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こんにゃくカツ


「まずはアサリのフライからですね」


 精霊とタマエも戻ってきたので、三人分のアサリのフライを手早く作って、その合間でシシャモのフライ、プチトマトのフライを作って、フライを連続で出してから、隣の油を温め直して、シシャモのから揚げ、アボカドのから揚げも勿論出していきます。


「野菜のから揚げなどお肉だけでいいと言おうと思ったのですが、何というかコレは……トロっとしていて、肉程ではないモノの旨味がありますね?」


 精霊の言う通り、アボカドのから揚げなどは今まで食べていたものとちょっとだけ違うので、食べてみると意外とイケる事が多く、精霊がアボカドにハマったわけですが、逆にタマエはプチトマトのフライにハマる事に。


「爆弾が爆発したかの如く、なかからじゅわっと出てきますがコレはなんというか美味しいですね?」


 がぶっといくと大やけどをしてしまうので、気を付けて食べる事が必須ですが、普通のプチトマトがあまり得意で無い人が良く気にする青臭さの部分が衣によって感じなくなり、トマト独特な風味も意外と気にならなくなるので、プチトマトやトマトを克服したい場合は一度試してみても……だめかもしれませんが、いいかもしれないという感じ。


 そして、三人がアサリのフライをやっと食べる事になるわけですが、食べ始めて終わるまではほんの一瞬。


「おかわりをっ!」

「おかわりっ!」

「うっま!やっぱり……無いよね?」


 自分が一人で味見した時とあまり変わらない反応を三人もしてくれたのですが、しっかりと説明をもう一度しましょうか。


「アサリを一人当たり二十匹分ぐらい使っていて、これでも結構時間をかけてむいてつくったので、今日は仕込みしていないので出せません」

「では、私や後輩はアサリの剥き身を作れば、作れると?」

「まあ、出来るけど……ハマグリとか牡蠣よりも剥きづらかったんだよね」

「なんと……」

「まあ、それでも二人がアサリの剥き身を作ってくれるって言うのであれば、お願いはするけど?」


 二人としては簡単だったら何とかなると思っていたみたいですが、そんなことは無い訳で。


「因みに、水煮の缶詰を使うとかは?」

「一度火が入ると、若干旨味が抜けてしまうので……生の方がいいって感じですかね」

「あー、少し手間をかけたからこその美味しさな訳か」


 がーさんも諦めきれなかったみたいで、追加で聞いてきますがこればかりは出来ないわけで。


「あ、そうだ。朝のアレは?」

「あー、折角なので二種類やりますか?」

「是非頼める?」


 先にやるのは今朝のスタミナこんにゃくをつかったモノから。


「そう言えば朝のこんにゃくを何故か大きな形で残していましたね?」

「え?え?まさか、まさかですか?」


 それほど驚く事でもないと思うのですが、わざと大きさをそのままにしていた事にはもちろん理由があって、一枚のこんにゃくの大きさって殆どカツ一枚と同じぐらいの大きさ。

 更に味付けはちょっと強めの食べてもこんにゃく。

 ここにバッター液をくぐらせて、パン粉を纏ってあとは衣にしっかりと火が入ればいいだけという簡単なこんにゃくカツ。


「揚げるだけ……とは言いますが、これは何とも……いい香りもしていませんか?」

「まあ、スタミナこんにゃくにして味がもうしっかりあるから、カラッと揚げて油をきってあとは普通のトンカツと同じ要領で食べればいいだけだからね」

「なんとっ!」

「という事は、ご飯やパンにも?」

「合うよ」

「「おおお」」


 二人共驚いている間に、スタミナこんにゃくを使ったこんにゃくカツが出来上がるわけですが、今回は朝みんなが我慢というか手を出さなかったのもあって一人一枚しっかりと食べられる状態だったので、がーさんに断りを入れて、自分も同じタイミングで一緒にこんにゃくカツを食べる事に。


「いっただきまーす」


 外はカリっと、中はこんにゃくなわけですが食べてみると不思議とカツって感じが強くて。


「コレは……カツですね?」

「こんにゃく感……無いとは言いませんが、そこまで強く感じませんね?」

「コレは美味しいですよ!?」


 何よりも美味しいと感じるのは、こんにゃくの味がしみしみで噛むとじゅわっといい味が。


「これは、朝普通にこんにゃくを食べなかった私達、正解でしたね?」

「ご主人、無いとは思いますがこの上は?」

「この上って言われると無いと言いたいところだけど、そうしたらもう一種類もこの後すぐに作ろうか?」

「「もう一種類!?」」


 二人が驚きますが、最初から言っている通り今回こんにゃくカツは自分としては二種類準備が。

 まあ、実際の所を言えば、家のこんにゃくがそう毎回味付けかと言われるとその確率はかなり低いハズでもあって。

 それこそ寒い時期のおでんのこんにゃくだけが余ってしまったとか、そう言う事でもない限り味が付いたこんにゃくが大量に余る事は無いハズ。


「もう一種類は味付け無しのそのままのこんにゃくをカツにするよ」

「……それは、これを食べた後だと……微妙な気がしそうですね?」

「そう思うかもしれないけど、こっちの方が多分バリエーションがあるよ?」

「バリエーション?」


 このままこんにゃくカツをもう一つ作りましょうか。




数日前のアレです。

ええ。やっと出せました。


ここまで引っ張るつもりはなかったのですが……美味しそうなものが目の前にあったらそっちから出したくなるのが人の性。

仕方なかったのです(笑)


でもまあ、明日はこういう下準備無しでもオッケーな形も少しご紹介できるかと。


だって……ねぇ、殆どの家ってこんにゃく煮込んでおいて準備なんて……してないでしょう?(笑)

ウチ?……こんにゃくすらたまにしか買いませんって……。。。


今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
居酒屋さんで食べた大根の唐揚げとかも煮込んだ奴を揚げてたなぁ… こんな食べ方あったのか!と思いつつ、煮込んだ時点で立派な料理。 もうひと手間なんて…!!ってなるやつですよね。 ウチもこんにゃくは常備さ…
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