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鶏肉とナスのペペロンチーノ


 ナス麺を食べ終わった辺りでナスの皮入りハンバーグが出来上がり、それも三人ぺろりと平らげ、お昼には少し早い時間ですがゆっくりの朝が終わって、みんなの一日が始まるのですが、起きてお風呂も済ませゆっくりの朝食が終わった後だとそのままぐーたらするのには最高で。


「今日はこんな感じにぐだぐだの一日でいいんじゃない?」

「それを決めるのは雅であって、がーさんじゃないと思いますが?」

「なんでもいいですぅ」


 三人共若干スライムというか猫というか半分液体のようなドロリと溶けたような状態に見えるほどゆるゆるの状態で言ってきますが、ダンジョンはパスとなれば木刀づくりや家でゆっくりぐらいしかやる事は無いので、こういうのもまあ悪くは無いかと思っていると、ピンと一本尻尾を上げたのはタマエ。


「私でも出来るような簡単なランチとか教えてもらえません?」

「また、いきなりだね?」

「何となくですが、朝から美味しいモノを食べたので自分でも簡単で美味しいモノが作ることが出来たらいいような気がしたので」

「別に教えるのは構わないけど、思いついたという事は何かきっかけでもあったの?」


 タマエは自分の言葉に大きく頷き、話をし始めます。


「先輩と一緒にあれこれ見る事も出来るようになって、ネット?を覗けるようになりまして。あれこれ私は私で調べてみたり、遊んでみたり出来るようになったのですが単語が結構面白くて」

「単語?」

「ええ。レンジでチンをレンチンとかみたいな感じの、略語と言うんですかね?」

「それは分かるけど……ほかに何かあった?」


 パッと浮かぶ略語なんてそんなに多く感じなかったので、聞いてみると色々と出て来るもので。


「他ですと、ホットケーキミックスを『ホケミ』とか『HM』。後はクリームチーズも『クリチ』もそうですし、生クリームも『生クリ』とかで、面白かったのは『ギョニソ』ですね」

「あー、魚肉ソーセージ?」

「ですです。他だと……味付けも結構皆さん略していますよね。ツナマヨとか、オイマヨとか、調味料を知れば何となく分かるようになるのですが、最初は結構そういうもの?って思っていて」


 言われてみると、意外と略していて自分も便利に単語を使っていることに気が付くわけですが、タマエが今回気になった略語は今言ったもののどれかでもなかったみたいで。


「今回気になったのは『ワンパン』です!」

「あー、ワンパンね」


 自分が大きく頷いたのですが、精霊やがーさんはどうやらピンとこなかったみたいで、単語を口に出してみます。


「ワンパン?って事はパンチ?」

「……ぶん殴る?」

「二人共、シャドーボクシングはしないでいいですよ?」

「え、でも?ワン……パンチ?」

「わんわんだと犬かと思ったけど、ノックアウトの間違い?」

「いえ、料理だって先にタマエも言っていますからね?」

「あー、言われてみれば」


 微妙に分かっていなかったみたいなので、出来るだけの軌道修正をしたいと思ったのですが、休日で雑な朝食だったというのもあって朝食はいつもの席よりはかなり厨房寄りだったのもあって、すぐに現物のパンを持って見せる事に。


「えー?」

「ああ」


 精霊が驚き、がーさんは納得の顔になったのですが、持って来たのはフライパン。


「ワンパンはフライパンひとつで作れる料理だよね?」

「ですです。洗い物が少なく済むのと、一人暮らしならこれをお皿代わりに……とずぼら飯にも出来ると」

「なるほどね」


 こんな感じにグダグダ喋りながらもワンパン料理を作ってみたいという事だったので、ランチまでに少し時間を貰って、なにかを作ってもらう事にしたのですが少しだけ面白い事になったのはこの後で、微妙に精霊がおたおたし始めます。


「後輩が私より先に、ここを出るつもりですかね?いや、でも雅が居るから一人で勝手なことは出来ない……ん?でも、精霊付きでもあるから動くことは出来ない訳でもなくて……」


 と、何やら悩んでいるみたいでしたがタマエでも作れる料理を頭であれこれ考えていると意外と時間は早く過ぎてしまうもので。一時間ちょっと休憩をしたのですが、作るモノも決まって作り方を軽く説明し始めると、何故か熱心に精霊やがーさんも聞いて来ることに。


「各自で今日は作ります?ここの調理場広いですから、多分問題ないですし」

「是非!」

「やってみたい!!」


 結局四人並んで同じ料理を作る事になったのですが、材料の支度は面倒なので各自ではなくこっちで先に一人でやってしまう事に。

 朝からあれこれとナス料理を作っているのでかなりナスは減った訳ですが、まだ少しナスがあるので、一人一本か二本を使う形で使う事に。


 考えている時間もナスの皮を使ったあれこれはみんなで食べていたわけですが、ナスの皮だと分かっていても味が良ければ手が出るという事が分かったみたいで、もうちょっと塩揉みが食べたいと言ってくれたので、ランチ用のナスも全部ではないのですが、三カ所か四か所の皮を剥いて、その後にヘタを落としてから乱切りに。少しだけアクを抜く為と変色を防ぐために水に入れておきます。

 ナスの皮は先に作った塩もみやピクルスもどきに変身させることにして、次の具材をカットするのですが、メインに選んだのは鶏肉。

 火の通りを気にして小さくカットという訳ではないのですが、食べやすい大きさの方がいいので、一口大よりは少し小さいぐらいにカットがいい感じに。

 そして今日のメインになるにんにくのみじん切りを済ませて、あとは好みの唐辛子も輪切りにして中の種を抜いてあげれば、準備は完了。


「じゃ、作りますよー」


 少量の油を敷いたフライパンに鶏肉を皮目から入れて、火にかけます。

 香りよく行きたい場合はローズマリー辺りを一緒に入れて鶏肉に香りを移してもいいのですが、無くても大丈夫。

 ある程度鶏肉に火が入ったことを確認して、乱切りにしたナスを入れてナスにもしっかりと焼き色を付けていきます。ココで塩と胡椒をパラりと振ってちょっとまずは味付けを。

 どっちもしっかりと焼けて、いい感じと思える状態になったら一度上か下かに焼いた鶏肉とナスを移動させ、片側に油を寄せてその中にニンニクと唐辛子を入れて少しだけ弱火で香りが立つまでまってから、全体にニンニクと輪切りの唐辛子を混ぜ合わせます。

 しっかりと混ぜ合わせたら、お水を入れて更に一度塩をぱらぱらと味付けと言うよりはパスタ用の塩という感じ。

 しっかりと沸騰したことを確認したら乾燥パスタ麺を入れるのですが、フライパンの大きさによっては一度パキッと折って麺を半分にした方が入りやすい場合も。食べてみると長さがいつもより短いと感じますが、味の話で言えば変わりはないので強いこだわりが無い場合は折ってしまった方が楽かな?

 後は水分が飛びながらもパスタがしっかりと茹で上がるので最後に水分を飛ばし、全体をさっくりと混ぜ合わせたら、出来上がり。


「後は好みでチーズを掛けてみたり、辛さを足すという形でタバスコを掛けてみたりもありかな?」

「ナルホド。行儀は悪いけど、このまま今日は食べても?」

「んー、お客さんに使う奴じゃないからオッケーかな?」


 調理場にはかなりの量のフライパンがあるので、お客さんに出す料理をつくる調理器具だといくら洗うと言っても念の為があったのですが、そう言う事を気にしないという意味ではこのフライパンのまま食べる事が悪いハズもなく。


「引き取りでいいなら、どうぞ」

「じゃ、このまま鍋敷きでも敷いて食べるかな」

「ではこのままいつもの席で食べますか」




ナスが続きましたね。

そろそろいいかな……。自分で決めているつもりなのに続いちゃう(笑)


野菜のランキングをたまたまテレビで見たのですが、一位はキャベツだったのです。。。

ナスも私の好物であるタマネギも……ジャガイモもトップ10には入っていたけど一位じゃなかった。。。


いや、キャベツ嫌いじゃないですけどね?

そうかー。。。まじかーって感じに。



自分で作る料理って何というか一段階上になるんですよね。

多分自分の味に塩や胡椒や醤油を掛けられているからだと思いますが、出来る事が増える事に悪い事は無いと思うのですが……こう暑いと……ね。。。

素麺ぐらいがやっぱりいいかなぁ。。。でも、食べないと回復しないから。。。

うぐぐぐぐです(笑)



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
こだわりが無い場合は居ってしまった方 →こだわりが無い場合は折ってしまった方? チビに好きな野菜はなんですか?とか 好きなおもちゃはなんですか?とか聞かれるのですが 特にこれ!というものも無く、、答…
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