★ダンジョン7
お詫びになっているのかは怪しいのですが、一日分のズレ(★ダンジョン4&5)がありました
原因としては★3が抜けていたようです
楽しんでいただければと思います
カウンターには男性職員が居て、何故かそこにはザルが置いてあるように見えます。
「換金をお願いしたいのですが」
「畏まりました。魔石をこちらに置いてください」
言われた通りに言われた場所に魔石を置いたのですが、置いた場所はさっきのザルの上。
「では、確認しますね」
二個のザルをまずは持ちあげて、横に置いてからザルを左右に何度かふるいにかける用にしてからザルを持ち上げると、一個引っかかる魔石が。
あれは赤色のスライムのちょっと大きい魔石だ。
その後もふるいにかけるようにしてカウンターの上には三種類のザルだけが残されます。
「えーと、中が一つと極小が七つ。小は無しですね」
実際はもう少しあの極小があったのですが、食べさせてしまったので無いのは言うまでも無く。
「あの、魔石は換金する以外には使い道ってないのですか?」
「いえ、一応魔石を使う道具などの燃料や肥料、あとは従魔の餌などにもなるので換金をしないという事も出来ますが?」
「あー、それだったらその少し大きい魔石は持ち帰ってもいいですか?」
「ええ。初めての討伐記念で石を持って帰る人もいっぱいいますので、問題はありませんよ」
これで心置きなく持って帰ることが出来そうなので、小さいものだけを換金することに。
「極小が七つなので銅貨7枚ですね」
「はい、確かに」
魔石とお金を交換すると、職員さんが隣を指さして、
「鑑定はあちらです」
「ありがとうございました」
お礼と会釈をして、隣へ移動。
「鑑定はここですか?」
「ええ。鑑定してほしいものをここの上にお願いします」
言われたあとに出されるのはパン屋さんなどでもよく見るトレイ。
その上にモノを置いてくれという事みたいなので、背負っている風呂敷リュックを一度下して、拾ったアイテムを出していきます。
結構凄い蛍光色の液体が入った瓶が八本。ついさっきの最後に拾った腕輪が一つ。
ビンとは言っていますが、形としては試験管のような感じで蓋はコルクの様な物で閉められています。八本の内五本は同じ色で緑の蛍光色。赤い蛍光色が一本と青い蛍光色も一本あって、最後の一本は紫。
「お願いします」
トレイをそのまま渡すと、カウンターの奥にあるアレは……アレってあの空港とかにある、手荷物検査機?
トレイを乗せたコンベアが動いていき機器の中を通り過ぎると、ビンにはラベルが貼られていて、腕輪にもタグが付いています。
「コレは珍しいですね」
職員の女性が少しビックリしたように驚きます。
それをのぞき込むように見ようとしたのですが、すぐに察してくれてトレイをこちらへ。
そこに書かれているのを読むと、
「罠見えの腕輪?」
「ええ。コレをつけていれば罠は全て見えるはずです。ダンジョンに行く人たちにとっては凄くうれしいアイテムですね」
おお。もしかしたらこれで足元を照らさなくてもいいかもしれないので、魔力節約にもなるので嬉しい限り。
「ビンの方は普通の物ばかりですね。今回初めてですか?」
「はい。なので、説明などがあれば教えてほしいのですが」
「分かりました。簡単な説明になりますがさせていただきますね」
トレイを前にして色分けどおりにビンを並べて、職員さんが説明してくれます。
「四種類丁度あるので、一番多い緑系の物から説明させてもらいます」
五本のビンにはラベルが貼られていて、うち三本は何でと思うようなもの。
「緑はダンジョン内で見つけてもすぐに飲んで問題ない事が多いです。ここにあるように塩水や水が殆どで、回復薬もある感じですね」
言われる通りで、水が三本と塩水が一本。そして回復薬が一本と五本の内訳で飲めるものが四本あるのは悪くはないのかな?
「水と書かれていますが、コレ凄い色ですけど……」
思った通りに言ってみると、
「良ければ開けても?」
すぐに頷くと、コルクの様な蓋をキュポンと開けます。すると、緑のキツイ蛍光色が嘘だったかのように真水の色に。無色透明の水になったようです。
「このように開ければ戻る感じです。ただ、塩水も回復薬も色は同じく無色透明なのでどうしてもの場合以外は鑑定をしてから飲んだ方がいいですね」
それを聞いて頷きます。
「因みに他のモノもそうですが、開けると基本的には無色になります。また、開けた後数分で効果は無くなるので、回復薬なども開けてしまっては意味がありません。売り買いは出来ますが、それほど高価なものではないので、自分で使う事をお勧めします」
開けて数分で効果が無くなるというのはよく考えれば凄い事なのですが、その辺りはまあ精霊に聞いてみればいいかなと。
「次からは開けずに説明だけをさせてもらいますよ。赤い蛍光色のビンは飲めない、危険な薬品が多いです。ですが、研究者には必要な様でアチラのカウンターで赤い薬品の引き取りはしています。今回の薬品もそういう意味では引き取りの物だと思われますので、もしよければ売っていただけると助かります」
ラベルにはヨウ素液と書かれていますが、使う予定も無いのでコレは後で隣に売りに行きますかね。
「同じくで、紫は毒系ですね。こちらも研究者が引き取ります。あとはコレを敵に投げつけてダメージを与える方法があるとも言われていますね。ただ毒の種類が分かるわけではないので、窮地に追い込まれた場合の緊急措置として覚えておくといいと言うぐらいですね」
あー、なるほど。そういう使い方も出来る訳か。
考えてみれば、赤いビンもヨウ素液となっていたので、モンスターによってはダメージが与えられる可能性があるわけで。ヨウ素液を入れた水で見るのはでんぷんだっけ?あれ、ダメージじゃないか?
色々と考えることは出来ますが、とりあえず一回置いておくことに。
「最後に青色ですが、今回はハズレのようですがステータス系の薬品です。攻撃力、防御力、魔法攻撃力、魔法防御力、素早さなどのステータスが一時的に上下します。今回は防御力ダウンとなっているので、自分で飲むではなくこちらも敵に投げるなどの使い方がいいでしょう。後は他のビンと同様に買い取りですね」
そんな感じでビンの説明を全て受けたのでお礼を言って、更にカニ歩き。
「あのー、何本か買い取りをお願いします」
「はいよ。そこにおいてくれ」
言われた通りにビンの買い取りカウンターへ行って緑以外の薬品を買い取ってもらう事に。ただ、思っていた以上に値段は付いたようで、赤い物が銅貨五枚、紫の物が銅貨三枚。そして青は銀貨一枚とビンだけで銀一枚の銅八枚。魔石よりもしっかり稼げた感じです。
「またよろしく」
とりあえず、換金も終わってやっと家に帰れそう。
朝からダンジョンに行って帰って来ただけなのにちょっとした旅をしたのと同じような気分なので、旅の終わりの少し寂しい感じも。
慣れてくればそういう事も無いのでしょうけど、今日は初めてだったのでそんなもの。
「あー、家に帰ったら……何か作らないといけないか……」
旅行終わりの母がいつもぼやいていた一言を思い出してみると、自分も同じ言葉が出ます。ただ、少し違うのはうちの母はこういう時に家に帰る前に何処かへ寄ることを父に提案して父は間違いなくそれに頷きます。
そういう相談をする人もココには居ないので、さてはて。
「今日、なにつくろう」
夕飯を考えながら家に向かうとしましょうか。
今回も読んでいただきありがとうございます
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誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません
改めてありがとうございます
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