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砂肝のスタミナ炒め と 砂肝のから揚げ


 白いご飯が合うランチはおかわりの声を何度もきくほどには好評で。

 てりたまの味も合うわけですが、冷や汁にもご飯は勿論合うわけで。まあ、がーさんが豆腐の注文をはじめ、周りもそれに倣って注文が増え、いつもよりはかなりゆっくりなランチになったのですが、ちょっとだけいつもと違ったのは食後。

 いつも通りだと「御馳走様」と言いながらお客さん達がどんどん帰っていくのですが、今日はなぜかゆっくりとお茶を飲んでいて、帰る素振りが無い感じ。


「どうかしましたか?」


 長居してもらいたくないとかそういう事は一切ないのですが、何も言わずに居られるというのも不思議な感じだったので、確認をしてみると予想外の答えが。


「どうせ、がーさんが夜は一杯とかいって戻ってくるような気がしてね?」

「そういう空気があるのであれば、私達も帰らずに残ってもいいかなって」

「美味しいご飯がでる?」

「なんならつまみも貰えると嬉しいけど?」


 と、どうやらいつもみたいに帰った後、がーさんが戻って来る気配を察知したという流れでお客さん達が帰らなかったわけですが、思わず両手を上げたのはがーさん。


「ありゃ、今日の夜美味しいモノを作る気配を感じてみんなを送った後に戻ってくるつもりだったのが、バレてたの?」

「いつもよりそわそわしてた」

「ちょっとだけ早口になるのよね」


 そうなの?という話を皆さんがしているのですが、ウチの二人もどうやらソレは気がついていたみたいで、頷きます。


「えーっと、今日の午後のお仕事は皆さん……大丈夫なんですか?」

「ちゃんと食後のお茶が出る前に連絡しているわ」

「大丈夫」

「問題ないです」


 こんな感じで皆さんこのままどうやら残るみたいなので、どうしたものかと考えていたのですが、ノリノリなのは何故かうちの二人。


「雅が美味しいモノを作るという事ですよね?」

「今日のランチを私達もこの後食べながら、更に追加を作るという事ですよね?」


 あー、なるほど。うちの二人的にはランチ終わりの次の品的な感じの理解みたいで、流れで作ってもらえると思っているみたいですが、まあある意味それが通常の流れに違いはなく。


「思いつくであろう品にはビールが合うから、ちょっとみんなでグダグダと喋りながら時間をつぶしておくから、パパっと食べて頼める?」

「まあ、はい。わかりました」


 頼まれたら断るのも変な話なので、とりあえず頷いたらまずは自分達のランチから。


 食べるものは皆さんに出したものと一緒なので問題は無いのですが、自分が何を作るのか知らずに、ただ作る予定のモノを期待されているというのは中々不思議な感じ。

 一応なにか良さそうなものは無いか考えていると、浮かぶ品が。


「なるほど?ビールも合う。あと、ご飯も。って事はコレでいいのかな?」


 ランチを済ませながらいつもの時間みたいに、何を作ろうか考えてみるといい閃きが。


「おかわりのご飯は自分でお願いしていい?」

「勿論です。その顔は浮かんだのですね?」

「是非パパっとお願いします」

「はいはい。あ、追加でご飯の支度、食後に頼める?」

「勿論です」


 思いついた一品を作った場合、ご飯が欲しいといわれそうな気がしたので、二人にご飯お追加をお願いして、思いついた一品を早速作っていきましょう。



 思いついた一品は「砂肝のから揚げ」で、つくねを作るのに入れた具材の一つだったのですが、食べやすい大きさにカットして、とりあえず半分ほどボウルに移動。

 塩、胡椒、醤油、酒、にんにくのすりおろしと生姜のすりおろしを混ぜ合わせて、食べやすい大きさにカットした砂肝に味をしみこませます。

 時間にすると三十分程度は漬け込みたいのですが、ふらっとがーさんが来ると、


「三十分ぐらい?一時間漬けても大丈夫?」

「あー、味が濃くなるだけなので、短くて大丈夫ですよ」

「じゃ、とりあえず…………ホイッと」


 ボウルをクルリと一瞬だけ後ろに回して、手前に持ってくる動作をするだけで三十分の時間をすすめてくれたみたいで、後はこれに小麦粉と片栗粉を混ぜ合わせた衣として油で揚げてあげるだけ。


「って、あれ?コレだけじゃないよね?」

「ええ。まあ、この後に出しますよ。そっちも」

「楽しみにしているよ」


 カラッと揚がった砂肝のから揚げは下味もしっかりとついているので、ビールのお供に最高で。ちょっとだけ味変化としてマヨネーズに七味をぱらっとしてみたり、カレー粉に塩を足してそれをちょっとだけつけてみたり、これ単体でも十分楽しめる状態にして、お客さんとウチの二人に出した後、もう一つの物も作ります。


 もう一品も砂肝を使うのですが、今さっき作ったから揚げも同じ具材としてつかうもので、それとは別の砂肝をさっきと同じぐらいの大きさにカット。

 こっちはこの後炒めるつもりなのですが、炒めだけだと火の通りが悪いので先にお湯を用意して、ある程度中までしっかり茹るぐらいに湯通しを済ませてから、塩と胡椒で下味を少しだけつけておきます。

 一緒に使う食材はニラ、タマネギ。

 ニラの茎の方は短め、葉は長めにカットして、タマネギは好みの形でスライス。

 湯通しした砂肝を先にフライパンに入れ、炒め始めたところにニラの硬い方、タマネギも一緒に入れてしっかりと炒め合わせ、ニラの柔らかい部分と先に作っていた揚げた砂肝を一緒に入れたら、合わせ調味料で味を調えます。

 醤油、ゴマ油、砂糖、酒、コチュジャン、にんにくのすりおろしとほんの少しだけ隠し味としてオイスターソースを入れて、しっかりと混ぜ合わせてから全体にかかるように入れ、しっかりと炒め合わせたら出来上がり。


「なんというか、胃を刺激するような凄く美味しそうな香りが!?」

「厨房に皆さんがゾンビみたいに殺到しそうですが、この香りは!?」


 ウチの二人が香りに釣られ、その後にがーさんが。

 そしてタマエの言う通り、他のお客さんもぞろぞろと。


「砂肝のスタミナ炒めですかね。揚げと茹でが一緒にあるので、食感の違いも楽しめていいですよ」


 これだと銀皮を剥かないでもあまり気にならないので、ちょっとだけ手間を省けるのが助かるところ。

 とりあえずこれで、いいんですかね?







多分、余るかなーって。。。


いや、単純に私が何かを作るとだいたい食材を余らせることが多くて……。

特にこういう砂肝とかホルモンとかパックとかで売ってるので「安いっ」と飛びつき、家に帰って……あれ?予想以上に量ある??……ちょっとつくねで使うなら、もっと少ないモノをスーパーで買えばよかった??


……何年生きているんだい?

……いい加減そろそろ学ばないかい?


白い目で見られそうですね。ええ。。。

で、そういう人が私以外にも……居るかもしれないけど、……ここを見ているとは限りませんが(笑)

余った砂肝を美味しく頂きましょう。


とりあえずビールに合うヤツ(笑)、まあ、私あんまりビール飲みませんが酒の肴になりまっせ。

そして、さらにそれをご飯とかにも合うヤツに

子供だって美味しいモノは食べたい。何で大人のおつまみってあんなに美味しそうに見えるのか……(笑)



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
いるいる。 ちょっと違いますが、一つの半分とかの使い方ができなくて やたら、人参が多いカレーとか巨大こんにゃく(1キロ)を全部使った通常量のおでんとか。 そんなことをやってたのが実父です(ᕑᗢूᓫ∗)…
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