松茸の素焼き
明日からまたダンジョンになります
ご飯は少しの間お休みですね
ダンジョンも変わらず楽しんでいただければと思います
本日も読んでいただきありがとうございます m(__)m
昨日の夕飯はあれから結構色々で。
土瓶蒸しを作っても使う量はある程度決まっているので残ってしまったのですが、
「折角だから好きに使って」
という言葉を頂いたので、皆でそのまま今すぐに食べることに。
下準備はさっきと一緒でマツタケの硬い部分を落として、ボウルなどで優しく水洗い。
あとはカサの部分に包丁を軽くいれて、手で二つに割きます。
もう一度傘の部分に包丁を入れてこれは後で割くとき用。少し高い位置から塩を全体に軽く振ります。一分少々待つと水分が表面に浮き出てくるので、それが合図。
アルミホイルなどで器を作ってオーブントースターへ。
五分前後トースターで温めると塩を振った時とはちょっと違う水分がまた下に出て来るので、それが出たらまさに今!
「できたっ」
ホイルごとお皿に乗せて、ちょっと生焼け?程度に見えるのですがコレがベスト。
後は各自自由に食べてオッケー。
スダチをかけるもヨシ、そのままもヨシ。味としてほんの少しの醤油もまたヨシ。
「秋を感じるねぇ」
「ですねぇ」
「悪くありませんが、匂いが凄いぐらいですが?」
「あー、精霊?食べ物は基本的には匂いじゃなくて香りね?」
「ん?何か違うのですか?」
違いの説明は、自分も聞いたのでちょっと懐かしく、得意げに語れそうです。
「えーっと、コレはマスターの受け売りなんだけど、匂いは元々悪い物や臭い物に使う言い方なんだ。アレは変な『匂い』とか、ちょっと何かが『匂う』のようにね」
「なるほど」
「で、逆にイイものが『香り』になるわけ。えーっと、例えばだと花のいい『香り』とか、おいしそうなご飯の『香り』とかね」
「ほほーぅ。という事は雅たちの世界での『どうが』や『てれび』というものなどの言葉は間違っていると?いう事ですか?」
「いや、そうとも言い切れなくてね。凄い事に日本語は常に進化しているんだ」
「え?言葉が、進化ですか?」
そう、そこが日本の凄い所であり難しい所でもあるのです。
「そう。昔は違う意味だったとしても、今はそれが通じる様になって逆にそれが正しくなるという事もあるんだ。だから、今はこのマツタケもイイ『匂い』といっても問題が無いわけ」
「んー、なんというか厄介ですね?」
「まぁね。でも、マスターも自分も分かりやすい話だったし、どちらを使ってもいいのが今だから、そのままイイモノは『香り』で悪いものを『匂い』と表現するようにしているんだ」
「なるほど。だからこそ、さっきのような言い方になるのですか」
「そう。まぁ、そこまで目くじらを立てて怒ることはないけど、気をつけられる範囲で言葉は気をつけるに越したことはないからね」
そんな話をしながら、松茸の素焼きを楽しむ夕飯はかなり楽しくて、がーさんに明日またダンジョンに行くと伝えても、楽しんでおいでと返事をもらうだけ。
そんな夕食だったので、時間が過ぎるのは早く今朝は起きてみると、結構寝坊した感じの時間。
「ふぁあああ、よく寝た」
よく寝たというよりも、よく寝過ぎたという感じですが、起きればいつも通り。
今日はダンジョンにまた入るつもりなので、気合を入れるとばかりに軽く水浴び。
それが終ったら朝食で、勿論いつも通りに簡単に済ませていると、
「おはようございますぅぅ」
ちょっと眠たそうな声の精霊が起きたようです。
「おはよう。食べる?」
「ええ、もひろふでふ」
あくびをしながら答えたのか、間延びした返事。昨日も楽しい夕食だったので、僕としても言う事は無く。精霊の分を用意したら、片付けを後回しにして今日の準備。
持っていくものはこの前とあまり変わらず。携帯食料はお肉とバーの二種類で、勿論今日も水筒も準備。前回と違うのは木刀が前回は一本でしたが、今回は三本。
そして、着ている服の上からローブを着てみることに。
「おおぉ、凄い。暑くないけど、寒くも無い?」
「ええ、そのローブかなり凄いみたいです」
「あ、そうなの?」
「多分ほとんどの攻撃は通らないぐらいには強いみたいですよ。色々と試してみたいですよね」
「だね。今日も楽しもう」
道中で色々と話は聞けそうなので、ローブについては都度精霊に教えてもらうとして、精霊も朝食が終った様なので、先に片付けをしましょうか。
朝食の片付けをして、水筒の中身を確認して。
いつもの様な指さし確認。ギルドカードヨシ、武器ヨシ、防具ヨシ、腕輪ヨシ食料ヨシ、飲み物ヨシ。
ダンジョンに入る為に一番大事なギルドカードに指をさし、三本の木刀に指をさし、着ているローブに指をさし、前回のアタリだった腕輪を指さし、風呂敷リュックになる前なので干し肉とバーが置いてあるところを指さし、水筒は念には念を入れて一度開けて中身が入っているのを確認するようにしてから指をさします。
準備は完了。
やる気も漲っているので、今日も楽しめそうな予感です。
「よし、行こうか」
「ですね。今日も必要な解説を頑張りますね」
「「れっつごー」」
そんな感じで家を出て、ダンジョンの入り口へ。
この前とは別の人でしたが、入り口に職員さんが居るので声を掛けて、カードを渡して確認をしてもらうと、この前と同じように促されるままドーム状の中へ。
「あれ?こんな感じだったっけ?」
この間はだだっ広い感じでポツンと階段があっただけだったのですが、今回は少し違います。階段の位置がまず少し違い、左にずれているような?
そして隣に看板?のような何か不思議なものが立っています。
近くに行ってそれを確認してみると、いきなり強い光が。
「おおぅ」
思わずビックリしてしまってそんな声が出てしまいましたが、強い光なのですが眩しいという事は無くて、目が開けられます。そして何となく覚えのある空気。
「もしかして、ここって」
「ええ。多分ここは大丈夫だと思うので声を出させてもらいますね」
精霊も安全と判断したのか、声を出してくれます。
「ここは、転移装置?」
「だと思います。すぐそこで見ていましたが、その看板に数字を入れればその階層から出発が出来るのではないかと。ただ、転送装置などの階層は変わらずだと思うので、前回と一緒の所を行くか、先に行くかは雅に任せますね」
「んー、装備を試すという意味では前回と一緒の方がいいけど、このローブもかなりいい物みたいだし、腕輪も気になるから六階からかな」
色々と楽しみな二回目のダンジョン探索。
今回もどんなことが起こるのか、色々と楽しみです。
今回も読んでいただきありがとうございます
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誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません
改めてありがとうございます
毎日投稿頑張ります




