに戻ってきます。
蹴られると思っていなかったガーリックボムクイーンはコロンと後ろに転がると、そのまま爆発が始まり、爆発は誘爆を引き起こし連続して起こりますが距離がしっかりと離れているのもあって、そこまで怖い感じでもなく。
更に、危ない事はやめた方がいいと伝えたところ、じゃあとタマエが水の盾に魔力を注ぎ、水の膜を自分達の前に作ってくれることに。
その為、破片というか欠片は結構飛んでくるものの水の膜と距離もあって全く怖さはない状態に。
「で、こうやって爆発させて……なにかあるの?」
「ええ。確率があまり高くないらしいですが……」
「確率が高くない?」
爆発に爆発が続き、ある程度経つと煙がはれて何も残らないかと思っていたのですが、そこには何故か真っ黒なガーリックボムが。
「おお?成功じゃないですか」
「ですね。後は……後輩、スパッとお願いします」
「了解です」
そういうと、一つの氷の矢じりを作りすぐに矢じりを射出すると真っ黒なガーリックボムは動く前から力がなくなったようにコテンと前のめりの状態に。
「そいつが目当てだった感じ?」
「ええ。ブラックガーリックボムというらしく、キングやクイーンを大爆発させたときに不発弾の様に一緒に爆発せずに残る個体が稀に出て、このように真黒くなるみたいです」
「黒にんにく?」
「黒にんにくというのがあるのです?」
「あー、うん」
地球の黒にんにくは普通のにんにくを高温多湿の環境に置いて、十日から一月ぐらい熟成させたものの事をいい、にんにく特有の刺激臭が抑えられ、更にメイラード反応によって色合いも黒く変わり、そのままドライフルーツの様に食べられるモノの事を言います。
が、この部屋の湿度はあまり感じませんし、爆発という高温と場合によっては破裂した時に水分も出ているのか、あの連続爆発にそんな効果があるとは思いにくいモノの、似たような効果を発揮している可能性は否定できず。
「ねっとりとして、さっきのようなシャキシャキ食感ではないんだけど、にんにくの採れる地域では比較的よく食べられる方法で。食べ過ぎは何でもそうだけど良くないけど、一日一粒ぐらいを食べ続けると凄く体にいいモノ……ではあるんだよね」
「お酒に近い感じにも聞こえますね?」
「まあ、発酵食品って大体そういう感じだからね」
「という事は、こいつは……それに近いなにかだと?」
「可能性はあるかなぁ」
そんな話をしてしまったので、二人の目はキラキラとそのまま食べたいと訴えているような目に。
「食べちゃダメとは言わないけど、とりあえずいつまでもここに居てもしょうがないから食べるなら、いつもの階段でどう?」
「それがいいですかねぇ」
いつまでもこの部屋というのもアレなので、そろそろ先に進みましょう。
なんかすきです。黒にんにく。
梅干しもそうですし、黒にんにくもそうですが……食べ過ぎてはいけないというモノは結構世の中あるのですが、美味しいので手が止まらない……
ついつい、食べ過ぎちゃう筆頭の一品でもあります。
なんでこんなにおいしいのー。
ドライフルーツとかもずーっと食べていられる気がしますが……食べ過ぎていい事はないのは分かっているので、好物ゆえに買わないという選択を選ぶこともしばしば。
自制心がもう少しそだっているといいんですけどねー?(笑)
今回も読んでいただきありがとうございます
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誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません
改めてありがとうございます
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