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アサリのフライ と シシャモのから揚げ


 一人で地道にコツコツと。

 一時間ほどアサリをひたすら剥きまくって、結構な量の貝と剥き身に。


「結構コレは頑張ったと言っていいのでは?」


 自分を自分で褒めていると寝ぼけ眼なタマエがふらりと厨房へ。


「あれぇ?ご主人?」

「ただいま」

「おかえりなさいー。また寝ちゃいそうなので、おふろいってきますー」

「あんまり世界樹さんに迷惑かけちゃだめだよ?」

「はーい」


 ふらりと来たタマエは行ってしまったので話し相手はいないままなのですが、ちらっと厨房の様子は確認していたように見えたので、この剥き身のアサリをそろそろどうにかしていくべきかと思うわけですが、作り始めたら止まらなくなりそうな空気もあるので、悩ましい所。


「……とりあえず味見かな?」


 アサリの剥き身を通常は串に刺していくわけですが、一本の串に対して五つほど。

 そして軽く片栗粉をまぶし、バッター液をくぐらせたらパン粉を纏わせて、後はカラッと揚げれば……さっき思いついたアサリのフライ串の出来上がり。


 と、なる予定もあったのですが……一串五つのアサリのフライも悪くないのですが、ちょっと位贅沢というかトクベツなフライがあってもいいわけで。


 少しだけフライ串をアレンジする形で、アサリの剥き身に軽く片栗粉をまぶし、スプーンですくって手を使ってギュッと一纏めのボール状に。

 それ毎バッター液につけて、後はパン粉の衣をしっかりとまぶしたら油の中へ。

 殆どの場合は崩れる事無く出来上がるのですが、稀に油が奥に入りばらつく事もあるので、ボール状のままおたまなどで形が崩れないようにして沈めてあげておくと困ったことになりにくくなります。


「よっし、いい感じに揚がったかな」


 さっき案内した串の形ではなく、軽く握って作ったボール状なアサリフライがカラッといいきつね色に上がったので、少しだけ油をきって、お皿に置いたら早速味見。


 個人的にはアサリの旨味だけでも十分美味しいのですが、ちょっとだけ藻塩で塩味を追加するとこれまた一つの正解。ですがフライと言えばソース。ウスターやトンカツソースをちろっとかけて食べてみてもいい感じ。


誰も居ない一人の厨房というのもあって、初めの一口目はなにもつけずパクリと食べると口いっぱいにアサリの旨味がじゅわっと広がり、かなりの旨味。二口目は塩をつけてみると、塩味が旨味を引き立ててくれてこれまたいい味。塩味が強めだとビールやお酒も欲しくなります。そして三口目はソース。流石にソースの味に負けてしまうかと思っていたのですが、そんなことはなくソースの旨味を超えるアサリの旨味がじゅわっと。


「これは、剥き身の価値ありだなぁ。アサリの酒蒸しの時に出て来る旨味がぎっちぎちにフライの中に閉じ込められてるじゃん」


 串で手軽なパパっと食べられる方法を選ばず、手でまとめたボール状で正解ですが、貝を剥く作業は結構な手間ではあったので、これは中々気軽に作れる一品とは言えそうにないのですが、仕込んだ甲斐があったとは言えそうで。


「コレは一人一回、後の残りはみんなに出す形で終わりにしないとマズいな。正直はもう一回食べたいけど……まあ、味見で満足としますか」


 かなり美味しい試食という名の味見が終わって、満足かと言われれば勿論ノー。

 でも、もう一回貝を剥く作業に戻りたいわけでもなかったので、食材は冷蔵庫さんに保存してもらう事にして、自分は次の一品を楽しむ事に。


 こっちは……折角だし二種類やるか。


 下処理が必要ない食材として考えていたものの一つ目は「シシャモ」で、後はこれを同じようにして食べるつもりなのですが、ちょっとだけシシャモもやった方がいい事は実はあって。


「早速だけど、まずは……フライで行くか」


 シシャモは生や冷凍のモノがそのまま売っていると思うので、冷凍の場合はしっかりと解凍させてから水気を拭きとり、念の為に爆発しない様に腹の辺りに爪楊枝で数か所刺し、空気穴を作ります。

後はさっきも使ったバッター液、そしてパン粉の順番で通ししっかりと揚げてあげれば、シシャモのフライの出来上がり。


 これまた塩がいい感じですが、フライなのでソースももちろんいい感じ。

 あとは、魚介系のフライといえばタルタルソースも合うので、食べる時は好みの味にしてあげればいい感じに。


 と、食べていて思ったことが一つあって、フライはフライでいいわけですが、ちょっと違う形も欲しくなるわけで。

 ただ、これをやると一気に油が今までの比ではなく汚れるので、後回しにした方が本来はいいのですが、別口の揚げ油を用意すればその辺りも問題なし。


 こっちは、ちょっとだけさっきと違ってシシャモに穴を空けてからポリ袋などに入れて、酒と醤油をかけて、全体的に揉み込んで片栗粉を最後に足して、後はカラッと揚げるだけ。


 フライではなく、シシャモのから揚げもこんな感じに出来上がるわけですが、衣が薄い事と、下味がしっかりと醤油も効いているのでいい形。

 勿論臭みは殆ど感じませんが、食欲増進にニンニクや生姜を揉み込む時に足してもいいのですが、食べればわかるこの旨さ。


「こっちは……うん、お酒が欲しい味だね」


 一人、揚げ物やフライで味見という楽しみをしていると、香りも結構経っていたのか人がゆっくり寄ってくる気配が。



アサリのフライ……大変。


ハマグリのフライとかだと、一つを剥いてで済むのですが(金額が高いけど)アサリはまあ、大アサリと呼ばれるタイプであればそこまでの量を剥かなくてもいいかもしれませんが……そうもいかない。

結構大変ですが、味はいいです。

お店とかで出して欲しいタイプの料理。

自分でやるのは……疲れます。。。


そして、シシャモのから揚げは逆に簡単。


プスッと刺すのを忘れると破裂する恐れがあるのですが、破裂しない事もあるので……刺し忘れはお勧めできません。

安全でおいしいっていいですよねー



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
順番でとおし → 順番で通し ? 貝のフライは、カキとかホタテあたりのひと粒が大きいのしか お目にかかったことが無いですねー。 冷凍のむき身とかも売っているけども。 たぶん生のほうがおいしい…
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