★ダンジョン512
描写不足の補足を。
つちのこっぽいアレの大きさですが、1mないぐらいのそこらへんで見つけたらちょっとビックリするぐらいのヘビの大きさです。
いつのタイミングでココを見られるか分からないという事で、数日分に載せさせていただきます。
申し訳ございません
前回のレッドドラゴンとの闘いは先輩とご主人が力を合わせて、私は見ているだけという結果だったので、それがとっても悔しくて。
私も何かそういう事が出来ないか、色々と考えた訳ですが先輩が武器や防具に変身するので、私も同じことをしたところで二番煎じはちょっと格好もつかない気が。
それに先輩は同じ魔力でもって、武器の攻撃力を上げて見せ、さらにいつも以上にご主人の力を引き出しているように見えたのですが、実はあの時少しだけですが私にも先輩の力が流れていることを後になってから理解しまして。
「あれ?先輩が出来るって事は、私も……できるんじゃ?」
単純ですが、私が先輩を先輩と呼ぶのは先輩が精霊でご主人と繋がっていて、そして私は従魔で後からご主人と魔力で繋がるようになったから。
武器になる事は出来なくても、ご主人の中に戻る事はいつでも可能で、私の魔力をそのままご主人に還元する形ももしかしたら出来ない事もない気が。
更にいえば、火の精霊さんが私の尻尾に宿ってから、自分と精霊さんの境目がくっきり、はっきりと理解できるようになったのもあって、その境目をご主人と自分のなかに明確に作る事もできるような気がして、色々と最近は火の精霊さんと試していたところ、漠然としたままだと混ざり、線を引くと混ぜない事が出来る事が理解でき、少しずつコツも分かってきたところ。
色々な下地と、前回の何もできない悔しさから編み出した新しい技は先輩とは少し違う憑依という形。
「距離は開けたまま、もう少しだけ待っていてくださいね?」
ご主人と先輩がツチノコさん?から距離を離して、攻撃やちょっかいを出されない位置まで下がってくれたのですが、一度見つけた獲物というのもあってか、あっちから寄ってくる事になってしまい、こればかりは私が泥玉を投げつけたせいだというのも分かりますが、投げる前にこっちの提案をしておけばよかったと思う事に。
ただ、ご主人も先輩もそのことには何も言わず、出来る限りツチノコから距離をあけると私を地面に置いて、集中させてくれます。
私は自分が今やりたいことを火の精霊さんに相談してみると、火の精霊さんがすぐに分かったと返事をくれて、更にアドバイスまでくれます。
「いつも私を出してくれるあの感覚の逆をするだけなので、流れは何となくわかりますね?」
「あー、火の精霊さんを出すやつの?」
「ですです。出せるという事は、逆もしかりでしょう?」
大きく頷いて、自分が今やりたい事が出来るイメージがしっかりと頭の中に出来上がったので、大きく息をフゥ―と吐いて、ちらっとご主人を見ます。
「ん?」
「準備が出来たので、やってみます」
「わかった」
「もしもの時は、さっき聞いた通り、私の方でどうにかするので、失敗は恐れず、やってっみなさい?」
「はいっ」
先輩の心強い一言に背中を押された気がしたので、後はやるだけ。
頭の中で想像したのは、ご主人にしっかりと一体化した自分で、私も動かすことが出来、ご主人も勿論好きに動ける状態になり、ただ単純に魔力をいつも以上に纏って、今まで以上のご主人の強さを見せられる形。
「憑依!!」
私の言葉による確定で私の形がいつもの狐から魔力に戻ってドロドロのスライムみたいな形になって、ご主人の方へと移動するのですが……あれ?おかしいぞ?と思う事に。
「え?」「うん?」
そんな声でもって、先輩もご主人も怪訝な顔をしているのですが、今更止める事も出来ないので、私は魔力に戻るとそのままご主人にべっとり、ねっとり憑りつく事に。
真っすぐに私はご主人の中心に向かって進んだので、胸元あたりから全身を覆い尽くすような形でご主人に憑りついたわけですが、私がご主人を動かす為にもまずはこの魔力で全身を覆わないと始まらないわけで。
うねうね、うにうに?と全身を魔力で纏って。
……あれ?纏ったハズなのに、ご主人を動かすことが出来ない様な?
おかしいですね?って、ああ、パスを繋いでいない?あれ、くっついているのに繋がっていないから……えぇっと、コレはちょっと無理矢理でも繋ぐしかないですね。
ご主人の全身をスライム状の魔力でもって覆ったわけですが、このまま繋がったら私らしさが残りそうにない気がしたので、魔力を慌てて少しだけ動かし、私らしさの演出をしてみる事に。
「ほぅ?」
そう言ったように聞こえたのは先輩の声で、私らしさの演出は耳と尻尾。
ご主人の頭の上に狐耳、そしてお尻の辺りからはとりあえず一本の尻尾をはやすつもりだったのですが、ちらりと自分の感覚でみてみると、何故か二本の尻尾に。
許容範囲内という事で、そのままあとはご主人とパスを繋げようと思うのですが、どこがいいか考えていると、耳と尻尾が生えた辺りでご主人も観念したのか、お腹の辺りから魔力パスを繋げるように魔力を出してくれたので、そこにピタッと自分の魔力を繋いでみると、一気に吸い込まれます。
吸い込まれて行く途中はなんというか幸せな感じがあって、元々スライムみたいに溶けているわけですが、吸い込まれると一瞬。
「憑依完了です!」
あれ?
ご主人の声?
でも、私?
溢れる力はたんまりなので、今なら好きなように何でも出来そうな気がします。
精霊が武器や防具になれた辺りで一応考えてはいたのですが……出来るか怪しかったのもあって……
こんな時間が掛かってしまいました。
色々と「ん??」と思う所はあるかもしれませんが、いやぁ……こんな感じになったかー(笑)
いいのか悪いのか分からないけど……(笑)
ちょっとだけ作者としては嬉しかったりします。
タマエも成長しています……ね?多分???
今回も読んでいただきありがとうございます
目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです
誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません
改めてありがとうございます
毎日投稿頑張ります




