ソース焼きそば
ご飯入りのラザニアは自分で作っているというのもあってか、二人もかなり楽しんでくれて、かなり満足のいく夕食に。
そして風呂をパパっと済ませ、いつもより早い時間に寝たのもあって起床時間もちょっと早めに。
「いってきます」
二人は寝ていたので、起こさずに久しぶりのランニング。
そして、帰り道でパンとスープを買っていつもより少しばかり豪華な朝食を済ませていると、うちの二人も起きて来て一緒にパンを頬張る事に。
「いつもの味ですが、やっぱり美味しいですよね」
「昨日の私達が作ったラザニアはもっと美味しかったですけどね!」
「それは、まあ自画自賛というか……ね?」
そんな賑やかな朝ご飯を三人で済ませたら、食後のコーヒーを飲みながらもいつもの時間に。
「今日、なにつくろう」
なにつくろうか口に出して考えてみるのですが、いつも通りにまずは方向性から。
「ちょっとここのところご飯に偏り過ぎたから……パンか麺がやっぱりいいかな?」
と、つぶやけばウチの二人がすぐに反応します。
「でしたらやっぱり麺では?」
「でも、今も食べましたがパンも捨てがたいですよね?」
まあ、どっちを選んでもいいかなと思えるわけですが、これだと逆に決まらないパターンになってしまったような気配を感じるわけですが、
「今私達はパンを朝食で食べたのですから、麺がいいでしょう?」
「先輩、私達だけがパンなのでお客さんもたまにはパン食を求めている可能性、ありますよ?」
と、いう感じの分かりやすい議論になるかと思ったのですが、
「私はパンを食べたので、麺がいいんです」
精霊の自分本位な発言が飛び出すと、何故か大きく頷くのがタマエ。
「その気持ち、わかります。やっぱり麺ですね!」
思わず「おいっ!」と突っ込みを入れたくなるような流れる会話のテンポにちょっとだけ驚きながらも、うちの会話っていつもこんな感じだなぁと天を仰ぐ形に。
「じゃあ、麺料理?」
「が、いいです」
「パンは?」
「今食べたので、無しで!」
ウチのパン料理はこんな形で今日のランチから消える事になりそうなわけですが、面白いやり取りが目の前で行われていたのもあって、麺だけどパンな料理ってじゃあ無いの?と一瞬、考える事になりその一瞬でパッと浮かぶものがあって。
「そうか。合わせればいいんじゃない?」
「麺とパンを?」
「合わせる?」
思いついたのは焼きそばパン。
炭水化物と炭水化物なので人によっては本気か?と言う人が居るらしいのですが、子供のころからパン屋さんで普通に見ていたものなので自分的に違和感のいの字も無い訳で。
「そそ。焼きそばをそのまま食べてもいいわけだけど、ご飯と一緒に食べるでしょ?」
「あー、それは関西で……関東はあまりないらしいですよ?」
「知ってはいるけど、ウチは普通にご飯も出すでしょ?」
「ですね」
食いしん坊な君達が焼きそばだけで満足しないので、ご飯も一緒に。そしてついでに卵やらなにやらもと増えていくわけですが、焼きそばパンなら一つでどっちも。二度おいしいと出来る訳で。
「今から……パンの注文でがーさんに連絡ですかね?」
「それもいいかと思ったけど、コッペパンにはさむばっかりが焼きそばパンじゃないから、とりあえず美味しいソース焼きそばを作ろうか」
「ソース焼きそばっ!!」
「いいですね!」
食べる分にはそこまで何か違いがあるの?という感じの焼きそばですが、作ってみると意外と奥の深い料理で、今回ソース焼きそばをまずはこれから作りますが、ソースを何にするのかで出来上がりの味わいが変わります。
メインはどろっとしたお好み焼きソースやとんかつソース。そして対抗ではないのですが、ウスターソースや串カツをつけるようなソースのダブルソースがいい感じ。
他にもおたふくソースや焼きそば用ソースなど名前をあげて行けばいくらでもソースはあるのですが、二種類以上はソースを入れたいという事だけ覚えておけばいい感じ。
そして今回、パンに入れる予定があるので具材は無し……という方向で考えたのですが、何もないのは何もないで寂しいので、後乗せの形をとる事に。
実際、焼きそばを作る時もそうですが、野菜を一緒にずっと炒めているとシャキシャキ感はどんどんなくなってしまうので、焼きそばは麺だけ。野菜は野菜だけで炒め、最後にさっと合わせる形の方が美味しい仕上がりに。
具材は、豚肉(バラ肉だと脂が出て美味しいので、おすすめ。次点でコマ肉、切り落としなど)と、キャベツ、もやしとシンプルに。
キャベツは二枚分程度の葉っぱをパンに入れるのである程度小さめにちぎり、もやしは炒める前に気になるようであればさっと水洗い。
フライパンや鉄板に油を少量敷いて、まずは豚肉を炒め塩と胡椒で下味をうち、一度取り出して同じフライパンでキャベツともやしもさっと火を通すと、いい感じにシャキシャキの野菜ができるので、これまた取り出して、焼きそばを炒めます。
モチモチがいい場合は、麺を入れて水やお湯をかけてほぐしてあげて、後はカリッと焼き目をつける形で炒めるといいのですが、水加減が難しいという場合は麺を袋のまま少しだけ空気穴をつくって、先にレンジでチンをして、火を入れておいてからフライパンなどで炒めると、麺の中まで火が通っているので、炒める時間も減らせます。
麺にしっかりと火が通ってから、二種類のソースで味をつけ、麺にいい味が入ったところで、肉と野菜も戻してあげて、全体が温まったら出来上がり。
「こんな形でソース焼きそばを作れば、べちょっとしないんだよね」
「なるほど。でも、パンに挟むなら多少べちょっとしている方がしみしみでいいのでは?」
「その辺りは……好みかな?」
ソース焼きそばはこんな形で。
後はこれをパンに組み込むのですが、コッペパンじゃない方で美味しく作って見せましょう。
意外とやっていそうでやっていなかったソース焼きそば。
思い出という程ではありませんが、屋台だと一番買う事が多そうなイメージです。
いや、タコ焼き好きですしあんず飴とかも好きでしたけど、お腹にしっかり溜まるのは焼きそばかお好み焼き。
そしてお好み焼きだったら焼きそば……選ぶかなーって。
まあ、一時期お好み焼きにもハマり、広島、大阪と具の違いでたのしみましたけどねー。
って、焼きそばですよ。。。(笑)
ぐるっと一週回ると、ソース焼きそばいいですよね。
でも、あまり頼まず家でのイメージも。
お外の銀皿ででる焼きそば……なつかしーなー(もうないお店の記憶)
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