白滝のフォー風
揚げ物の多い夕飯になってしまったのですが、お酒を楽しむ分にはそこまできついという事もなく、ゆっくりとした時間であの後も楽しく過ごすことが出来がーさんもいい時間で帰っていったのですが、おかわりがもっとあるかと思って用意したスタミナこんにゃくがしっかりと残ってしまったので、そのまま明日のランチの一品に飛ばす形に。
「えー、今日食べたので明日は無くていいですよ?」
「あれ?先輩がいらないのでしたら私は倍たべますよ!」
「あげるとは言ってないでしょう?」
そんな会話を二人がしつつも、お酒は入っていたのですがギルドや解体屋さんでどういう事になっているかという話を済ませ、明日以降に精霊は顔を出すということでお願いをする事に。
「あ、ご主人。すぐにという訳ではないのですが今度一緒にお風呂に入ってその時にこの間のアレの精度を上げませんか?」
「あの、憑依ってやつ?」
「ですです」
「それはまあ、時間があるならいいけど。あんまりこの間みたいに疲れが残るって話だとちょっと困っちゃうけどね?」
「そうならないようにするための、練習ですよ?」
「だよね」
こんな会話が昨日の夜にあって、いつも通りの時間に起きて昨日の残りのフライを使った揚げ物を卵とじにした丼を朝からパパっと作って食べた訳ですが、朝から丼を食べてしまうと、頭の中としてはさっぱりしたものを求めてしまうもので。
「今日、なにつくろう」
いつもの時間になって、今日のランチを考えるのですがさっぱりしたものしか頭に浮かぶものは無く、さらにそれだったらと方向は自分の好みである麺の方へ。
「一応、思いついたと言えば……思いついたけど……ちょっと流石にボリュームが無さ過ぎるかな?」
人によってはこのメニューで十分と言ってくれる可能性があるのですが、うちの二人やしっかりと食べる人たちが多いランチとしては若干物足りないと言われそうな気も。
「まあ、とりあえず気分もそうだし白滝のフォー風を作ってみるかな」
メインの麺の部分がちょっと違うので本当の麺を用意してもいいと思うのですが、なんとなく昨日のこんにゃくから引っ張られている感じもあって、麺に選んだものはフォーではなく白滝。
そして白滝であればいくらおかわりしても食物繊維!だから大丈夫。ってそんな都合のいいわけではないのですが、朝からしっかりとしたものを食べている自分としてはちょうどいい麺というのもあって、とりあえず今日はこれで行ってみる事に。
作り方も色々とあるみたいですが、スープと麺があれば出来上がりという通常の麺類と違いはあまりないので、大事なスープを先に作るわけですが、トッピングなどの使わない部分も使えば更に美味しいスープになるので先に具材を冷蔵庫さんから用意することに。
ラーメンで言う所のチャーシューの位置にもなる鶏肉はササミ肉や胸肉がいい感じ。あとはコンビニ等でも売っているサラダチキンもいい具材に。
メインのチャーシューが鶏肉という事にした場合、メンマの位置に来そうなものはもやしやエノキダケ。
後は一番大事なフォーと言えば、パクチーですが、ラーメンのネギの位置の様な気がしたのですが、人によってはパクチーが無いと絶対ダメと言う人もいるし、逆に香りとは感じず独特の匂いと思ってしまい、食べられない人もいるパクチー。
「さて、この具材で出来るけど……念の為も用意するかな」
パクチーはちょっとだけ面白くて、外国産の方がいい人と国産のモノがいい人がいて、色々な香りがある事は仕方ないのですが、個人的には国産であればそこまで変な香りになっていることが無い気がするので、国産のパクチーを使いたいところ。逆に国産だと独特の香りが少ないので、それはそれでだめと言う人もいるので、なかなか難しい食材なのですが、今回はダメな人が居る可能性も考慮して、スープを二種類作る事に。
お水やお湯を用意して、そこに入れるのは用意した鳥肉、そしてパクチーの葉っぱをとったあとの茎の部分、更にセロリの芯の辺りや使わない葉の部分も一緒に入れて、鳥肉からの旨味は出ますが、ちょっと足りないのでガラスープを足して、ナンプラーを少量と味を調える塩を入れます。
そしてもう一つはパクチーの香りがダメな人用。
同じようにお水やお湯を用意して、鳥肉を入れるところまでは一緒。
パクチーの茎の部分を入れない代わりに、セロリの芯や葉っぱを多めに入れて、薄口しょうゆと塩で味付け。こっちも鳥肉の量は少な目なのでガラスープを入れて煮込んであげればスープの出来上がり。
どっちのスープも出来上がったら、鳥肉は火が通ってから取り出して後でスライスして具材に。
エノキダケやもやしなどの後で乗せる具材は別途でお湯を用意してサッとひと茹でしてあげれば後で乗せる具材としての準備はオッケー。
「あっ、絶対忘れちゃいけないモノの用意できてなかったかも」
味変化を楽しむ為というよりは、この酸味が大事という位置付けでレモンやライムなどの柑橘は必須。
櫛切りなどにして好みでギュッと絞れるようにしてあげるのを忘れずに準備すれば、フォー風のスープが完成。
「後は、麺だよね」
白滝はそのまま水に入った袋から出して、麺に使うのもいいのですがちょっとだけ一手間。
フライパンに白滝をあけて、水分が飛ぶまで乾煎りしてあげると白滝がより麺っぽい感じになってくれるのと、スープが冷めにくくなるのでしっかりと水分を飛ばしてあげる事も忘れずに。
「さてと、どっちのスープも出来たから、味見かな」
所謂、白滝麺ですねー
フォー風な味付けにしてみましたー。
……作者がパクチーあんまりね……、得意じゃなくて。
本編中にもあるように、ギリギリ食べられるパクチーも無い訳じゃないけど、無いなら無いがいい(笑)
その為、私はナンプラーやヌクマム抜きの日本風、アジアンテイスト風な方が好きです。
まあ、美味しいナンプラーやヌクマムもあるらしいですけど、挑戦心は年々縮小傾向(笑)
屋台とかでちらっとみかけたら食べる可能性もあるけど……うーん。。。
あっさりと食べられるモノってもしかしたらあまり私好きじゃない?(可能性が微レ存?)(笑)
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