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十和田バラ焼き

お肉の種類が違うのはご愛敬としてください<__>


 鍋にお酒のおつまみ。

 そんなものがお昼の机に出揃ってしまったら、飲まない訳には行かないだろうって感じの空気に。

 別に無理して飲まないでいいとも思いましたが、始まった飲み会にわざわざ水を差す必要も無いので、そのままゆっくりと追加のおつまみとお酒の提供をしているうちに夕方になり、お昼を食べ逃したモノの夕方過ぎ夜遅い時間になる前に飲み会も終わったので、変に飲んだり、食べたりするよりはそのまま残り物で適当に済ませるつもりになったわけですが、飲んでいたお客さん達の方がハッとしたみたいで。


「ちょっとしたお詫びに……ね?」


 属性付きの人達が一度帰ってから一時間もしないうちに戻ってきたかと思ったら、持って来たのはキラキラ肉。


「どうしたんです?キラキラ肉なんて」

「いや、今日も本当は飲むつもり無かったんだけど……こんなに騒いじゃってね」

「ちゃんとお代はいつも通り頂いていますよ?」

「それは知っているけど、流石に悪かったと思ってね」


 そのお詫びとして、どうやらかなり良さそうなキラキラ肉を持ってきてくれたみたいで。


「お肉好きだって聞いたから、一応かなり良さそうな部分を買ってきたつもりだよ」

「なるほど。えーっと、ではコレはありがたく貰った方が、いいですね?」

「うん、そうしてくれると助かるよ」


 かなりいいキラキラ肉を頂いたわけですが、属性付きの人達はバラバラに来るわけで。

 キラキラ肉が二つとドラゴン肉が二つ。

 どっちもかなりいいお肉で、ドラゴン肉は調理しやすいようにと魔力抜きもされていたので、このまま使えると喜べるわけですが、一気にお肉がどかんと増える形に。


「とりあえず……今日は昼の残りで……このお肉は明日のランチで使うかな」


 ウチの二人はと言えば、一緒に途中からお酒を飲んでいたのもあって、食器を下げる所まで手伝って貰った時点で、先にお風呂や諸々を済ませて貰う形にしていたタイミングでお客さん達の持ち込みがあったので、お肉の存在は知られていない状態。


「明日使えば流石に文句はないだろうし、とりあえず今日はこのまま寝ちゃおう」


 いつもよりかかなり早い時間に全てを終わらせて、いつも通りの時間に起きたので食事を済ませたらいつもの時間に。



「今日、なにつくろう」



 一応ドラゴン肉やキラキラ肉があるのでそのままお肉をたっぷりと使った料理にしたいわけですが、パッと浮かぶお肉料理はやっぱりすき焼きとか牛丼とかそういう感じ。

 ただ、どれもこれもやっているので出来れば多少変化をつけたいわけですが、うちの二人がたまにいう通りであまり野菜をごちゃごちゃ入れると、折角お肉の美味しさが半減するという気持ちも分からない訳でもなく。


「お肉メイン、でちょっとだけ野菜も入れて……後は味付けも強めだとご飯とか麺が進むから……」


 そんなに都合のいいまだ作っていない料理があったかな?と考えてみたのですが、味付けにちょっとした工夫をしたら良さそうなものがあった気が。


「そういえば、まだあれやってなかったかな?」


 思い出したのは十和田バラ焼き。青森の名産グルメで隠し味に入れるリンゴのすりおろしやはちみつが甘さを出してくれて、味わいの話だけで言うと殆ど焼肉みたいなものですが、まだやっていなかった事を思い出します。


「お肉もたっぷりだし、やってみるか」


 お肉と一緒に食べるモノとなるので、ご飯をたっぷりと炊きたいわけですがうどんと合わせても美味しいので、少しばかり悩みながらもいつも通りのご飯の支度を先に済ませて、後は二種類のお肉を使えるので、お肉もさっと薄めに切りそろえてしまいましょう。


 一緒に使う材料は肉以外だとタマネギだけ。

 タマネギは皮を剥いて芯を取り、櫛切りにして食べた時に食感を残せるように結構しっかりとした大きさにします。

 お肉は通常牛のバラ肉を用意するわけですが、キラキラ肉はバラ肉というよりは霜降り肉に近く、この料理に使うにはちょっと贅沢過ぎる気もしますが、貰い物なのでパーッと使い切ってしまった方がこういう物はいいハズ。


 作り方は至って簡単。

 油を敷いたフライパンなどで先にタマネギをしっかりと炒め、合わせ調味料で味付けをしたお肉を一緒に炒めるだけ。


 合わせ調味料は醤油、酒、みりんをベースにすりおろしたリンゴ、すりおろしたニンニク、すりおろした生姜も好みで入れて、はちみつ、更に後好みでコチュジャンを入れるとご飯が思わずほしくなるようないい味に。

 まあ、選んだ調味料を見てわかる通り殆ど焼肉のたれに近い調味料ばかりなので、そういう味というのも分かるはず。


 タマネギをしっかりと炒めたら、お肉をそこに入れて一緒にしっかりと色が変わるまでお肉を炒るだけなのですが、お肉は合わせ調味料に浸けて一時間ぐらい味をしっかりと中まで入れたいので、揉み込んで冷蔵庫などで休ませる必要が。


「味見、ぜったいするよなぁ……。とりあえずご飯は味見用にも二合分ぐらいは先に炊いておくかな」


 ウチの二人が味見という名の試食以上に食べる時間がありそうですが、十和田バラ焼きならぬ、キラキラ肉、ドラゴン肉のバラ焼き?バラというより霜降りっぽいお肉ですが、名前上は十和田バラ焼きのままでいい気もするので、今日のランチ「十和田バラ焼き」をメインに今日のランチにしましょうか。



前書きにも書きましたが、お肉の定義が難しいのです。

バラ焼きという商品名だと、関西は牛肉、関東は豚肉。そして十和田はやっぱり牛。


でもって、今回はキラキラ肉やドラゴン肉。。。もはや十和田とはいったい?状態(笑)


でも、なんとなくこの名前がよかったんです。

響きが好きとか個人の趣味とかいわれそうですが、それで結構(笑)


ご自分の十和田バラ焼きを開発してください……って、丸投げにしたら怒られそうですけど、色々あっていいんじゃないかなーって。

美味しいが正義です。そういう意味ではこれは正義です。問題なし。QED!!!


雑な証明が私らしくて馬鹿っぽいのがいい気がします。(笑)



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
十和田湖……乙女の像だったかな。小学生の頃見に行った気が。 思ったよりふくよかだったなーという感想を覚えています。 親に、よく覚えてないけどこんなとこ行ったよねと話すと よくおぼえてるねぇ。連れて行っ…
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