夏野菜とチーズ入りのミルフィーユカツ
さっぱりとした夕食で、昨日の夕食は静かな感じで終わったかに思えたのですが、鳥のササミぐらいしか肉が無いのはもうちょっと食べたかったぐらいの感じにどうやらなったみたいで、ウチの二人的にはお肉欲が刺激されることになってしまったという話を二人から聞く事に。
まあ、自分はあっさり、さっぱり、でご飯無しの豆腐でかなりさっぱりと済ませる事の出来る夕食だったので、お風呂上がりの一杯まで楽しめるぐらいには満足な一日を過ごせた気だったのですが、そうはならないうちの二人。
翌日の朝である今朝はいつもより早く起きられたので、ちょっと外のご飯も食べたい気があったのでいつものパンやスープを買って、ちょっとだけ贅沢な外ご飯な朝食にしたのですが、珍しく二人も早く起きて来て一緒に買出しに行く事に。
好きなパンを買って、各自の朝食が終わるわけですが、ビシッと手を上げるのは精霊。
「今日、作って貰いたいものがあります」
いつもだとどうしようかと悩む時間にリクエストをされる形になりましたが、凄く手間のかかるモノや昨日のランチと丸被りみたいなお客さん達ががっかりするような話で無ければ、ありがたい場合もあるので精霊のリクエストを確認してみます。
「何を食べたいの?」
「お肉です」
「…………」
「ご主人、大丈夫です。先輩もちゃんと考えていますから」
今の流れの何処に精霊がちゃんと考えている部分があった?と言いたくなるのですが、精霊は精霊で早く聞いてくれと言う顔をしてきます。
「えーっと、もう一度聞くけど何を作って欲しいの?」
「ガツンとお肉を感じるモノがいいので、カツみたいな感じがいいです」
「カツね。カツ。うん、なるほど」
タマエの言う通り、ちゃんと聞けば一応の答えは帰ってきましたが……なるほど、カツか。
そのままトンカツも偶に出すにはいいと思うのですが、なんとなくちょっとだけさっきの態度もあってか癪に感じている部分もあって。
少しだけカツをカスタムした形にしてもいいような気が。
「とりあえずカツにするなら、ご飯の支度が必要だね」
「ですね。お手伝いは要りますか?」
「んー大丈夫かな。いつも通りゆっくりしていて」
「分かりました」
色々と言う程あれこれするつもりはないのですが、ココに居ると余計なものを足さないで欲しいと言われそうな気がしたので、ここを出て貰う事に。
そして、まずはご飯の支度をはじめいつも通りに水を張って後は浸水させてから炊飯のボタン一つで炊ける状態に。
「さてと、カツにボリュームを持たせればいいわけだから……あー、そうか。よし、具材をちょっと足すか」
思いついてしまえばなんてことはないのですが、いざ頭の中で考えてみると見た目がかなりボリューミーになりそうなことに気がつきます。
「まあ、やってみるか」
カツを作る訳なので、勿論メインは豚肉なわけですがロースの薄切り肉か豚バラ肉の薄切りを使います。
次にナス。通常の形のナスでもいいのですが、じゅわっと肉を感じさせたい場合は水茄子みたいな肉厚なナスを使ってみるのもいい感じ。
あとはズッキーニやパプリカ辺りの所謂夏野菜と言われる食材を使っていく予定ですが、あまりあれこれと入れすぎると水気もかなり出てしまうのでせいぜい三種類ぐらいまでがギリギリいい所。
ちょっと今回は分厚くなりすぎる形ですが、多少はまあいいでしょうという事でこれでもかなりギリギリな感じを選んでいます。
ナスはヘタを落としてから縦に薄く六枚から八枚ぐらいに切って、お肉と同じぐらいの厚さで用意、ズッキーニとパプリカですがズッキーニはギリギリ輪切りを薄めにきれば間に挟むことも出来るのですが、あえて今回はパプリカに寄せて千切りに。その為、パプリカは黄色とオレンジの色を使うのですが、ズッキーニに合わせた少し厚めの千切りにするので種とワタを取って、切りそろえます。
「これぐらいで具材は……っと、チーズを忘れていたか」
なくてはならないという訳ではないのですが、あると嬉しいのはスライスチーズ。
これが入ると食べた感じが強く出てくれるので、出来れば用意したい所。
「よし、あとは重ねて……」
切った食材を後は重ねていくのですが、型崩れが心配な場合はクッキングシートの上などでやっていくと失敗しづらくなるので、ちょっとだけその辺りは大変な所。
後で衣をつけるので、シートの上に少し多めの小麦粉を敷いてからその上にまずは豚肉を乗せます。念の為で軽く塩と胡椒を振って下味をつけてから、次に乗せるのはナス。
出来るだけくっつけたい時は軽く小麦粉をナスにも振ってあげると若干違いがありますが、ダメな時はダメなのでとりあえず乗せて、ナスの上にもう一度豚肉を乗せ、豚肉の上に今度は千切りにしたズッキーニとパプリカを乗せます。
そしてこのままだとバラけやすいので上にチーズをのせて、蓋をするように豚肉を乗せてあげたら出来上がり。
ちょっとした技という訳ではないのですが、一番上と一番下のお肉を少しだけ大きめのものを選んで、脇をぎゅっと固める形にすると崩れにくくなったり、ただ重ねるだけではなく、一周最後にくるりと回すお肉をつけると型崩れもしなくなるので、どうしても崩したくない場合はそんな工夫をしてもいい感じに。
「後はこれをカラッと揚げれば……」
夏野菜とチーズの入った、ミルフィーユカツの出来上がり。
「……思った以上に分厚くなったけど、カツはカツだよな?」
ちょっとだけ心配になってきましたが、今日のランチのメインは夏野菜とチーズの入ったミルフィーユカツでいきましょう。
お肉が食べたい。でも、野菜も少しはとっておきたい。。。
そんなわがままな私の為の一品(笑)
ミルフィーユカツです。
ソースもいいけど、ポン酢も合いそう。
その辺りを狙った一品ですね。
いや、とんかつはやっぱりソースだと思うのですが、大根おろしとかポン酢で食べ始めると……ソースよりそっちを選ぶ傾向に。
ソースじゃなくてもご飯が合うんですよぉ。
……歳をとったという事でしょうか?(笑)
いや、味覚が変わった?
……ソースで今後も食べるようにしようかな?(笑)(何で食べても誰も何も言わないのに)
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