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★換金

いつも通り、もう一話


読んでいただきありがとうございます

 少しだけ片付けをしてみると、風呂と違って台所は片づけ忘れも無く大した時間もかからないまま終わります。


「よっし、換金に行くかな」


 手を拭きながら外出の準備を始めると、


「おっ、外出ですね?お昼ですか?」

「いや、だから換金にいくんだけど。というか、今ブランチを一緒に食べたじゃない?」

「ゆっくり寝かせてあげて起こすのを我慢していたのであのぐらいでは足りません」


 あのぐらいでは足りないって、ご飯一膳に分厚いトースト一枚ハムエッグでハム二枚に卵三個を食べているはずなのに、かなりお腹が減っていたのかもしれませんが、結構な量を食べているはず。

 自分はアレで十分で食休みもいらない程度の丁度いい量だったと思ったのですが、精霊は中々大食い。思っている以上に食べられるのは少し怖いような食べっぷりを見る分には楽しいようなと少し複雑な気分。


「で、一緒に来る?」

「勿論行きますよ」


 という事で精霊も付いてくる様子。風呂敷リュックはそのままなので折角なのでそのまま持って行こうとすると、


「あ、雅。宝箱は置いていっては?」

「あ、そうだね」


 ソロダンジョンなのでメンバーはここに居る精霊だけなので見せびらかす必要もありませんから、宝箱だけ部屋に置いてギルドに向かいます。


 ギルドに着くとお昼前ぐらいなので人はパラパラとまばらでいつもよりは空いている感じ。魔石の換金をしてくれるところへ先に向かって換金をお願いしてみると極小の魔石がアントのおかげでたっぷり。そして数個の小の魔石と最後に出たレッドスライムの中の魔石と結構な値段に。


「極小の魔石が多いですが、結構無茶でもしたのですか?」

「あー、いえアントが居るフロアだったのでサクサク取れた感じです」

「アントの階って事はアントイーターも居ると思いますが、無視してですか?」

「いえ、アントイーターも倒しましたよ。他にもちょっと不思議なモンスターも色々居て楽しかったですけど」

「はー、ソロでダンジョンに潜る人はあんまりいないのですが、お兄さんは見かけによらず強いんですねぇ。えーっと、極小の魔石が百十六個に小は二つに中も一つですから、極小が銀貨十一枚と銅貨六枚、小は二つなので銀貨一枚、中が銀貨三枚なので合わせて銀貨が十五枚と銅貨が六枚ですがよろしいでしょうか?」

「はい、お願いします」


 ギルドの職員さんにちょっと煽てられてほんのりと頬が緩みますが、あまりだらしない顔をしているわけにもいかないので、控えめにありがとうございますと言って、隣の鑑定をしてくれるところへ。


「鑑定物を置いてください」

「はい」


 昨日のダンジョンの成果物を置いていきます。

 武器は剣と弓とハンマー。防具は盾が一つ。そして腕輪が二つと今回大活躍だったビンが数種類。緑のビンは三本あるのですが、一本はラベル付きなのでそのまま手元に。青は三本に赤が一本。そして敵にも使える紫が二本。

 トレイに今回は載せきれないので、二つに分けてトレイを流してもらいます。


「えーと、まずはビンからですね。緑は両方回復薬ですね。次に青が三本ですが、全部魔法防御力低下でした。赤いものは塩素ですね。で、最後に紫ですが毒と麻痺のビンですね」

「なるほど」


 魔法防御力低下はレッドスライム退治にはもってこいの様な気もするので売る必要性はなさそう。赤の塩素も色々混ぜたら強そうでもありますが、なんというか取扱いに困りそうというか、もしダンジョン内でガスが発生したら自滅する可能性も考えないといけない様な気がするので、あまり持って歩きたくは無くなったのでアレは引き取ってもらう方向で。勿論紫の二本も持ち帰り。敵に投げて麻痺になるのであればもしかしたらタートルも簡単に倒せる可能性もあるので次回試したい所です。


「次は武器と防具ですね。ショートソードとショートボウに片手槌は呪われでもないのでそのまま使えます。防具の盾はラウンドシールドでこちらも呪われではありませんでした」


 ん?呪われ?ってなに?

 初めて聞く単語に思わず首をかしげます。


「呪われについてご存じありませんか?」

「はい。良ければ教えてもらえると助かります」

「えぇと、呪われと言うのはその装備を付けてしまうと外せなくなるんです」

「ずっとですか?」

「ええ。ずっとです」


 それはとっても困る。え、一生なのかな?


「外す方法とかは?一生ですか?」

「いえいえ、錬金術師の作る聖水や教会での解呪が出来ますのでそこまで重たいものではありませんよ」


 錬金術師に教会での解呪。ますますゲームっぽい感じもありますが、こんな大事な事知らないと危なかったのではと思ったのですが、使っている武器は自分で作った木刀で装備品も鑑定をしてもらってからのモノ。宝箱から出たものは呪われになる事は無いとも教えてもらえました。


「最後に腕輪ですね。えーと、攻撃力ダウン(小)の腕輪とガラスの腕輪が二つですね」

「攻撃力ダウンですか。ってことはアップも?」

「ええ、報告ででています。残念ですが今回はハズレですかね」

「なるほど」


 とりあえず武器はすべて買い取ってもらって、今回の感じだと腕輪も同じくかなぁ。あとはビンの赤だけお願いする感じと自分なりに方向性を決めて鑑定のカウンターを後に、もう一度換金カウンターへ。


「買い取りお願いします」


 武器屋防具は変動制という事で悪くないけど良くも無いそんなにいい金額にはなりませんでしたが、一気に荷物は軽くなります。

 もらえた金額は合計すれば銀貨が二十枚を超えるのでいい金額。

 地球でのアルバイトよりは稼げている気もしますが、命をかけているのを天秤にかけるとちょっと安いと思える感じ。

 ギルドを後にして、少しどうしようか悩んでいると精霊がいつの間にか近くに出ていて、耳元へ。


「何か食べていきましょう」


 人がゼロというわけでもないので、小さく頷くだけで散歩が昼ごはん探しになりそうです。






今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります


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― 新着の感想 ―
[一言] 確かに! 命がけと思うと安いか。 美味しいものを食べよう!
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