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牛・豚の釜めし


 ギルドに精霊とタマエ、そしてふらっといつの間にか起きていたがーさんの三人が注文をとりに行くよと言って、三人が一気に家から居なくなるとさっきまでの賑やかさが一気になくなるのもあって、ちょっとだけ寂しいというか涼しいというか何ともな気分が一瞬だけ自分を襲ってきたのですが、その時間はとても短く、数分もしないうちに念話という名の注文が入ってきます。


「牛、三。豚、二。あ、いえ豚も三ですね」

「こっちも、牛、五。ってみんなお肉好きですねー」


 精霊やタマエの注文が肉。それも牛や豚ばかり入っている事が不思議だとは思わず、そのまま注文通り作っていくわけですが、元々想像していた釜めしは鳥肉のよくテレビなどで見るあの色々と入った感じ。

 そこを牛や豚でやれと言われると、流石にそのままという訳にもいかないわけですが、精霊やタマエのいう感じだとお肉は多ければ多いほどいいという空気もあったので、だったらもうそう言うご飯を作ってしまえばいいという事で、牛と豚の釜めしを一気に作っていきます。


 まずは牛、ですが一緒に何か入れるならやっぱり良さそうなものはゴボウ。ささがきのごぼうを作って、酢水にさらして変色を防ぎます。

 あとは、食感で負けないけど存在感がある程度でてくれそうなのでタケノコを油揚げみたいな短冊ぐらいに小さめに切りそろえたら、牛肉の下処理を。

 お湯を沸かしてその中に牛肉を入れて、一分少々でお肉を取り出しアクを出させ余分な油を落としたお肉を作ったら、鍋を用意。

 鍋に湯通しした牛肉、ささがきゴボウ、タケノコを入れて醤油、酒、みりん、出汁を入れて三分程度に詰めたら、ゴボウだけはご飯と一緒に炊いた方がしっかりと火が入るので、煮込んだ汁をご飯に入れて後はしっかりとご飯を炊いてあげるだけ。

 炊きあがったら、牛肉とタケノコを釜に戻して、全体をさっくりと混ぜ合わせれば牛釜めしの出来上がり。


 ご飯の炊き方は今までも何度もやっているのと一緒で、最初は強火で、途中から中火と弱火の間ぐらいで、最後は蒸らして出来上がり。

 蒸らし時間の前に炊く時は別にしていたお肉や野菜を一緒に入れてホカホカの状態が出来上がってからお客さんに出せばオッケー。


 因みに豚の釜めしですが、こっちもほとんど一緒なのですが豚はバラ肉を使うので一緒に入れる具材は殆ど無く、感覚としてはかなり豚丼に近い状態に。


 豚バラ肉は食べやすい大きさにカットして、これまた牛肉と一緒で一度さっと茹でた方が臭みを取れるのでいいのですが、バラ肉と言うのもあって人によっては旨味も逃げているのでは?と思われるので、その場合は下茹で無しでも大丈夫。

 ただ、牛肉と違いこっちにはあれこれ具材を入れると逆になんというか纏まりを感じにくいので、入れるとしても短冊切りぐらいのニンジンや、炊きあがった後に先に用意しておいた針生姜ぐらい。

 味付けとしては、醤油、酒、みりん、塩、胡椒におろしにんにくなどを足して、にんにくを利かせたご飯だけでもぺろりといける形を目指して作ってみましょう。

 他にも具材を入れるとしたら、小口切りにした万能ねぎを最後にたっぷり散らすとか、あとは紅ショウガをちょっと多めにどーんと乗っけると口の中をさっぱりさせてくれるのもあって、相性はかなりいい感じになったりします。


 そんな感じの牛と豚の釜めしを連続してある程度作っていると、がーさんが連れて来た第一陣のギルド職員さん達。


「こんな所に?」

「噂は本当だったんだ?」

「お店の広さが……明らかにおかしい?」

「旨そうな香りがするぞ?」


 お昼前の時間ながら、朝ご飯を抜いているタイプの人であれば丁度お腹が減り始めるような時間というのもあって、期待をした感じのお客さん達が来店。


「いらっしゃい」


 不愛想にならないように注意しながらも、一応声かけだけは忘れずにして作業にもどるのですが、筑前煮や他の煮物は小皿に自分で周りの人たちのことを考えながら取って欲しいと伝えるのを忘れていた事に気がつきます。


「がーさん、筑前煮とか……」

「うん。ちゃんと後の人の事を考えて、自分で食べられる量を自分で取るように伝えておくよ。あと、豚汁もね」

「というか、注文が牛と豚ばっかりなのって、あの二人がオススメとかしたんです?」

「いや、どちらかと言えば……釜めし自体を知らない人達に何の味がいい?って聞いているようなものだから、分からないけど……おすすめは?って聞かれたらあの二人はなんて答えると思う?」

「あー、それは牛とか豚とか、ドラゴンとか……」


 そう言うカラクリがあったのかと思わず納得するわけですが、この会話自体をギルド職員さんも聞いていて。


「ドラゴンも出せるのか?だったら、ドラゴン……は今からはもう変更は無理か」

「明日もあるって言っていたよな?」

「ドラゴン?というか、そもそも釜めしが何かわからないんだよな……ただ、ギルドマスターも美味しさだけは保証するって……」


 あー、なんとなくどういう状況なのか分かってきましたが、完全にこっちからも説明不足の部分が出てきている事は確か。

 この後普通の五目釜めし……注文が入ってくるとは思えませんが、とりあえず今日はこのまま乗り切って、後で反省はしましょうか。





絶賛、ドウシテコウナッタ 中 です(笑)


釜めしでお肉って私はどうしても普通を求めたがるタイプなので、鳥肉しかイメージがなかったのですが、調べてみると結構ビックリ。


牛も豚もあるじゃないですかー!!


それも……めっちゃ美味しそう。

やるしかない!!


と、ここ迄でしたらいい話というか、いつもの感じなのですが……

導入が下手(笑)


まあ、こういう料理?釜めし?……炊き込みご飯もあるんだなーって思って下されば十分ですね(それを言っちゃぁおしまいよ(笑))



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
そんな牛釜のアタマだけは白滝入りで昔食卓に登っていたなぁと。 自由すぎても困るやつですね。 シェフにおまかせでもない限り、お品書きは重要ってやつですね。 昔奈良公園の近くで食べた釜飯屋さんの釜飯がすご…
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