大葉と豆腐のスープ
「おっ、流石ですね?」
「さすまさっ!!私達の味見が用意されていますが……量は少な目ですね?」
いつも言っているように、味見は味見。
二人が食べている量は味見ではなく普通の食事だといつも通りの話をするのですが、二人ともそれを聞くつもりは勿論なし。
「「いっただきますー」」
元気な声と一緒に早速出来たばかりのアサリのペペロンチーノをぺろりと平らげ、おかわりと言いそうな顔でこっちを見てきますが、あくまでもこれはランチの前に味見で一人前を作っただけ。
「まだまだ食べられますよ?」
「私もです!」
「そんな二人は昨日の残りからまずは食べて貰っていいかな?」
卵サンドは食べきっていなかったハズと思って二人に言ったのですが、すっかりと忘れていたみたいで二人的には嬉しい言葉だったみたい。
「そうですね。昨日の美味しい残りがありましたっ!」
「レンチン……した方が美味しいですかね?」
リベイクしてトースター等で温める方法も無い訳ではないのですが、一番楽なのはレンチン。まあ、全体的にパンも少し湿り気を帯びて柔らかくはなるわけですが、カリカリ感は減ってしまいます。
「レンチンオッケーですね!」
二人は冷蔵庫さんの方にすぐに向かってしまい、何というか朝からバタバタとしてきた感じはあったわけですが、アサリのペペロンチーノだけでも悪くは無い訳ですが、やっぱり少し何か欲しくなるわけで。
「スープでも作るか」
パスタだけだとやっぱり物足りないイメージが自分の中にあるので、スープを作ろうと思うわけですが、時計を見ると微妙な時間。
「凝ったものは無理。だからと言って手抜きも嫌。んー、見栄えは微妙でも美味しい感じがいいわけか」
こういう時は冷蔵庫さんに頼ってもいいわけですが、出来れば自分で考えたいので悩みながら冷蔵庫さんをパカっと開けてみると、そこに置いてあったのは数枚を重ねた状態になっている大葉。
「スープで、大葉。うんうん。なるほど?」
冷蔵庫さんからの挑戦状!という訳ではなく、どちらかと言えばヒントになるわけですが、大葉を使ってみてはどう?と言われている気が。
なんとなくいつもの味の方向でいきたくなるわけですが、そうなってくると栄養価とか色々と足りなそうな状態がありありと見えてきて。
「むぅ、足りないのはタンパク質……でもお肉って感じじゃないとなると……植物性で補う?だとすると……スープで……。うーん、出来上がりがなんかいつもって感じだけど……まあ、いいか」
冷蔵庫さんが出してくれた大葉、一緒に使う予定になって取り出したのは豆腐。
そして、野菜は長ネギと生姜を使いましょう。
長ネギと生姜はみじん切りにして、大葉は千切り。豆腐はスープに合わせる形でいくと小さ目の賽の目切りがいいのですが、わざと雑に食感や食べ応えも楽しみたい場合はあえて手でちぎって豆腐を入れてみるといい感じになるので、作る時の気分で豆腐は変えていきましょう。
とりあえず今の気分は賽の目だったので、細かい賽の目切りに。
フライパンや鍋に油を少々敷いて、長ネギと生姜も一緒にいれて弱火にかけます。
強火だと一気に火が入り香りが経つというよりはコゲるだけなので、弱火で香りを立たせてあげて、香りが立ってきたらここに鶏ガラスープを入れて一度しっかりと沸騰させます。
沸騰した後、豆腐を入れて塩、胡椒、醤油、で味をつけてあげます。
しっかりと味見をして、後はここに千切りの大葉を入れて大葉も一煮立ち程度で温まったら出来上がり。
「大葉と豆腐のスープの出来上がりっと」
今日はパスタに合わせるスープなのでさらっと飲みやすい状態を選びましたが、寒い時期であれば、水溶き片栗粉でとろみをつけてあげて、さらに卵を落としてみたり、ちょっとだけ自分のスープにはお酢やラー油を入れてみたり。
お酢やラー油を入れて味の方向性を変える時はゴマ油なんかも出来上がりに少し賭けてあげると、より一層美味しくなるのも嬉しいところ。
「今日はサラッと。ご飯とかはつけなくていいかな」
アサリのペペロンチーノなのでピリッと来る部分もあるので意外と白ご飯が食べ合わせてみると美味しかったりするのですが、スープはスープでいい感じにコレ単品でもいい形でアリながら、周りのモノと合わせてもいい形に。
「お?雅は美味しそうなスープを作ったわけですか」
「このスープ、味見が必要ですね?」
何も言わなくても二人がどうやらまたも嗅ぎ付けて再登場。
「少しずつね?」
「勿論です」
「わかっていますよぅ」
本当に?という言葉はグッと飲み込んで、パスタなランチとこのスープで今日のランチは行くつもりなのですが……。
「このスープいいですねぇ。卵と冷凍うどんでつるっと行くのもアリじゃないですかね?」
「だったらもっと麺つゆを足して、つけ汁みたいな形にして……豚肉とかを足して、いえ、ココはあえて牛肉を足して、牛肉うどん。みたいな形のサイドメニューに発展させてもいいのでは?」
「それだったら、先輩。卵は溶き卵で……」
二人は二人で更に今日のランチを発展させたい様にも見えますが、多分コレはもっと食べたいだけだと思うので、お昼に問題が無いようにパスタの支度やアサリの確認を急ぎましょう。
アサリのパスタだけでもよさそうなんですけどねー
やっぱりスープぐらいは欲しいなーって。
丁度いい感じのモノが出来れば一番ですが……なかなか難しいモノです。
パスタにスープ……そうなってくるとやっぱりサラダですが、サラダもそんなに色々と種類が……ね?(笑)
いや、まあミモザサラダとかまだやっていないサラダも多分ありますが……枠を使う程かなーって。。。
稀に、大当たりなサラダを食べてレシピを確認してみたり、自分も食べたいとなったりしますがあんまりそう言う事実はない気もします。
スープだと、ご飯入れたり、麺入れたり……主食に繋がるのがいいんですよねー(笑)
今回も読んでいただきありがとうございます
目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです
誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません
改めてありがとうございます
毎日投稿頑張ります




