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★ダンジョン490


 想像するのは風の道をちょっとだけ広げて使う形。ただ、擬態していたり分かり辛かったりするモンスターもそのままスパッと切れたらいいので、威力に関しては手を抜くつもりは無し。

 そんな想定を頭の中でしてみると、中々危なそうな魔法が出来てしまったような気がしますが、想像しているものが殆ど道ではない事に気がついたので、名前は多分変えないといけない気が。


「一応想像は出来たけど、もはや道ではないよね」

「あー、まあそうなりますよね」

「ただ、風の腕輪の力を借りながら、風の刃を全方位に飛ばすぐらいだったら、出来そうな感じがしたよ?」

「では、とりあえずここの部屋でそれをやってみます?」

「あー、やるのはいいけど、多分予想以上に危ない気がするから二人共肩の上から動かないでね?」

「それは、ええ。わかりました」


 精霊が頷き、タマエも頷き、二人がちょっとだけ強めに服を掴んだことを確認したら、左腕の風の腕輪をしっかりと意識しつつ、そのまま左手を地面につきます。


 想像するのは今地面についている左手から風を全方位に飛ばし、さらに飛ばした風の刃は全てを両断するような形。

 そこに遮るモノさえなければ、スパッと何もかもを真っ二つにするイメージをしっかり想像して、後は言葉による確定を。


「風の、波っ!」


 言葉を強く発すると同時に、左腕の腕輪から強い風が左手に沿って地面へと流れ、その後は地面を這う様な動きで風の刃にみえるうねうねと動く風が一気に散開。

 分かりやすいぐらいの突風が自分達に向かって吹いた形で二人が服を掴む力がさらに少しだけ強くなるのですが、突風とは違いふわっとするのは一瞬だけ。


「凄い風ですね?」

「何か風が這う様な動きをしていましたよ?」

「あー、分かりやすく風の刃を地面から離れすぎないようにスパッと壁まで行く事を想像したからね」

「と言う事はかなり魔力を使ったのでは?」

「んー、そこまで魔力は使っていないよ。風の道の時って自分達を風が包んでくれることを想像するわけだけど、今回は真逆で包む風をそのまま全部の方向に放出って感じだからね」

「留めるのと放出だと結構放出の方が使うイメージありますけど?」

「あー、どういう説明だとわかりやすいか分からないけど、そうだね……水が一度流れちゃえば、そこに水を何度流しても流れやすくなるような感じ?」

「それはなんとなく分かりますが……風でそういう事をしたと?」

「まあ、端的に言えばね。風の刃を飛ばしたけど、飛び始めてすぐに周りの風を引っ張って、それを推進力にして壁まで一直線って感じだから、風の刃の近くにいると勝手に引っ張られるし、巻き込まれるし、結構厄介な魔法に違いはないかなぁ」


 自分で考えておいてこういう言い方はズルいかもしれませんが、結構ではなくかなりやばい魔法な気もしてきて、ついていた左手をぱっぱとはらいながら立ち上がると、二人も多分気がついたのでしょう。


「気配が無いですね?」

「多分、スパッといけたんじゃない?」

「と言う事は、一撃ですか」

「まあ、そういう魔法として考えたからね」


 結構広い部屋ですが、とりあえず二人を肩に乗せたまま移動してみると、核に傷が入っていて動かない状態のアーススライムの死骸とその横にはある意味奇麗と言っていいぐらい真っ二つになっているアースラットの死骸も。


「コレは……なんというか」

「ちょっと威力が高すぎるのでは?」

「まあ、そう思うけど……それにしても、うん、微妙だねぇ」


 地面に沿っての魔法を考えたのは自分なので誰のせいかといわれると自分のせいになるわけですが、真っ二つといったアーススライムもラットも上下に真っ二つで、アースラットは多分内臓も出てきている状態なので正直言うといつもみたいに収納したいとはあまり思えない状態でもあって。


「簡単、ラクチン、最高の進み方かと思いましたが……こうやって死骸を見るとあまりいい手ではなかった気がしてきますね」

「ですねぇ。でもまあ、かなり進みやすくはなりましたよねって、アレ……ガーゴイルですよね?」


 タマエが言う視線の先にはかなり弱々しく飛んでいるガーゴイルですが、下の部分が殆ど繋がっていない様な状態でふらふらと一応飛びつつも満身創痍に見える状態。


「とどめ、さしてあげましょうか」


 そういうと精霊がちょっとだけ強く肩を蹴って上にふわっと飛び上がりその勢いのまま一度天井にピタッと手を付け一瞬だけ張り付くように止まると、そこからは電光石火。


 パリッという音を置き去りにするぐらいの速さでライダーキックをガーゴイルにかますと、千切れかけていた下の部分がそのまま落ち、そのまま浮き直す事もなく、ガラガラと土塊にもどるように壊れます。


「とりあえず何に使えるかはわかりませんが、どれもこれも回収と言う事で」

「まあ、そうなるかな」

「ですね」


 ボロッと壊れたガーゴイルをひょいひょいっと持ち上げて、ポイポイ投げる先には自分のリュックがあって、旨い事タマエがサポートしつつ倒した三体の死体をそのまま仕舞う形に。一応アースラットだけには解体の魔法をかけて少しでも使い易い状態にしておく形にしましたが、とりあえず初戦闘は殆ど戦闘というよりは魔法の試し程度の形になりましたが、無事に終わります。





この腕輪便利過ぎるぅぅぅ。。。

たまーに散歩するので、欲しいです。ついでに雨風からもまもってくれるとなお嬉しい。。。あー、でも日傘が今はあるけど……風が全方位から守ってくれるのであれば……傘も必要ないかな??紫外線は流石に風じゃガード出来ないか……。。。


足もとすれすれをスパッと。。。


ダンジョンでさらっと使いましたが、コレ多分異世界転生ものとかで覚えたら、対人戦においてはかなり強力な気も。

風とか水は火とか土よりも応用がききやすいイメージがるので、自分だったら何がいいかなあ……とたまーに考えますが、とりあえず全部欲しい。


とっても自分が欲張りだと理解しています(笑)



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
全部欲しい。わかります(๑˃́ꇴ˂̀๑) とりあえず、水分大事← 動物も植物も水分がないと死ぬ。 土が使えたら、畑を耕せるし、うまく操れば簡易小屋とか、ゴーレムとか… 火が使えないと、火起こしが…火を…
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