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★ダンジョン515


 ツチノコはうにゅうにゅと変な動きをしながら、ツチノコらしさの象徴であるひらぺったい胴体を次第に細くしていきます。


「細くなって……」

「あ!!」


 大きな声を上げたのはタマエで、なにかの触感があったのでしょう。


「これ、もしかしたら……逆鱗では?」

「あー。ドラゴンだったらあり得るか」

「でも、今更?なんで?」


 タマエが先に気がついたみたいでしたが、どうやら逆鱗っぽいモノは普通に外にうにょんと出て来て。


「えーっと、これならパキッと?」

「後輩の言う通り、折れそうですね?」

「逆鱗っていつも壊しちゃうから、価値あるかな?」


 膂力も上がっている状態なので、外に出て来た逆鱗っぽいモノをパキっと折ってみるとうにょうにょした変な動きもそのまま止まり、だらんとどうやらあっけない最期を迎えたみたいで。


「……なんというか、強さが分からない敵でしたね?」

「一応遠距離攻撃は全て弾いていたよ?」

「ですが、接近してからは……いい所なしでしたよ?」

「まあ、そうだよね……」


 気を抜いていいのか微妙に分からないままで、一応周りに注意を払っていたのですが、少し奥の方の土がゴゴゴ、と音を立て割れる動きをするとそこには階段が。


「どうやら、諸々おわったみたいですね?」

「じゃあ、とりあえず……解除っと」

「ですね。私も離れますか」


 タマエが先に解除というと、びしょびしょに濡れた重たい衣装を上から被らされたような体に重さを感じ、次に煙がはれると、その重さに拍車がかかります。


「あー、この技は……うん、結構後々体にクルものがあるかも?」

「私の方は……あー、魔力がかなりすっからかんなのと……ちょっとだけ変な感じですね」


 タマエはタマエでちょっと不思議な感覚みたいですが、何も変わりないのは精霊。


「私は何も変化なしですね。よゆーですよ。っと、そうじゃなくてとりあえずこのツチノコ?一応ドラゴンっぽいですけど、こいつを収納して安全な階段に入っちゃいましょ?」

「だね」

「ですね」


 リュックにツチノコと逆鱗を入れて、階段を降りるといつもの光があって……光がなぜか眩しいままで。


「あれ?二人共、肩の上だよね?」

「ですよ。まあ、眩しいままですけど」

「なーんにも見えませんねー?」


 今までになかった事が起こった形なので、少し慌ててはいるのですが、光が強いだけなので待っていればまあどうにかなるだろうと思っていると、光がやっと弱くなってきてくれて。


「コレは?」

「椅子?」

「私達の分も……というよりは、お店の椅子と一緒じゃないですかね?」


 自分達は階段を降りたはずなので、明らかにおかしい事が分かる訳ですが……。

 目の前の方からゆっくりと現れたのは……がーさん。


「やぁ」


 右手を軽くあげて、ニコっと笑っているのですがなんというか少しだけ疲れているような顔に見えます。


「がーさん?」

「おや?」

「なんでしょうね?」


 三者三様な反応をしますが、がーさんはあげた右手をそのまま下げつつ椅子へ座るように促してきたので、そのまま椅子へ三人共着席。

 どうやらしっかりと話がしたいのか、精霊やタマエ用に高さまでしっかりと変えてくれるほどの機能をつけてくれているみたいで、席に着くとテーブルの中からかなり良さそうなカップとソーサーに紅茶?っぽいものが入った状態のものが出てきます。


「一息、どうぞ」

「あー、ありがとうございます?」

「……」

「……怪しいです?」


 体が怠いような状態だったので、自分としては座れる事と飲み物を出して貰えたのはとてもありがたいタイミングだったのもあって、すぐにそれを頂く事に。


「二人も、なにも危ない事はないから。どうぞ?」

「それは分かっているつもりですが……ああ、本物のがーさんに違いはないですね?」


 精霊は何かをしたみたいですが、がーさんも気にした様子はなく、苦笑い。

 そんな一幕があって、精霊も紅茶に口をつけ安心したのかタマエもやっと一息ついてくれます。


「で、がーさん。今回はどうしました?」

「あー、うん。えーっとね……」


 どうやらまたイレギュラーが起こったっぽい事はココに居る時点で理解していますが、今回の探索で変な所は……まあ、全く無いとは言えないのですが、そこまでおかしすぎる事は無かった気も。


「とりあえず、土の階で罠はアーススライムだけで、ああいう形で掘り起こされるなんてことは想定外でね?」

「では、あの罠がいきなり発動したのも?」

「うん。完全に想定外。というより、罠を掘りだせるって言うのを製作者が初めて知ったってぐらいビックリ案件」

「なるほど?」


 それだけ?って目で精霊ががーさんを見ると、たらーっと汗がまた流れていて。


「飛んだ先が、キリのいい階だったのも不味かったけど、調整中なモンスターだったからさ……かなり色々とマズかったんだよね。まあ、たまたまなのか倒してくれたから被害とか問題とか起きなくてよかったんだけどね……」


 目を伏せて言っている感じ、本当に色々とマズかったみたいですが今さっきのツチノコはそこまで怖い感じがあった?という目でうちの二人を見ると、二人共首を左右にぶんぶんと。


「大した強さ……無かったですよ?」

「え?マジで!?」

「ええ。何したかと言えば、地面を蹴って浮かせたら、うにょうにょ動いて逆鱗が出て来たのでこう、パキッと折って終わりでしたよ?」


 あっれー?って顔をしているがーさんがちょっとだけ不思議ですが、本当にその通りなので……どういうことか確認しましょう。








……雑ぅ、な終わりになってしまったのですが……一応理由があるのです(いいわけ)

その理由は明日なのです(笑)


しっかりとした理由もあるので……その辺りの説明もしっかりとするはずなので……今日の所は「ふーん?」という認識でお願いいたします<__>


もうちょっとだけ……もうちょっとだけ涼しくなってくれると……色々とやる気とかもこう出そうですが……何とかなりませんかね?自然さん??(笑)



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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