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★ダンジョン520


二匹のニンニクの欠片の様子を見るつもりだったのですが、こっちの予想を裏切るのが上手いみたいで、二匹が相対するとすぐに動きが。


「なんですかね、あれ?」

「睨み合い?ですか?」


 二人が首を傾げますが、自分としても同じ感覚。

 正面から向き合って、よくいうガンを飛ばす的な感じで二匹のニンニクの欠片が向き合っていると、一匹が先にボッというなんとなく聞き覚えがあるような音を出します。

 ほとんど同じタイミングでもう一匹のニンニクの欠片も不思議な音を出すと、一気に場が動きます。


 自分達は通路の影から見る形で二匹のニンニクの欠片を観察していたのですが、音と同時に頭の上辺りが赤くなると、数秒もしないうちに何故かニンニクの欠片は大爆発。


「えぇ!?」


 精霊やタマエが呆れるような声を出しながらも、驚いているともう一匹も大爆発。


「……自爆攻撃ですかね?」

「そうみたいだけど、近距離で食らったら……マズそうだね」

「ですね。それにしても、相手の爆発に対してあまりお互いのダメージはない……という感じですかね?」


 言われてみれば、一匹目が大爆発しても誘爆をしたような様子はなく、普通に時間差でもう一匹も大爆発。

 普通の爆弾であれば、一つ目の爆発に釣られて爆発するハズ。


「こんなところで個性を出されても意味が分かりませんが……ああ、いい香りですね」

「うん。ああやって爆発したらこの香りも理解できるね」


 どうやら火元は本人という感じみたいなので、別のモンスターが火を放っているわけではなさそう。

 ただ、アレを倒したり、回収する必要があるかと言われると微妙でもあって。


「一応、後のことを考えれば一匹ぐらいは倒して回収したほうが良さそうですが……爆発したアレの欠片でも拾ってみます?」


 精霊の言葉に頷きながら、部屋の中へ入り飛び散った一部を手に持ってみるとまだほんのり温かい状態。

 そして、少しだけ焦げがついているニンニクの欠片はいつも扱っている食材とほとんど一緒。逆になんにも違和感がありません。


「なるほど?がーさん、考えましたね」

「どうかしたの?」

「ええ。ほら、後輩も理解したでしょう?」

「え?あ、本当ですね。なるほどー?」


 一人だけ取り残されるような感じで精霊とタマエが分かっている様子。

 どういう事なのか確認してみると、笑顔で二人が教えてくれます。


「雅が相手と戦ったのか、戦った相手の一部を持った時点でどうやら鍵の情報がしっかりと更新されるようになったみたいです」

「って事は、名前も分かったという事?」

「ええ。ついでに言えば、弱点までわかりましたし、これは倒して結構持ち帰った方が良さそうだという事も分かりましたね」

「そうなんだ?」


 精霊と喋っている間もタマエは目を瞑って、鍵の情報を確認しているのでしょう。


「どうやら名前はそのまんま。ガーリックボムというみたいです」

「あー。ニンニクで爆弾と?」

「みたいです。で、今みたいに爆発して攻撃をするだけ。欠片が土に埋まって、ある程度すればまた土から生まれるという……何とも変なサイクルで生きているみたいですね」


 個体数がある程度から減らないように調整されていると思えば変でもなさそうですが、そうなってくるとやはり爆発をどうにかしないといけないみたい。


「一応答えも載っていますが、どうします?」

「折角だったら、答えを知らずに倒した方が楽しそうかな?」

「雅ならそう言うと思っていましたが……、なんで勝手にやる気になっているんです?」


 精霊が確認すると、タマエがフンスと鼻息を荒くしつつ、尻尾を立ててやる気を見せます。


「ご主人がやるのはなんとなく分かっていたので、その後に私もちょっと確保したいかなーって」

「その様子だと、最後の一文でも見ましたか?」

「勿論です」


 鍵の情報は自分も目をとじれば確認できるはずですが、答えを見ずにどうにかしたい自分としてはとりあえずこのまま次に出会ったガーリックボムをどうにかしたい所。


「まあ、一度どういう動きをするのか見た後だと驚きもグッと減ると思いますが、その様子ですとどうするか一応決まった感じですね?」

「まあ、ね?」


 音があって、そして爆発するという特性が分かっているのであればその辺りをしっかりと攻めればどうにかなると言っている様なもの。

 思い出してみれば、あのちょっと不思議な音っていつもコンロに火を入れる時と似た感じだというのも思い出します。


「次に見つけたら……って、おあつらえ向きに前から丁度来てくれた感じかな?」


 部屋の中で話をしていたのですが、何故か通路を超えて一匹のガーリックボムがこっちに向かってきていたみたいで、ふらふらとした足取りだったのですがこっちを見つけると一直線に走ってきます。

 そして、かなり近い距離まで来たところであの不思議な音が。


 ボッ


「今、火をつけたんだよね?」


 だったら、と言いながら刀に手を伸ばし、いつもの様に刀に纏わせるのは風の魔法。


「風刃!」


 言葉で魔法を確定させると、刀を覆う風が強くなり、そして振り抜くと風の刃が真っすぐにガーリックボムの頭の辺り少し赤くなっている部分を狙います。


 スパッ   コロン


 頭の赤い部分が奇麗に切れて、コロンと落ちると静かな状態に。

 あれ?もしかして、終わり??


 ちょっと予想と違う気がするのですが確認しましょう。





作者としては、なかなか厄介なイメージでこのモンスターさんが生まれたのですが、書いていると……あれれ?


自爆系の技って、大ダメージのイメージはありますがポケ〇ンのせいでしょうか?

ゴーストタイプにこうかがないようだ。。。あの一文のイメージが強すぎて……。


ドラ〇エでも、メガンテ使った事ないしなー。。。(笑)


フルアタッカー(?)全部攻撃技でイケイケなポ〇モンマスターだったんだよなぁ


そんな人間が自爆技の敵をうまく書けるはずもなく(笑)

……本当は強いハズなんですけどね。(探知範囲も広いし、遠距離攻撃がなければ自爆を防げないので)


いいところがないように見えているとすれば、全部作者のせいです!(責任は取りません(笑))


今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
にんにくが弾けてたらそりゃいい匂いだわ。 水属性魔法で醬油でもかけるか…(戦闘中に調理を始めてはいけません) イイトコロ。 きっと食べたら美味しい。 恐らく、相性バッチリなお肉が存在する筈。 フツー…
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