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★ダンジョン23

祝 PV10万回っ!

色々な計測方法があるようで、自分で確認しているのも多少含まれてしまっているかとは思いますが、皆さんが気長に見ていただけているおかげでこんな数字まで来れるとは!

偏に皆様のおかげです <(__)> 

本当にありがとうございます。まだまだ続きますので、どうぞよろしくお願いします

 入ってすぐの部屋のアントをすべて倒せたので、落ちている魔石を拾っていくと結構すぐに量が集まります。


「コレは稼げそうだね」

「油断は禁物ですけどね」

「まぁね」


 塵も積もればなんとやら。極小の魔石とはいえ今のだけで十個以上。部屋は綺麗に敵が一掃出来たので簡単に魔石を拾う事が出来てウハウハです。

 すべて拾い終えて、次の部屋へ向かおうと通路へ向かっていると、部屋の端の方に煙が集まってきます。今まで煙は敵を倒すと出ているので煙だけが見えたことは初めて。思わずそちらを注視してしまいます。すると、煙が集まってぼやぼやと影が中に出来ていきます。


「精霊、あれって」

「ええ。モンスターが誕生しそうですね」


 思っていた通りの様で、煙がパッと晴れたところにはアントが生まれています。

 こんな感じで敵が補充されているのかと目の当たりにしてちょっと感動というか納得というか、不思議な気持ちなのですが何を言ったところで所詮は敵。同じ部屋でボーっとそちらを見ていたのでアントはこちらを敵として認識したようでカサカサと向かってきます。


「やられるつもりはないよ」


 木刀を腰から抜いて構えたらそのまま一撃。

 アントはまた煙になって魔石をコロンと落とします。


「ダンジョンってこういう感じに循環しているの?」

「さぁ、詳しくは知っているわけではないので詳しい人に聞かない事には何ともです」

「そっかー」


 詳しく知っていそうだと思ったのですが、少し当てが外れた様子。

 でも目の前で今の現象が見られたことは結構レアな体験だと思うので、さらに楽しくなって次の部屋へ向かうとしましょう。


 通路にもアントは結構いて、どうやらこの階はアントだらけ。ただ弱いので感覚としては物量に押すような感じなのかなと。

 色々なモンスターが階層ごとに多少強くなりながら配置されているのは何とも人工的な感じがして、本当にゲームを楽しんでいるのと同じ感じ。むしろ体験型のゲームの色合いが強いぐらいで、そう考えるとこの階層は一番弱いモンスターだが数が多いと大変という事を思い知らせる為なのかなと推察もできます。

 今も通路のアントを倒して、やっと三つめの部屋に入れるところ。


「一杯いるね」

「ええ。多いですね」


 通路にも出るほどなので部屋の中にはギッシリと言っていいほどアントばかり。もしかしたらモンスターハウスよりも多いのではと思う程ですが、それでも一撃で倒せるので怖さはありません。

 部屋にはアイテムも落ちているようで、落ちているのはやはりビン。見える範囲のモノは青色なのでぜひ拾っておきたい所。

 周りのアントをちゃちゃっと蹴散らしてやっとビンが拾えます。


「青色のビンも飲んでみたいよね」

「色的にはキツそうですけどね」

「そう?青だとブルーハワイとかソーダを想像するから結構おいしそうなイメージだけど」

「ブルーハワイ?とは何でしょう?」


 あー、かき氷でそう言うのがあるのですが食べたことが無いと想像が出来ないのも仕方ありません。味を説明するにもシロップなので甘いとしか言えませんのでちょっとこれは困った所。


「今は説明が難しいから帰ってからでいい?」

「やはり食べ物なのですね。うむむむ、気になりますが敵も居るので仕方ないですね」


 精霊も気を使ってくれたのか一回諦めてくれた様子。

 拾ったビンを風呂敷に入れて倒した敵の魔石を回収して、次の部屋へ向かおうとしたのですが、今までとはちょっと雰囲気が違います。


「この通路おかしくない?」

「変ですね」


 精霊も言うのでやはりオカシイのは次の部屋に向かう通路。倒しても倒してもアントがこちらへ向かってくるのです。そして前にばかり気をつけていたのでいきなりの後ろからの一撃を食らってしまいます。

 あの顎でがぶりとやられたらかなりの痛みを伴うのを想像したのですが、最弱と言われるアントの一撃。ローブを噛み切る事も出来ずローブの端をガジガジと噛みつき、ダメだと思ったのかそのまま体当たりをしてきたので痛みは殆どなく、ほんの少しよろける程度で済みます。

 後ろを向いてその一匹を倒したら、何匹も来る前からのアントの処理。こちらが進むよりも先にアントがどんどん来るので足元に魔石が溜まっていくのは後で拾いやすくて好都合。

 ただ、それも永遠に続くことは勿論ないのである程度したら打ち止め。

 結局十匹以上アントが出続けたのでしっかりと倒したら魔石回収。


「今のは何だったんだろう?」

「もしかしたらというのがありますが、聞きますか?」

「あー、折角だから聞くのはよしておく」

「では、気をつけて」


 今のやり取りで何となく精霊の言いたい事は分かります。

 木刀を仕舞わずに構えたまま通路を抜けると部屋は罠の薄い赤色が少しと弓と緑のビンのアイテム。そして真ん中にドンと構える様に居るのはかなり大きい一匹のモンスター。

 ちょうど通路がギリギリ通れる程度でしょうから、自分よりも大きいソレはこちらを見つけると目を細めて狙いを定めるような感じ。


 ブルッと今までにはない寒気を感じて前に出ずそのまま一歩下がったのですが、少し遅かった様で何かの攻撃を食らった模様。というのも早すぎてこちらはその攻撃を理解できませんでした。


「次が来ますよっ」


 精霊の言葉に正気に戻って、ギュッと木刀を握りなおすと木刀に重さがいきなりかかります。グッと堪えて重さに抗うとその正体がよくわかります。

 木刀には口元から伸びている舌がベタッとついていて引っ張られています。


「こいつは!?」

「アントイーターです」


 アリクイか。って事はあの舌がべとべとしているのも頷けます。

 そしてアントがこちらへ向かってきていた理由も分かります。こいつに食われるからでしょう。

 痺れを切らしたのかどういう原理なのか全くわからないのですがいきなり木刀が軽くなってアントイーターがまだこちらを睨んできています。


「どうやら逃がしてはくれ無さそうだね」

「の、ようですね」


 ココに来て強敵登場?というのでしょうか。ちょっと浮かれていた空気は何処へやら。

 ちょっと大変な事になってきました。





今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
[一言] おめでとう! 凄いぞー!
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