★ダンジョン500
階段での休憩は喋っていたのもあって少し長めになりましたが、アースアースワームやアースモールの事が分かったので、次の階にでるかはわかりませんが、ある程度対処する方法や方針も決まります。
「アースモールはやっぱり聴力が高いみたいですから、音を立てればいいみたいですね」
「同じくアースアースワームも攻撃を基本的には殆どしないという事が分かったので、適当に放置で良さそうですね」
「あとは、新しいモンスターがいる場合の対処だけだね」
「ですね」
毎回降りるたびに新しいモンスターがいるわけではないのですが、居る可能性をしっかり考えながら降りた方がいいわけで。
「土の弱点は風で間違いないみたいだね?」
「ええ。今の二匹も風の攻撃には特に弱いみたいですからね」
「でも、私の火の攻撃で倒せましたよ?」
「それは、しっかりとしたか火力があったからですよ?」
「あー。なるほど」
タマエの熱線はまあ分かりやすく言えばビーム。
レーザーとかと一緒でスパッと切れてもおかしくは無い訳で。
「あれはですね、火の精霊さんがおまかせでやってくれるので……私の制御じゃないんですよね」
「それは、安全と言っていいの?」
「勿論ですよー。人に向けちゃメッて言われていますから」
……タマエはもしかしたら、火の精霊さんよりも立場が下になっている?ような気がしますが、本人的にはそういう気持ちは全く無いみたいで、まあ問題が無いのであれば気にしても仕方がないという事で、そろそろ次の階に降りるとしましょう。
「次か、次の次辺りでご飯にしません?」
「あー、食べたら逆にお腹でも減った?」
「ええ。そんな感じです」
タマエの言葉に隣にいる精霊も大きな頷きを返したので、もう少しすると長めの休憩となりそうですが、まずは次の階である百十三階。
忘れ物などが無い事をしっかり確認してから、二人を肩の上に乗せて階段を降り切るといつもの様に強い光があって、光がおさまればそこは次の階。
「パッと見は毎回変わりないね」
「地面が土はどうやらずっとこのままみたいですね」
「火の精霊さん的にはやることが少なくなってしまったから、何というか暇みたいな感じらしいですよ」
「まあ、火の階層は独壇場だったし、ココではゆっくりできると逆に考えて貰えると嬉しいかな?」
「そういう思考もアリですね」
軽い会話を続けながらも、周囲を軽く探索してモンスターの気配もなさそうだったので、一歩目を踏み出します。
「さてと、頼める?」
「勿論です」
タマエに階段の方向を確認してもらうと、ムムムっとしながらも尻尾で方向を指してくれるのですが、どうやら今回もさっきと一緒。
「西ですね」
「おあつらえ向きに道もしっかりありますね?」
「このまま西へ向かえばいいわけですね」
地面の土は今までよりも少しだけ硬い感じがして、よく言えば踏み込みやすい感じ。
「若干、足元の感じに違いでも?」
「あー、うん。少し硬めかなーって」
「という事は、さっきの階みたいにアースモールやアースアースワームが居ないという事では?」
「あー。それはあるかもね?」
あの二匹が居ないとなると、まあ確実にいそうなのは何でも吸収してくれるスライム系だけになるのですが、そう考えると他のモンスターは相対的に新しくなること間違いなし。
「知らないモンスター出るかもね」
「そうなりますよね」
そこまで広くない部屋を西側に進み、通路に入ってすぐに風の道で端まで移動を済ませると、次の部屋の手前に到着。
「多分この部屋には無いと思いますが……かなり近づいた感じはありますね」
「ありがとね」
「いえいえ。因みに、切り札なので、当分は休憩でいいですかね?」
「今日はそこまで戦いたい気分じゃない感じ?」
「まあ、それもありますが……さっきの熱線が思っていた以上に力を使ってしまっていたみたいで……」
「あー、ガス欠的な?」
「一応、補給はしたので戦えない事は無いのですが、休めるなら……休みたいような?」
と、タマエが若干弱気の発言をしたのですが、
「だったら、ずっと休んでいていいですよ?」
「えー、先輩、なんでそんなに冷たいんですー?」
「いえ、最近頑張っていたのは見ていたのですが、気のせいだったみたいなので」
かなりその発言は精霊的にタマエを認めているようにも聞こえ、どうやらタマエも同じように感じたのでしょう。
「先輩が……デレた?」
「デレたとはなんです。チャンスをフイにしようとするのであれば別に構わないといった意味で言っただけですよ」
「先輩がそんな事を言ってくれるなら、私頑張っちゃいます!!」
逆にタマエのやる気はうなぎのぼりだったみたいで、フンスとまた鼻息の洗い状態に。
「何でもかもーんですよー!!」
そう言いながらも、二人共自分の肩の上からは動かないので、このやり取りを見ている自分としてはそこまでやる気になっているのか少し不安になるわけですが、新しい部屋は入ってすぐに分かるぐらい、土が柔らかい状態で。
「かなり柔らかいかも。土が」
「という事は?」
会話をしている最中にもかかわらず、ズボッとアースアースワームが顔を出してきました。
おおぅ。。。ダンジョンの話も500話かぁ。。。
一週回って、作者がキツキツに(笑)なっているのは、ご愛敬という事にしてください。
ダンジョンの終わりも見えてくるといいのですが……終わらせたい気持ちと、いつまでも終わらないで欲しい気持ちと。。。何というか、ちょっとだけフクザツな気分です。
暑い日々が続いていますね。
暑さ寒さも彼岸まで……あと一月以上あるやないかーい(笑)
お盆過ぎて、残暑厳しいままなのです。
無理、無茶、まあいいか。。。などは無いようにして、クーラー、冷たいモノ、冷たい飲み物をしっかりと取って下さい。あ、ちゃんと塩分やミネラル?とかもあった方がいいみたいなので、持病であれこれあるとかは仕方ないと思いますが、そうではない場合は「スポーツ飲料」とかを飲みましょうねー。甘いけど美味しいポ〇リとか外歩いた後とかに飲むと沁みますぅぅ。って飲みすぎてもよくないらしいのでいい塩梅でおねがいしまーす
今回も読んでいただきありがとうございます
目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです
誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません
改めてありがとうございます
毎日投稿頑張ります




