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ミョウガとクリームチーズの生ハム巻き


 チリソース炒めのあれこれはお酒のつまみに最高で、帰る人が一人も出ない事になり今日の夜も長くなりそうな気配が漂い始めた頃、ふらりと現れたのはギルドマスター。


「おう。なんか今回は、すまんな」

「まあ、正体不明という程ではないにしても、いつもうちのに任せていた私のせいでもありますから、仕方ないです」

「そう言って貰えると助かるが……、ちょっとこの状態だと明日が不味そうでな」

「明日が不味そう?」


 確認をとると、女性職員ばかり贔屓だと言われかねないと言われ、まあ今の状況を見る限りそう取られても仕方がない状態。

 ただ、だからといって帰れとも言えないわけで。


「明日が休みの連中もいるから、今からそいつらだけでも呼んで何かつまみの一つでも出して貰って、明日その代わり昼飯無しで、どうだろう?」

「それは別に構いませんけど、いいんですか?」

「むしろそれで明日の暴動が収まりそうだからね?」

「……暴動?」


 流石にちょっとそれは何?と聞きたくなるような単語があったので、確認をしてみると、ギルドマスターは頭が痛いと首を振りつつ教えてくれます。


「そもそもの話、ココは希望してくるような場所じゃないからな?」

「そうなんですか?ダンジョンもありますし、かなり治安も悪くないと思いますけど」

「まあ、そういわれりゃあそうだが、場所が場所だからな?」


 その言葉に反応したのはがーさんで、ヤバって顔をしているのは見えますが、一瞬で取り繕ったのか、お酒を勝手に取り出して飲み始めます。


「まあ、その話は知り合いに確認してみますよ。で、暴動は?」

「抑圧されている所に、男だけ、女だけ得をしたなんて話がくっついたら自分もあやかりたいってなるわけだろ?」

「あー、まあ、言わんとしていることは分かりますが……」

「だったら、開放してガス抜きしたほうが安全だろう?」


 ガス抜きも安全もウチのお店にかかっているような言われ方にちょっとそれはそれでどうなの?と思わないわけではないのですが、考え方を変えれば信用されているとも取れる話。


「ついでに俺もまだ食べていないし、酒も飲めるなら明日の分がなくなっても飲み食いしたほうが楽かなと、な?」

「それが本音ですね?」

「当たり前だ」


 ちらっとがーさんの方を見ると、分かりやすく大きなまるを両手を使ってつくってくれたので、許可も出た事ですしいいでしょう。


「わかりました。じゃあ、ちょっとしたつまみでも出しますよ」

「みんなが食べている、アレ以外にも?」

「お酒のつまみですけどね?あと、釜めしをもし作る場合は一時間近く待つことになるので、早めで何処かで締め切りを伝えるのでそれ以降は無しという事で」

「わかった、それも通達しておく。それぐらいか?」

「ですね」


 その情報をギルドに持っていくという事で、一度ギルドマスターもギルドに戻るので精霊かタマエを一緒にと思ったのですが、タマエの方がついて行くという事でお願いをして、何かお酒のつまみを作る事に。


「飲むものもワインや酒や、なにかって確認も取ってないし……お酒全般に合う物……で考えるか」


 そういう時に筆頭として今思い浮かぶものは?と言われると、浮かぶものが一つあってそれはハム。

 種類で言うと、生ハムの方ですが別に普通のハムでもそこまで残念という感じは無し。


「でも、そうだな……これだったら生ハムの方が合うかな?」


 思いついたというよりは、ただの食べ合わせに近いモノが浮かんだのでそれを形にしてみようともう訳ですが、形を整えてみるとなかなかのつまみって形に。


 使う材料は多くなく、今言った通りの生ハムかハム、そして市販のクリームチーズとミョウガ。

 ミョウガはサッと水で洗ってから千切りにしてあげるだけ。


 後はハムの中にクリームチーズとミョウガの千切りをいい感じの量でくるりと巻いて、出来上がり。

 見栄えという意味では、上に散らすようのミョウガを少し残しておくとかなり良く、更に周りにオリーブオイルを少々と黒コショウをぱらぱらと振ってあげれば……。


「おお、見栄えもなかなか。短時間で作ったおつまみっぽくはないかな?」


 生ハムに巻いているので、中身が多少透けているのがいい感じ。

 口に入れると生ハムの塩っ気、クリームチーズの甘味、そしてミョウガと三位一体の味はこれ単体でもいい感じですが、お酒をちょっと……いえ、かなり欲しくなるようないい味でもあって。


「前菜として出すには良さそうだけど、これが有るうちはずっと飲めちゃいそうでもあるから……ちょっとバランスブレイカーなおつまみかなぁ」


 このおつまみをそのまま出してしまうと、お客さん達もお酒が止まらないような気がしますが、逆に考えるとお酒が止まらないという事は明日来られないともなるわけで。


「どっちに転ぶか分からないけど、少しは楽になる可能性があるなら……アリかな?」


 ちょっとしたおつまみですが、思っているよりも威力の高そうなものが出来ちゃって少しばかり困りますが、お酒のおつまみですし……まあいいかな?




おつまみについ……行ってしまいました。


手早く作れて、さらに美味しい。


そういえば、昨日の中秋の名月は……あいにくの曇り空でした。


まあ、花より団子……月より飯。。。

あ、お酒も欲しいかな??(笑)


夏が長かったせいなのか、最近ちょうちょをよく見かけます。

そして、何故か私の周りに寄ってくる……。。。もしやちょうちょを引き付けるフェロモンでも私から出ているのでしょうか???


嬉しい訳じゃないけど、悲しい訳でもないというか……。なんでだろうって感じですね(笑)



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
玄関を出たら、木と木の間に輝く月がありました。 なんていうか、眩しかったです。 お天気アプリさんが、通知を出してくれていなければ、 お月見だったのを知らなかったくらいなのに(ᕑᗢूᓫ∗) 今日が満月な…
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