キノコとソーセージのクリーミーうどん
お昼とそれほど変わらない様なおつまみを出し、そしてシメは豚のすき焼き丼。
あんまり変わり映えが無いメニューになってしまって申し訳ないと思う形になってしまいましたが、おつまみやシメに問題は無かったみたいで、最後まで美味しく食べてもらう事になったわけですが、問題が少しだけあって。
それは、がーさんと一緒に自分もそしてウチの二人も楽しんでしまい、かなり深酒をみんなでしてしまう事に。
今日が終われば、明日は休日という曜日ではあったのでちょっと頑張ればいい日ではあったものの、その日の朝は中々最悪で。
「うー、頭痛い」
「若干、吐き気も」
「飲みすぎると……辛いですね」
「心はすっきりしてるけど、体がぐったりだぁね」
がーさんは結局泊っていったので、朝から四人共グロッキーの状態。
そしてこういう時の回復はお風呂場に限るので、みんなでお風呂場に行ってゆっくりと時間をかけて、調子を戻していくわけですがやっといつもに近い状態になって、時計を確認するとあと三十分でいつもの時間というかなり追い込まれた時間になるまで、動けないでいた事に気がつきます。
「ありゃ、今日のランチ……まずい?」
「まずいからと言って、勝手にやらないとはいきませんよね?」
「そうだけど……」
「何とかしますよ」
その言葉にほっと安心したみたいで、がーさんはありがとうといいながらお風呂場に戻るみたい。
そして、うちの二人は一緒にお風呂場に言ってから一言も喋らないので、多分この後に手伝いにも来ないハズ。
「今日、なにつくろう」
一人でやることが辛いわけではないのですが、逆に一人で皆の分を一気に作らないといけないという状態はやる気にもつながって。
「えーっと、まずはご飯とパンは今から炊くにも間に合わないし、パンもがーさんにお願いすれば何とかなるとしても、具材云々を考えたり、他の何かも無理そうだからパス。ってことで残るモノは麺だけだよな」
麺類に今日のランチが自動的に決定するわけですが、麺類の中で何にするかはまだ決まっていない状態。
「パスタはこの間やったけど、一番確率が高くなって……ラーメン系はちょっと無理。まあ、スープを市販みたいな形にすれば、ギリギリだけど……浮かばないし。後は……蕎麦、うどんかな?スープ一つでイケるけど……お肉捌いたりカレーにしてみたりとか考えると、蕎麦はちょっと無理そう。で、残るのはうどん?うどんだったらまあなんにでも出来るかな?」
パスタかうどん辺りが今日のような時間のない時にはいいわけですが、どっちを使うにしても茹でる時間は必要なわけで。
「あー、そうか。炒めて合わせて……ってなるならうどんの方がレンチンで麺もできるし、まあお客さんのモノは流石に茹でるけど、あり……か?」
いつもの作り方はこの後のやり方より単純で、レンチンを多用する形なのでちょっとこの後とは違うのですが、先に明かしてしまうと至極単純。
マイタケやシメジを手で軽くほぐし、ベーコンやソーセージを一口大に切りそろえたら耐熱容器に一緒に入れて、三分少々レンジでチン。
キノコやお肉にしっかりと火が入ったことを確認したら、味付けとしてパルメザンチーズ、黒コショウ、少量のオリーブオイルと塩や藻塩、もしくは塩昆布を振りかけて、後はここにレンチンで温めた熱々の状態のうどんを入れて、さっと混ぜ合わせたら出来上がり。
ただ、これをお客さんに出す用にカスタムしていきましょう。
まいたけ、シメジを食べやすい大きさにほぐして、今回は火が元々通っているソーセージを斜めにちょっと大きめの四等分ぐらいでカットして用意。
フライパンにオリーブオイルを入れて、ソーセージを先に炒めつつ、キノコ類も一緒に炒めて旨味を引き出した状態にします。
炒めているフライパンとは別で後ほどフライパンを用意して、一人前ずつ完成させる形にして行きます。
パスタ……ではなく、うどんを使うのでうどんは通常通りに茹でるのですが、一度茹でた後水で麺をシメ、コシをしっかりと残した状態にしてからもう一度お湯に一度くぐらせて、具材と後ほど合わせるので、お湯をいつもとは違い二つ用意。
一つはうどんをどんどん茹で、一つは温める為だけのお湯なのである程度使いまわしていいでしょう。
キノコとソーセージを炒めたフライパンから三つの具材を別のフライパンに移し、うどんと和える前にオリーブオイルか普通のサラダ油でもいいので少しだけ油を足し、うどんを足して味付けを。
パルメザンチーズは自分が思うよりも多めにたっぷりと使い、塩や藻塩、塩昆布は若干少なめにして、全体を混ぜ合わせて味の確認をしっかりとしてから、盛り付けて黒コショウを上にパラりと振ってあげれば、今日のランチの出来上がり。
「キノコとソーセージのクリーミーうどんのできあがりっと」
先にそらんじていたように、レンチンだけで作れるものなのでここまでかしこまった作り方をしなくてもいいのですが、味はバツグン。
ちょっとだけお湯を通したうどんのお陰でチーズがいい感じに溶け、牛乳や生クリーム、卵も無いのにチーズだけでのクリーミーさが際立ついい一品に。
「ギリギリ今日はコレだけだけど……いけるかな?」
時間が無い割にいい閃きがあってサクッと出来てほっと一安心です。
レンチンでパパっと出来るのがありがたい一品。
何というか、うどんってもう最近は殆ど茹でる事がなくなってきている気がします。
極稀に、○○うどんの乾麺などを頂いたり、柚子入りなうどんを道の駅などで買ったりしたときは茹でるけど、それ以外だと……レンチンで済むのって本当に便利というか、ありがたいというか。
そしてなによりも冷凍うどん美味しい。
卵と麺つゆだけで釜たま風とかもお手軽なのですが、いつも同じ感じになっている場合はこういう調理系みたいなうどんもいいモノです。
時短料理もいいんですけどねー。
ちょっと手間暇かける料理というのも悪くないのですが、作る側になってしまうと、その後の片付けまで考えないといけなくて。
どちら側にせよ、面倒な話ですよ(笑)
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