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キノコとレンコンの甘酢炒め


 メインの一品は後程炒めるだけなので、脇を固めようと思うわけですが結構味が強めの十和田バラ焼き……もとい、ドラゴン肉やキラキラ肉を使った十和田焼き。

 あまり味の薄いものを用意しても、食べた気がしないというか正直なくてもよかったと思われてしまう可能性が。


「だとすれば、味は濃い方がいいけど……」


 濃いモノに濃いモノを合わせるというのは理解できるのですが、それはそれで食べる人が疲れてしまう可能性も。


「疲れないけど、食べたくなるもの……」


 ある程度食感がよく、でも食べ疲れないなんていい食材……あるじゃないの。

 思い出すのは季節の食材でもあるキノコ。

 シイタケ、マイタケ、エリンギ、しめじ。

 どれでもいい気がしてきますが、キノコだけだとちょっと足りそうにないので、もう一種類何か野菜が欲しい所。


「キノコに合わせるなら……」


 キノコは硬すぎず、でも柔らかすぎないのでもう一つの食材は食べた感じがあった方がいい気がして思いついたものはレンコン。


「この二つ……キノコが数種類だから二つでもないけど合わせるか」


 一緒に焼いたり炒めたりしようと方向性が決まったら、次は味付け。


「焼肉系な味だから……酸っぱい、辛い……そっち系かな?」


 焼肉を食べている時にキムチであったり、ちょっと酸味が欲しくなってレモン汁につけた牛タンなどが食べたくなったりするのと一緒と考えれば、味付けの方向性も見えてきます。


「辛いよりは、酸っぱい方がいいかなぁ」


 まあ、多少辛さがあるバージョンも作れそうな気はしたので、その辺りは上手い事やればいいような気も。


 具材に方向性まで決まったので、後は形にしてしまいましょう。


 レンコンは皮を剥いてもいいのですが、あえて存在感を際立たせるという目的も混みで土をしっかりと落としてからたわしなどで強めに洗って皮ごと使う事に。

 レンコンの切り方としては半月でいいかとおもったのですがキノコに合わせるとすればいちょう切りぐらいまで切ってしまった方が良さそうなので、半分に切ってからさらに半分にして、代わりに少しだけ厚めにレンコンを切ってから変色を防ぐために酢水に浸けてあげます。

 キノコは豪華に四種類。

 シイタケ、エリンギ、しめじにマイタケ。

 シイタケは軸を落とし、硬い部分だけ切ったら軸も一緒にたべちゃいましょう。エリンギは傘の部分は比較的柔らかいので大きめにして、下の硬めの部分はレンコンと同じぐらいの大きさに。

 シメジは手でバラバラにしてあげるぐらいで、マイタケはあまり小さくし過ぎると存在感がなくなってしまうので、ちょっと大きめに手で裂いてあげます。


 後はフライパンにゴマ油を敷いてあげて、時間がある場合はキノコを先にしっかりと炒めると味がぎゅっと凝縮されて美味しくなりますが、もう少ししたらランチというあまり時間も無い状態なので、レンコンとキノコ類を一緒に入れて、上から全体に塩をぱらぱらと振って、しっかりと火が通り全体的な嵩が減るのを感じるぐらいまで炒めてあげましょう。

 炒めながら、隙を見て合わせ調味料を作っておきます。

 醤油、酒、みりん、酢を合わせるのですが、酢の種類によってはツンが強くなりすぎる事もあるので、場合によっては少量の砂糖も一緒に。

 キノコ類とレンコンにしっかりと火が入ったら、炒めている間に作った合わせ調味料を入れてあげます。

 後は合わせ調味料にも多少火が入れば、全体に馴染むので出来上がり。

 キノコの量が多いので、火を入れているとどんどん水分が出て来て、汁気がどうにも気になる場合は、合わせ調味料に少量の片栗粉を足してトロミにしてあげると汁気が気になる事もなくなるので、その辺りの判断は入れるキノコと相談で。


「ん。こっちもなかなかいい味。あー、ちょっとだけ鷹の爪の輪切りでも入れて、ピリも足し他方が良かったかな?」


 今回の味付けはすっぱ甘い感じでこれまたご飯に合ういい味なのですが、ピリッとした辛さがココに入ってもそれはまたそれでいいので、若干出来上がりに迷いが出たのですが、このタイミングでウチの二人が厨房へ。


「なんというか、今日は私達の日みたいな雰囲気をヒシヒシと感じて起きてきたのですが」

「昨日のお昼はあれはあれでよかったのですが、なんですかね?この美味しそうな空気は?」


 変な事を言うウチの二人に挨拶をすると、すぐに味見がしたいと言ってくるところまで丸々想像通りの動き。


「キラキラ肉っ!!」

「ふぉおお。ドラゴン肉うぅぅ!!」


 二人的にはドラゴン肉は魔力抜きをしていない方が好きみたいですが、魔力を抜いていても肉本来の美味さは変わらずみたいで、十分美味しいと感じている模様。


「お肉だけでもご飯が進むのに、こっちのキノコとレンコンの炒め物まで」

「無限にループできるって、凄い」


 いや、食欲というか胃にも普通に限界があって、そんなにずっと食べ続けるなんてことはできないんだよ?とおもわず言いたくなりますが、ランチ前に二人がかなりしっかりとお昼を堪能。


「あー、スープはシンプルにわかめスープでも付けようか」


 そういえばスープも考えようとしていましたが、あまりの食べっぷりに時間も減ってきたので、鶏ガラスープに塩を足してわかめを入れただけになりますが、こんな感じのランチで今日は行きますか。



自分が今食べたいものシリーズ(笑)

キノコ系の何かが食べたかったんです!!!

で、ちょっと甘くて酸っぱいのが(笑)


酢豚とか欲しいナ~ってときは結構自分が参っていると分かっているので、出来るだけ食べたいものを食べ、いつも以上の長湯をし、睡眠時間をとるように努めています。


無性に○○が食べたい時って、本当にその栄養素を体が欲している時もあるみたいで。

食べれば落ち着くので(笑)、出来るだけ食べる様にしていたりしますが……そういう、ありませんか??



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
たしかに。食べたい物が求めているもの! 黒酢餡なら、味の想像がつきましたが、実は、あれ。 ナンプラーならまたお肉の味にも負けず。また別の味わいになるんじゃなかろうか… あぁ、お口が黒酢餡に。 でも、…
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