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豚肉と白菜のミルフィーユスープ&トンカツ

★ダンジョン3が抜けていたようです

昨日二度目の修正をさせていただきました

一応抜けていた話を気にせずとも違和感などは少ないようなのですが、戻させていただきました

読んでいただいている方々にはご迷惑をおかけしました

今度こそ修正は完全に終わっているはずです(念の為確認済み)

何かありましたら、お気軽にコメントください

 起きるといつも通りの朝。昨日ダンジョンに行ったのが夢だったような気がして部屋を見渡すと、腕輪を台座にした形で魔石が一つと隣には宝箱。

 それを確認すると、やはり昨日のダンジョンが夢ではなかったことを実感します。


「よし、起きるか」


 起きてしまえば後はいつも通り。顔を洗ってしっかりと目を覚まして朝食を。

 厨房に行って、いつもと変わらないコーンフレークとグラノーラを合わせてのゆっくりな朝食を。


「おはようございます」

「おはよう、精霊。今食べるなら用意するけど?」

「お願いしますー」


 精霊の分もぱぱっと用意して、ゆっくりと朝食を取りながらお昼を考えることに。


「体調などはどうですか?」

「別に問題ないよ。昨日ギリギリまで魔力は使っちゃったけどそれも回復しているし」

「それは良かった。疲れていたらお昼が微妙にならないかと心配でした」


 それは、僕の事よりもお昼の心配をしていたという事かな?

 まぁ精霊らしいっちゃ、らしいので咎めることはありませんが、嬉しいような悲しいようななんとも言えない感じ。

 ただ、忘れていたわけではなく思い出した感じでお昼の事を考えないといけないですね。

 とりあえず朝ごはんを済ませてから、冷蔵庫と向き合う事にしましょうか。


「今日、なにつくろう」


 色々と作りたくなるものは浮かびますが、週の初めなのでちょっとガッツリ系が自分としては食べたい所。

 思い付く品が一つあったのですが、一人でそれを作るのは少し大変そう。


「そう言えば、昨日宝箱は開けなかったのですよね?」

「そうだよ。部屋に置いたまま」

「お肉かもしれないのに大丈夫ですか?」

「え、あー。どうなんだろう?」


 言われて気が付いたのですが、宝箱は早めに開けた方がいいかもしれないと思った時に思い付きます。


「精霊、ナイス!作り置けばいいんだ」

「えーと、雅?作り置きをお昼に食べたいとは思えないのですが?」

「いや、作り置きだけど、作り置きじゃないから大丈夫」

「なぞかけですか?いまいちよく分かりませんけど」


 精霊も不思議な感じになっていますが、自分の食べたい物が作れるお昼になりそうなので、こっちとしては万々歳。

 ただ、それだけだと少し寂しいので先にスープになるものを作ります。

 メインはもう少し後でゆっくりとやるとしましょう。


 という事で、まずはスープを作ることに。

 使う材料は豚バラ肉と白菜の二つだけ。と言いたいところですが、今日は大根も使って少し贅沢な感じに。

 白菜をまずは一枚ずつ剥します。剥した白菜の上に豚バラ肉を乗せてその上に白菜を置いて、また豚バラ肉をと4.5回重ねたら、五センチ程度の幅で切ってそれをフライパンや鍋にぎゅうぎゅうになるように置いていくだけ。

 後はここに水、塩、少量の出汁を加えて火にかけて白菜が柔らかくなれば出来上がり。

 コレだけでも十分スープとしても美味しいのですが、今日は大根をおろしにして上に乗せて、柚子胡椒やポン酢を添えてスープとして出す予定。

 大根おろしは普通に大根の皮を剥いて、おろし金でおろすだけなのでパパッとやってスープの準備は完了です。


「美味しそうな香りですね」


 スープが丁度いい感じに煮えた頃、精霊がふわりと寄ってきます。


「豚肉と白菜のミルフィーユスープ、簡単で美味しいからいいんだよね」

「味見をしましょうか?」


 嬉々として、精霊が言いますが量が丁度ギリギリなので今はパス。


「味見はなしで」

「ぶーぶー。昨日あんなに色々とサポートしたのにー」

「それは凄く感謝しているよ。でも、コレはダメ」


 スープがとりあえず出来上がりそうなので、早速作り置きを作ろうとは思っているのですが、多分この様子では精霊は我慢できないでしょう。

 冷蔵庫を覗いて、お目当てのお肉を見つけたのですが、お肉はかなり多めにあります。


「わかった、コレから作るもう一個の方は少しあげるからソレで我慢してね?」

「もう一個という事はさっき言っていた作り置きですか?」

「だよ。と言っても今すぐやるわけじゃないんだけど……」


 目は無いハズなのですが、精霊がキラキラとした目でこちらを見ている気がするのは何故でしょう?

 昨日のダンジョンでも感じなかった凄いプレッシャーを感じるのは何故でしょう?

 あまり体験したことのない凄い圧に屈して、早速作らないといけない空気に。


「もう少し待てない?」

「待てません!」

「我慢しない?」

「我慢できません」

「さっき朝食食べたよね?」

「アレはアレ。コレはコレです」


 精霊はどうやら我慢が出来ない様子。

 ちょっとお茶を濁すような浅漬けでもと一瞬思いましたが、多分ダメだという結論にすぐに達してしまったので、作り置きを作ることに。


 使うのは豚のロース肉。

 本当は一気にまとめてやりたかったのですが、一人前だけ先にやるとしましょう。

 はじめに準備するのは油をたっぷり入れた鍋と衣。

 卵を溶いたボウル、薄力粉を入れたボウル、パン粉を入れたボウルの三種類の準備も忘れずにやったら、次はお肉。

 ロース肉のスジを包丁で切って、麺棒などで叩き肉を柔らかくします。

 ある程度柔らかくなって来たら両面に塩コショウで軽く味付けをして、薄力粉、卵、パン粉の順番で衣をつけて、170度の油でカラッと揚げるだけ。

 しっかりと叩いて、厚さを均等にしてあげれば大体五分位でいい感じに揚がります。

 油をしっかりと切って、肉を少しだけ休ませて中までしっかり火を通したら出来上がり。


「カツ、切ろうか?」

「お願いします。あとさっきのおろしももらいますね?」


 ちゃっかりしている精霊のつまみ食いと言うよりはブランチの様な食事。

 それなりの大きさの一枚だったので、自分も二切れ程頂くことに。


「え?雅も食べるのですか?」

「味見だからね」

「私の取り分が減るので、遠慮しませんか?」

「致しません」


 くだらないやり取りを少ししながら、お昼前の味見はかなり美味しいものでした。





今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

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― 新着の感想 ―
[一言] ああ食べたい。 ぼちぼち白菜の季節ですねぇ!
[良い点] 精霊と雅君の掛け合い漫才❣️やっぱり〜楽しいですね。しっかり日常がかえって来た感じです。精霊の食欲も二割り増しぐらいで復活して何よりです。
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